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Deep Purple

SHM-CD Concerto For Group And Orchestra -Deep Purple -Royal Phillharmonic

Concerto For Group And Orchestra -Deep Purple -Royal Phillharmonic

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  • ★★★★☆ 

    tasuke  |  新潟県  |  不明  |  28/October/2013

    ピンク・フロイドが「アトム・ハート・マザー」の制作を開始する半年も前(69年9月)に、ライブでオーケストラと共演してしまったスゴい作品。しかも、オーケストラ部分を聴くと、ジョン・ロードが大真面目にコンチェルトを作曲したことが判ります。「イン・ロック」制作時にリッチー・ブラックモアが ”一度でいいから、オレの言う通りやらせてくれ”と言った話は有名です。おそらくはジョン・ロードにとっての「オレにやらせてくれ」作品です。しかも、グループ加入直後に付き合わされたイアン・ギラン、ロジャー・グローバーは何を感じたでしょう。 レッド・ツェッペリンが一貫して古いブルーズを根幹に持っていたことと比べて、ディープ・パープルの音楽背景は多彩、というか複雑です。ブリティッシュ・ビート、ジャズ、クラシック、トラッドの要素を各メンバーが持っています。ここで初演の「チャイルド・イン・タイム」がイッツ・ア・ビューティフル・デイの「ボンベイ・コーリング」の改作であることは、彼らのユーザーであれば知っていることです。ところがコンチェルトのバンド演奏には、そうした「泣き」の部分があまりありません。ひたすらリッチーの弾きまくるパート、ロードの弾きまくるパートがあり、「イン・ロック」のスピード感の布石になっている気がします。 イアン・ギランの安定した音程は、さすがです。彼らの代表作品とは呼べないまでも、「イン・ロック」制作背景として興味深い録音です。

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  • ★★★★★ 

    二葉亭余暇兼  |  不明  |  不明  |  15/June/2009

    1969年9月24日ロンドン・ロイヤル・アルバート・ホールでのライブです。このアルバムが、第二期パープルの1stアルバムになります。  このようなロックとオーケストラとの共演という試みが当時は流行っておりました。ジョン・ロード(key)が主体となって、「メンバーの皆さん俺にもやらせてください」と頼みこんだかどうかは知りませんが、成功例です。 LDなど映像でも楽しめますが、リッチーは、赤いギブソンES-335を弾いています。 スコアーもかなり良いと思います。パープル各メンバーのソロ・パートも気遣ってかどうか分かりませんが、設けてありまして、リッチー(g)もイアン・ペイス(ds)、イアン・ギラン(vo)も結構、その気になって乗ってまして良い感じです。 この後に「イン・ロック」「マシン・ヘッド」とアルバムをリリースし第2期パープルの絶頂期を迎えます。 当時のBritishRock界の雰囲気を忍ばせながらも、作品的価値は現在でもなかなかのものと存じます。

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