Symphony No.5 : Jansons / Royal Concertgebouw Orchestra
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 02/August/2018
聴き終わって 皆さんのレビューを読むとそれぞれに首肯ける なるほどそうだなと思いながら さっきわたしが聴いているときに感じていたことを思い出す 葬送行進曲を聴きながら 5番から7番までは”亡き子を偲ぶ歌”との連関以上に同様の精神の下で書かれたのだったと思い出す 生涯マーラーに付いて回った”死”への意識が最も顕著に作品に反映したのがこの三曲だった それは人生最大の成功と幸福を手中に収めたまさにその時なのだ ロマンスや憧れの歌をずっと歌っていられたらどんなに幸せだろう だがそれは無い だからFinaleは第5と第7はお祭り騒ぎと喧騒のうちに閉じる 第6はその裏返しの表現になった マーラーのこの傑作の森にはマーラーの人生観と運命が図らずも刻印された だから聞き手によって 音楽とその演奏の評価もまちまちになる ここではマーラーの管弦楽法を最高の演奏で聴くことができる 即物的な演奏こそ望ましい これもマーラー理解に欠かせない要素だ だからこのヤンソンス盤が第一の名盤ではありえない 誰よりもヤンソンス自身が承知のことだ 整った環境で聴くなら得るものは多々ある あなたも如何0 people agree with this review
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ロマン派 | 新潟県 | 不明 | 05/November/2011
ヤンソンスにはマーラーはむいてないのではないか? 清涼飲料水を通り越して蒸留水のような演奏に感じる。1 people agree with this review
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G.v.Eisenstein | BRAZIL | 不明 | 27/March/2011
先ずはオーケストラの美しい響きに耳を奪われます。このコンビの演奏は実演でも何回か接していますが、実演はもう少し色彩感強い演奏だったような気がしますが。。。演奏も極めてオーソドックス。爆演を期待される向きには不満かも知れませんが、最近歳のせいかそう言ったものを四六時中聴くのがシンドクなってきた私には、演奏/録音とも今後のリファレンスになり得るクオリティを持った盤だと思います。2 people agree with this review
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 22/December/2010
自然体で臨んだ、さっぱり系の演奏。荒れ狂い、強引に聴く者を引きずり倒すようなタイプ(テンシュテットが典型)ではありません。そこが評価の分かれ目でしょうね。個人的には若干の物足りなさは覚えます。豊富な感情と歌謡性を蔵するこの大曲、やはりどこかに「立ち向かう」という姿勢と自分たちが演奏することの「必然性」は感じさせてほしいなあ。ライヴにもかかわらず、オケは驚異的な名人技を見せていますが、ただのショウピースじゃないしねぇ。もっと深刻に、闇から光へのドラマを描いてほしかったという気持ちは否めません。録音は超優秀。全体のレベルは大変に高いけれども、重要なところが一点足りない、そんな感じです。3 people agree with this review
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Pritz Reiner | 香川県 | 不明 | 29/December/2008
久々に安心して聴けるマーラーの5番を手に入れた気がする。多少あっさりしている嫌いはあるが、オケの音色、この曲の持つ緩急・陰陽自在な特徴がよく表現されている。深くのめりこみ過ぎず、純粋に楽しめる出色の演奏と言えよう。1 people agree with this review
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大明神 | 宇野 | 不明 | 19/December/2008
解釈というよりも、もっと単純に音楽に触れる喜びを思い出させてくる演奏である。これこそがヤンソンスとコンセルトヘボウの魅力といえよう。会場の空気感まで伝えてくれる録音も素晴らしい。2 people agree with this review
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筑前守 | 福岡 | 不明 | 17/December/2008
素晴らしい! 無心に楽しむことができます。2 people agree with this review
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zawa | 京都 | 不明 | 02/December/2008
う〜ん、惜しい! 第4楽章のアダージェットが速く、情感に欠けるため、全体として一本調子になってしまいました。他の楽章はいい(第1,2,5楽章)だけに残念です。録音については、このコンセルトヘボウの自主制作盤のシリーズの中(全部聴いたわけではないが)で、私には最も録音がいいと感じました。 追伸:先日の来日の際のドボ8は良かったですよ!1 people agree with this review
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活人剣 | 静岡県磐田市 | 不明 | 01/December/2008
録音もいいし、オケもうまいし、悪い演奏ではないと思うのだけれど…。名古屋の村井さんの「あっけらかん」というコメントに思わず頷いてしまった。0 people agree with this review
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M5 | 東京都 | 不明 | 09/November/2008
マルチ、2チャンネルにて試聴。 前作も凄まじかったが最近のヤンソンスRCOは後世に残る様な名録音といえる。 ライブ故の鮮度感、空間の立体感、楽器の質感、世界の各レーベルの中でも群を抜いている。 よく一発録りのライブでこのようなサウンドが創出出来るのか? その技量にはただただ驚嘆の一言です。2 people agree with this review
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zin | 神奈川 | 不明 | 05/November/2008
いい演奏のようにも聴こえるが、1番同様(6番は好きではないので聴いていない)録音があまりに悪すぎて、まともに評価できない。 オケはちがうが、昨年ヤンソンスがバイエルン放送響と来日した折のマーラーの5番はたいした演奏だった。 録音さえよければ、さぞかしいい演奏なのだろう。 しかしコンセルトヘボウの自主制作盤の音のひどさはなんとかならないものか。 「新世界」も演奏はいいように思うのだが、いかんせん録音がひどすぎて話にならない0 people agree with this review
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徳力 | 東京都 | 不明 | 02/November/2008
第5楽章のテンポが遅いのを除けば良い演奏。言うまでもなくオケの水準は世界トップレベル。RCOがアムステルダムで行うマーラー演奏は作曲者が自ら指揮した場所として、更にはメンゲルベルクと作曲家に繋がりがあったことから特別な意味をもつ。この歴史を重ねてながら聞くのは格別だ。1 people agree with this review
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村井 翔 | 名古屋 | 不明 | 25/October/2008
交響曲は絶対音楽なのか、それとも特にマーラーのものなどは何らかのプログラムを持った音楽なのかというテーマはさんざん論じ尽くされたが、ヤンソンスの指揮を聴くと、そんなことをまた思い出してしまう。たとえばラトルは終楽章について半ばパロディだと発言していて、その解釈に見合った細心の演奏を実現しているが、ヤンソンスときたら全くあっけらかんと鳴らしてしまう。オケの効果的な鳴らし方を心得ている人だし、優秀なトレーナー払底のおり、彼が世界中で引っ張りだこなのも良く分かるが、あまりに能天気かつ緊張感不足じゃないかい。0 people agree with this review
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