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Tchaikovsky (1840-1893)

SACD Symphony No, 6, : Furtwangler / Berlin Philharmonic (1938)(96Hz/24Bit remastering)

Symphony No, 6, : Furtwangler / Berlin Philharmonic (1938)(96Hz/24Bit remastering)

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  • ★★★★★ 

     |  岐阜県  |  不明  |  26/October/2023

    いかにセッションといえどあまりに古い録音なのでこのSACDの期待も10パーセントぐらいだったが、とてもいい。さすがにベートーヴェンの7番のような奇跡的音質向上はないが、十二分の音質になった。演奏はもともと素晴らしいのだからこの録音の価値も大きく上がった。

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  • ★★★★★ 

    くまたろ  |  東京都  |  不明  |  10/January/2016

    これはすごい名演奏だ。フルトヴェングラーはこの曲のもつ複雑な感情をあますところなく表現している。その際、奇を衒うようなことはしていない。全体をしっかり見据えたうえで、ほんのちょっとした表現で、この曲の魅力を伝えきっている。だから曲の構築がくずれることがない。リマスタリングのおかげで、戦前のベルリン・フィルの能力の高さもよく分かるすばらしいSACDだとおもう。

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  • ★★★☆☆ 

    古渡 弁蔵  |  北海道  |  不明  |  25/May/2013

    どうしてもスケールの大きい音楽を期待してしまうが、ここでは凡庸な演奏に終始しており、期待はずれでした。録音がよく、まだまだ感動を与えてくれる名演が他にたくさんある。例えば、ジュリーニなんかはいいなぁ。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  31/December/2011

    以前私はこのフルトヴェングラー指揮の「悲愴」をその辺の廉価盤で求め録音年代(1938年)も元々古いことからそう苦もなく聴いてそれなりの感激をしていました。本演奏は爛熟期のフルトヴェングラー(当時52歳)のチャイコフスキー名演だけに何種類も盤があり本盤ズバリの感想ではありませんがメモを入れさせていただきます。何れのCD盤もソース次第で作曲者が例えばppppppとかfffffとか指定した強弱記号の烈しい感情起伏がどの程度再現されているかは別としてこの演奏・・・演奏タイム的には他演奏との比較ではマトモ(タイム@20’09A8’48B9’17C10’18)なもののフルトヴェングラーの場合その間の若干こもった様な音質強奏にも凝縮された当時のドイツ系指揮者の一つの「悲愴」スタイルが聴かれる素晴らしい貴重な記録であります。貧弱な音質の古い録音において時代を超えて蘇ってくるからこそ得られる感動というものもありましょう(セピア色の昔の写真同様・・・)が、仕様変更による音質改善等については東京都の方のレビューなりを参考にされたら良いかと思います。第1楽章は恍惚とした物憂さの内に動かしている緩急は味わい処でしょう。第2楽章は歌い過ぎない優美さが独特の魅力を提示し第3楽章はじっくり運ぶしっかりしたリズムで攻めあげ物凄いピークに向かいますが少しティンパニーの突っ込みに物足りなさを感じました。最終楽章は比較的タイムも感情も思った程引き摺らない演奏で聴き終えた時もう一つ「抉り」が欲しいと感じつつこれがフルトヴェングラーらしさなのかも・・・と複雑な思いをしました。本盤はEMI系?なのですがDG系?には1951年録音(所謂カイロライブ)でオーケストラは同じBPOを振っての盤(同@19’44A9’19B9’49C9’42)も幾つかの種類が出ている様です。それにしてもフルトヴェングラー演奏の手を変え品を変えての盤起しは相変わらず盛んなようですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  27/February/2011

    驚天動地の超高音質SACDの登場だ。これがSP復刻による1938年の録音とはとても信じられない。フルトヴェングラーが遺したチャイコフスキーの悲愴の録音としては、本盤といわゆるカイロ盤(1951年のライブ、DG)の2種が存在し、いずれ劣らぬ名演ではあるが、ライブ録音ということもあり、どちらかと言えばドラマティックなカイロ盤の方を上位に置く評者が多かったのではないかと思われる。しかしながら、今般の高音質化を持って、フルトヴェングラーの魔法のような至芸を鮮明な音質で味わうことが可能となったことにより、私としては、本盤の方をより上位に置きたいと考える。SP復刻に起因するテープヒスは若干あるものの、第1楽章冒頭のファゴットの生々しい音色からして大変驚かされる。第1主題のトゥッティでは若干音は歪むが、それでも既発CDとは段違いの良好な音質だ。第2主題の弦楽合奏は艶やかに響くし、その後の木管楽器の響きも実にブリリアント。展開部も音が殆ど歪まず、金管楽器や弦楽器が見事に分離して聴こえるのは圧巻であり、特に、展開部の終わりにおける低弦の動きが鮮明に再現されるのは驚異的ですらある。ここでのドラマティックな表現は、フルトヴェングラーの面目躍如と言ったところである。第2楽章冒頭の弦楽による厚みのある演奏は、音に一本芯が通ったような力強さが印象的。その後の高弦による艶やかな響きには抗し難い魅力がある。それにしても、中間部を超スローテンポで演奏するなど、第2楽章におけるフルトヴェングラーの表現は濃厚さの極みであり、この濃密で彫の深い表現は、チャイコフスキーの神髄に迫る至高・至純の指揮芸術と高く評価したい。第3楽章は、中間部で、おそらくはマスターテープに起因するであろう音圧の低下があるのは残念ではあるが、全体として各楽器が鮮明に分離して聴こえるのが素晴らしい。特に、後半のトゥッティにおいて音の歪みが殆ど聴かれず、ブラスセクションがブリリアントに響きわたるのは凄まじいの一言。終結部に向けての猛烈なアッチェレランドは、フルトヴェングラーならではの圧巻の至芸だ。終楽章の慟哭のような弦楽合奏の深みのある音は、本高音質SACDを持ってはじめて再現されるものだ。若干の音の歪みはあるが、さほど気にはならない。トゥッティに向けてのアッチェレランドを駆使した圧倒的な盛り上がりは、フルトヴェングラーならではの卓越した至芸であるが、タムタムによる一撃や消え入るような終結部なども含め、既発CDとは次元の異なる鮮明な高音質で再現されるのは見事というほかはない。

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