Violin Sonatas Nos, 3, 6, 9, : Ibragimova(Vn)Tiberghien(P)
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so減七 | 埼玉県 | 不明 | 05/November/2011
新次元を開いた見事な演奏。ベートーヴェンの無名のソナタがこれほど生き生きと鳴り響き、今生まれたばかりのように新鮮な魅力を放射するとは信じられないほど。重厚長大な「大」ベートーヴェンではなく、と言って浅くて薄いとも違う等身大(?)のベート−ヴェンが身近に…。2 people agree with this review
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angelico | 東京都 | 不明 | 07/October/2011
第1集、第2集と比較すると、いまひとつかな。残念です。 クロイツェルは、イブラギモヴァの能力の高さがよく出ていますが、 3番、6番のソナタは、余計な小技があざとくなっていて、せっかくの品を損なっています。ティベルギアンのピアノは正直ベートーヴェン向きとは思えませんが、やはり3番、6番では、輪郭がはっきりせず、ヴァイオリンと比べると、締まりのなさが気になってしまいます。2 people agree with this review
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さが | 愛知県 | 不明 | 17/June/2011
・ヴァイオリン・ソナタ 第6番イ長調 op.30-1 潤いを含みつつも軽やかに、転がったり駆け上がったり散ったりする音が本当に心地よく、ただ聴いていたい。もう言葉は要らない。ソナタ集1,2では、アリーナの情熱を初めて音で強く感じたが、3はそこをフッと突き抜けたような別の躍動感、開放感があった。 ティベルギアン氏のピアノは録音の問題か1,2の時より抑え気味に感じたが、軽いタッチひとつがこんなにも色彩感を描き出せるのか!というほど、音の一粒一粒に色んな表情や趣がある。 二人の質感、温度感、強弱、起伏、全部神業的にぴったりだ。 ・ヴァイオリン・ソナタ 第3番変ホ長調 op.12-3 ティベルギアン氏はこの難曲を軽々と、しかもたっぷり謳いあげ、アリーナらしいしっとりとした高音と、吐息のような弱音が話しかけたり、応えたり…ホールでの二人の演奏対話が目に浮かんでくるようだ。 ・ヴァイオリン・ソナタ 第9番イ長調 「クロイツェル」op.47 あらかじめホールで直に聴いた方の感想を窺い知っていたが…またびっくりさせられた。前回『春』であんなに柔らかなスフォルツァンドを聴かせてくれたアリーナが激しい鋭角のスフォルツァンドを切り込んでこんなに激しくかき鳴らすとは…。ところが第ニ楽章はヴァイオリンの天へ上る高音域と伸びが印象的な旋律だからいつものアリーナの真骨頂! 第三楽章は軽やかに、けれど浮き足立った感じではなくて土を踏みしめて駆け抜けるよう。 「クロイツェル」に関しては特に、ベートーベン(の音楽)を直感した。全ソナタを通して、二人なりの解釈、個性を打ち出してきた中で、最後に持ってきた大作「クロイツェル」ではベートーベンに回帰した…と思うと、前2作で膨らんだ期待を外されたしれないが、まだまだいろんな引き出しがありそうな二人の将来性も感じた。6 people agree with this review
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カバポチ | 神奈川県 | 不明 | 08/May/2011
「ブラボー!」の一言。永遠の愛聴盤になりそうです。7 people agree with this review
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