Mahler, Gustav (1860-1911) ( Gustav Mahler )
Sym.8: Gielen / Swr.so, Etc +schoenberg: Die Jacobsleiter
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Item Details
| Genre : | Classical | Catalogue Number : | 93015 |
|---|---|---|---|
| Format : | CD | Label : | Faszination Musik * |
| Issued : | 02 Oct 2002 | Item sourced from : | Germany |
| Number of Discs : | 2 | ||
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HMV Review
ギーレン 指揮 南西ドイツ放送交響楽団
ギーレン2度目の《千人の交響曲》。1981年に収録されたソニーのライヴ盤は、第1部が20分43秒、第2部が51分26秒、計72分09秒という、この作品の演奏時間最短記録盤だったのですが、17年後の今回の録音では、第1部が22分53秒、第2部が60分54秒、計83分47秒と、全体で11分38秒も長くなっています。
オーケストラの楽器編成が膨大で、声楽パートにも多大な比重がかかり、対位法なども多用されるというこの作品では、基本テンポ設定の違いがもたらす印象の違いはことのほか大きいようです。
ストレートでシンプルな感触だったソニー盤に対し、今回の演奏は、近年のギーレンならではの精緻をきわめたテクスチュア構築とスタティックで雄大なスケール感の醸成が深い満足感をもたらしてくれるものとなっており、意外なパートの強調や、ファウストの終景にふさわしい陰影の濃さが実に魅力的です。
特に第2部冒頭、合唱が出るまでの約11分間における繊細な美しさとエレジアックな情動、慟哭の表現はかつてないみごとさであり、改めてこの部分の重要さに気付かされること請け合いです。
第2部コーダ前半での各パートの緻密なコントロール、コーダ後半における巨大音響の落ち着きはらったアプローチもさすがギーレンといったところ。
シェーンベルク:オラトリオ《ヤコブの梯子》
ギーレン 指揮 南西ドイツ放送交響楽団
シェーンベルクの未完の大作といえば、《モーゼとアロン》が名高い存在ですが、この《ヤコブのはしご》も、作曲時期や未完成の理由は異なるとは言え、注目に値する優れた作品です。
《ヤコブのはしご》は1912年、作曲者38歳のときに構想が練られ始め、実際の作曲は1917年から1922年のあいだに、兵役による中断など含めて断続的におこなわれています。その後、1944年になって改訂の筆が加えられていますが、結局、全曲の完成をみることはなく、弟子のヴィンフリート・ツィリヒによる補筆作業により、ようやく第1部が完成されたというのがこの作品の成立事情です。
初演はまず冒頭部分が、1958年1月10日に、ハンス・ロスバウト指揮北ドイツ放送交響楽団&合唱団によっておこなわれ、補筆版初演が、1961年6月16日、ウィーン・コンツェルトハウス協会の第10回国際音楽祭で、ラファエル・クーベリック指揮ケルン放送交響楽団によっておこなわれています。 なにしろ、当初のシェーンベルクのアイデアでは、フルート20本を含む巨大オーケストラと、13人の独唱者、700人を越える合唱団、4群の別働アンサンブルを用いるという大がかりな編成が想定されており、それはまさにマーラーの《千人の交響曲》に匹敵する大規模なものでした。
実際のヴァージョンでは、そこまで大きな編成は要求されておりませんが、4群の別働アンサンブルという手法は実体化され、《交響的間奏曲》(トラック11)の最後では、ソプラノが左右に飛び交うなどとても面白い効果をあげています。
オーケストラは3管編成ですが、ピアノやチェレスタまで含んでおり、クラスターを思わせる轟音から透明なサウンドまで表現力はかなりのものとなっています。
台本は紆余曲折を経てシェーンベルク自ら書くこととなり、《旧約聖書》や、バルザックの《セラフィータ》終章「昇天」、ストリンドベリの《ヤコブの格闘》などからインスピレーションを得ています。この台本のみ1911年に朗読の形で初演がおこなわれ、1926年には他の台本類とあわせて《テクスト集》としてウニヴェルザールから出版。音楽が書かれることのなかった第2部の含まれた完全な形が収録されています。
筋書きは、人々の魂が、大天使ガブリエリの導きによって神のもとへ昇っていくまでを描いたもので、神智学説と人智学説の奇妙な混交に加え、バルザックやストリンドベリの神秘思想も交えて、「魂の非物質化」に至る道を、祈りや苦闘を織り込んだ形で表しています。
なお、台本を当初デーメルに依頼して断られた際に、デーメルは《生誕オラトリオ 創造の祝祭》という詩を、シェーンベルクに渡しており、一時はこれを第3楽章に、《ヤコブのはしご》を第4楽章に用いるという、合唱付きの超巨大交響曲(!)が構想されたこともありましたが、最終的には《ヤコブのはしご》を単独のオラトリオとする形に落ち着いています。
もしも交響曲の形で完成されていれば、編成面だけでなくマーラーの《千人の交響曲》と並ぶ巨大な信仰告白作品として位置付けられるのは確実でしたが、シェーンベルクはその後、《諸原理の死の舞踏》という独白劇など書くうちに、信仰に対する深い懐疑を抱くようになり、合唱交響曲の計画を放棄することとなってしまい、1922年にはオラトリオとしての《ヤコブのはしご》の作曲も中断してしまうのです。
@A.マルク、M.J.レイ、C.ベジガー(S )
E.グリュネヴァルト、D.ペツィコヴァー(A )
G.ウィンスレイド(T.)A.マイケルズ=ムーア(Br )P.リカ(Bs )
ヨーロッパ・コーラル・アカデミー、カルフ・アウレリウス児童合唱団
ミヒャエル・ギーレン(指)南西ドイツ放送交響楽団
AJ.ブレッヒェラー(Br )G.ウィンスレイド、G.レナルド(T )
H.ミュラー=ブラッハマン、J.ジョンソン(Br )T.ハーパー(T )L.アイキン(S )
ベルリン放送合唱団
録音:@1998 年12月8−18日,A1996年8月26−28日
フライブルク・コンツェルトハウス
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Jaime | Tokyo | 不明 | 13/November/2004
解かりやすい演奏の《千人》でした。メロディ全体が、くっきりと「音響」までもを表現しています。全体のテンポも、丁度いい。なお、合唱団に所属し、これからこの歌に挑戦する人にとっては、一番の参考書(!)にもなり得ましょう。私の持つ8番の中で、一番好きな盤です。また、これを聴いて、ギーレン氏のファンになりました。1 people agree with this review
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