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Berlioz (1803-1869)

SACD Symphonie Fantastique: C.davis / Concertgebouw O

Symphonie Fantastique: C.davis / Concertgebouw O

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Showing 1 - 3 of 3 items

  • ★★☆☆☆ 

    ぴんちょん  |  東京都  |  不明  |  15/November/2017

    24bitリマスターCDとシングルレイヤーSACDを聴き比べてみた。 正直同一のマスターテープとは思えない位に違う。 というのはリマスターの方針がまるで違うことに起因するよう思われる。 まず、本盤は楽器の分離がよく、艶が豊かで各楽器のボリュームバランスが良い。SACDらしい優等生である。 対して24bitリマスターはやや楽器がくぐもりがちで録音はデッド、低音楽器の主張の強い録音である。 となればSACDに軍配があがるだろうと言われそうだがそうでもない。 正直近年の幻想録音は艶が豊かなSACD録音は多くあり、今更本録音がその路線で勝負してもそもそも録音技術の差があるので勝てず個性が埋没してしまっているよう思われるからである。例えばヤノフスキ、ネゼセガン、ティチアーティなどを聴いて貰えばわかると思う。 他方、24bitリマスターは録音がデッドであること、低音楽器のボリュームレベルが高いことが良い方にも作用している。弦が切れ味鋭く、驀進するような迫力があるのである。これは近年の録音にもあまりないもので24bitリマスターの美点だろう。それはSACDでは失われてしまっている。似ているのはミュンシュのaltusライブ録音だがあれよりは技術的にもバランスが取れている点でも絶妙なのだ。 というわけで私は24bitリマスターを推すし、本SACDを買うくらいならティチアーティやネゼセガンを買えば良いように思う。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  12/September/2010

    ディヴィスはベルリオーズを得意とし、数々の名演を遺してきた。特に、最高傑作と称される幻想交響曲は、何度も録音を繰り返しているが、その中でも、やはり第一に掲げるべき名演は、本盤の74年盤と言えるのではなかろうか。何よりも、オーケストラにアムステルダム・コンセルとへボウ管弦楽団を起用したのが大きい。管楽器も弦楽器もいずれも完璧なアンサンブルで、若きディヴィスの指揮についていっており、しかも、この当時にオーケストラに顕著に存在した北ヨーロッパならではのくすんだいぶし銀の音色が、演奏に潤いと深みを与えていることを見過ごしてはならない。原典にしたがって、コルネットを活用している点も、ディヴィスのベルリオーズへの傾倒ぶりをあらわしており、本盤は、数々の幻想交響曲の名演の中でも上位に位置づけられる名演と高く評価したい。そして、この名演の真価を究極の音質で味わうことができるシングルレイヤーのSACDがついに登場した。SHM−CD化や表面のコーティングなど、音質向上のための最善の努力がなされており、唖然とする超高音質に仕上がっている。コンセルトへボウ管弦楽団の各管楽器奏者の名技なども完璧に再現されており、弦楽器のつややかな響きも美しさの極み。眼前で演奏会が行われているような錯覚に陥るほどの臨場感溢れる極上の音質に仕上がっている。

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  • ★★★★☆ 

    新宿系歌舞伎町  |  東京都  |  不明  |  30/December/2004

    告白すると、この誉れ高い名盤を今更になって初めて聴いた。録音共々素晴らしい。最新のディヴィスのLSO自主制作ライブ盤の数百倍感動した。

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