Piano Concerto No, 1, Mazurka No, 5, : Bunin, Wit / Warsaw National Philharmonic (2009)
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ジョーカー | 福島県 | 不明 | 23/July/2010
ショパン・コンクールのライブとは別人のような演奏。ショパン・コンクールの時の、粗削りだが、若さとエネルギーが爆発したような熱い演奏とは違って、大地に根をおろしたような、完成された一人の大人のピアニストの演奏という感じ。技巧的にも申し分なく、大変に落ち着いた演奏で、24年の歳月を感じます。ブーニンも、もういいオッサンになったんだと思うと変な感じですが。この名曲に、また、名盤が、加わったことは、大変うれしく思います。私は、2枚とも持っていますが、その日の気分で聞き分けていますが、どちらもいいですよ。1 people agree with this review
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a &vマニア | 東京都 | 不明 | 19/March/2010
音楽が開始されてすぐオーケストラは素晴らしく、指揮者は名匠であることを実感する。左右いっぱいに重心の低い堂々たるオーケストラが展開する。地味だが艶のある何ともいえず魅力ある高弦、さりげなくしかしここぞというときには凄みのある低弦、さわやかな管楽器。そして量感豊かな低音、きらめく高音のピアノがスピーカーの中央に定位する。ピアノとオーケストラがシンフォニックにショパンの想念を描くが、1楽章の後半音楽は益々凄味を増し、開始時のテーマが様相を異にする様はまさに壮絶。2楽章も低弦が抉るようにピアノに対峙するなど非常に雄弁。超絶技巧の切れの良いピアノも絶品、その表現には感嘆。聴衆のノイズ、奏者の息遣い、加えて最後の万雷の拍手の音も実に実在感があり、臨場感豊かなすこぶる見事な録音である。2 people agree with this review
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