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Bruckner (1824-1896)

SACD Bruckner: Sinfonie Nr.7 E-Dur (Wab 107)

Bruckner: Sinfonie Nr.7 E-Dur (Wab 107)

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  • ★★☆☆☆ 

    kura-ota  |  不明  |  不明  |  16/March/2015

    本盤にはいささか失望してしまった。ハース稿による録音と言うことで期待していた上に、また4番は素晴らしい出来だったでけに、オケがBPOらしくないのがどうしても気にかかる。もう少しオケがよく響いてくれていれば・・・。と思うばかりである。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  21/March/2011

    ヴァントが最晩年にベルリン・フィルを指揮して行ったブルックナーの交響曲の数々の演奏はいずれ劣らぬ歴史的な超名演であるが、その中でも最高峰の超名演は、紛れもなく本盤におさめられた第7であると考える。ヴァントは、同時期にミュンヘン・フィルとともにブルックナーの数々の交響曲を演奏しており、それらの演奏もベルリン・フィル盤と同様にいずれも至高の超名演であるが、第7についてはミュンヘン・フィル盤がないだけに、なおさら本演奏の価値が際立っていると言える。ブルックナーの第7には、マタチッチ&チェコ・フィル(1967年)、朝比奈&大阪フィル(1975年、聖フローリアンライブ)、マゼール&ベルリン・フィル(1988年)、カラヤン&ウィーン・フィル(1989年)、スクロヴァチェフスキ&読売日響(2010年)など、多種多様な名演が目白押しであるが、本ヴァント&ベルリン・フィル盤は、それら古今東西のあまたの名演に冠絶する史上最高の超名演と高く評価したい。ヴァントのアプローチは、例によって厳格なスコアリーディングに基づく計算し尽くされたものであり、凝縮化された堅固な造型が持ち味だ。ただ、1980年代のヴァントは、こうしたアプローチがあまりにも整理し尽くされ過ぎていることもあって神経質な面があり、いささかスケールの小ささを感じさせるという欠点があった。しかしながら、1990年代に入ってからは、そのような欠点が散見されることは殆どなくなったところであり、本盤の演奏でもスケールは雄渾の極みであり、神々しささえ感じさせるほどだ。音楽はやや早めのテンポで淡々と流れていくが、素っ気なさなど薬にしたくも無く、どこをとってもニュアンス豊かな情感溢れる音楽に満たされているのが素晴らしい。ヴァントは、決してインテンポには固執せず、例えば第1楽章終結部や第3楽章のトリオ、そして終楽章などにおいて微妙にテンポを変化させているが、いささかもロマンティシズムに陥らず、高踏的な優美さを保っている点は見事というほかはない。金管楽器などは常に最強奏させているが、いささかも無機的な音を出しておらず、常に奥行きのある深みのある音色を出しているのは、ヴァントの類稀なる統率力もさることながら、ベルリン・フィルの圧倒的な技量の賜物と言えるだろう。マルチチャンネル付きのSACDによる極上の高音質録音も、本超名演の価値をより一層高めることに大きく貢献している。

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  • ☆☆☆☆☆ 

    KEI  |  神奈川県  |  不明  |  21/May/2009

    エソテリックとの共同作品だったはず。原版から起こすのにも、最大限音質にこだわっていたとのこと。期待はしていたが、それ以上だ。SACD層ばかりに目が行きがちだが、何気にCD層もSBMを使うなど気を使っている。圧倒的な音質のよさである。音質にこだわる人ならほしくなるだろう。

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