J.S.Bach: Goldberg Variations
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おっさん | 神奈川県 | 不明 | 05/August/2010
急速なテンポの部分も明快で混濁せず、爽快な響き。リヒテルがほめるだけのことはある。ちょっと聴くと勝手に弾いているようでいて、実は周到に練り上げられ、整えられているのがわかってくる。バッハ演奏の伝統に縛られずに自由でありながら、結局ちゃんと納得させるバッハになっている。最後まで楽しく聴けて、しかも残るものがある名演。2 people agree with this review
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良い演奏 | 兵庫県 | 不明 | 07/November/2008
こんなに楽しく、面白いゴルトベルク変奏曲は聴いた事がない。技巧は当然素晴らしいが音色の変化がうまい。買って損のない名盤です。4 people agree with this review
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レエル | 不明 | 05/May/2008
透明な灰色のアリアに、ガヴリーロフの意気込みがうかがえる演奏は、バロックに連なる厳密な形式と、指やペダルの動きに対する欲求との結び付きのうえに、成立しているように思える。これは演奏者の内部に混乱や自家中毒を起こしかねぬ代物だが、ガヴはその形式観を、指やペダルの動きへの欲求にさらすことによって、一種シンフォニックなものにしている。また一方で指やペダルの動きへの欲求を厳しく監視する事によって、それを単なる瞬間的印象を超えるものとして演奏に定着させている。読みと技術の冴えが浮き出るゴルトベルクは、グールド以来!1 people agree with this review
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hanapepe | 神奈川 | 不明 | 18/May/2007
二年前に苦労して輸入版を購入。購入当初は毎日のように聴いていました。爽快でスポーティで元気が出る演奏。彼の演奏はどれも音粒が輝いていて美しい。何度聴いても飽きない。平均律はbook1の前半をDVD出していたが、全曲CDも出してくれないかな。1 people agree with this review
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北の火薬庫 | 北海道 | 不明 | 24/February/2007
二人のレビューに引かれ購入。新世紀のゴールドベルグに会えました。「現在のピアノがあるのなら、それを最大限に表現して何が悪い。」という潔い演奏です。グールドが登場した時のような「新鮮感」があります。DGの1000円盤まで知りませんでした。グールドの呪縛が解き放たれていたことを。是非、聞いてください。クラシックは不滅で、バッハも不滅であることが実感できます。次は何が起こるのだろう?1 people agree with this review
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firefox | 雷鳥 | 不明 | 28/October/2006
グールドは現代ピアノの過剰な響きを禁じた。シフは箱の鳴りのレベルでピアノの機能を制限した(DVDは違う)。ヒューイットはフットペダルを制限する。現代バッハ演奏の基本は、ピアノが本来持つ性能を制限する方向で、バッハの音楽の要求する響きを作る。ガヴは違う。この人とレヴィンは、現代ピアノを持つ性能をフルに発揮させて、バッハの音が要求してくる響きを作る。この2人の発想は、常識とされる手法の全く逆だ。ガヴはDVDでも同じ手法で平均律を思索している。評論家で指摘した人は皆無だ。以前H氏のみが言及されていた。2 people agree with this review
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pianomania | 驚きの桃の木 | 不明 | 01/October/2006
バッハを演奏すると、その学習時に、常識では現代ピアノの性能をフルに解放することは禁じられます。この録音で、ガヴは現代ピアノの機能と性能をフルで解放し、それで様式に合うように音をコントロールするという離れ業を聴かせてくれます。バッハ演奏の禁じ手を駆使してバッハを成功させているわけです。超絶技巧を持って初めて可能になる世界。ケンプ以降避けられていた現代ピアノを駆使するバッハ演奏の開拓を試みた画期的な演奏ですね。まあ、バロックはルールを厳密に守れば基本的に何をしても自由なんですけどね。普通は不可能です。2 people agree with this review
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