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Wagner, Richard (1813-1883) ( Richard Wagner )

CD Der Ring Des Nibelungen: Levine / Met

★★★★★ 5 points (2 reviews)


Point x 1

  • Issued : 07 Jun 2002

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Item Details

Genre : Classical Catalogue Number : 471678
Format : CD Label : Collectors Dg
Issued : 07 Jun 2002 Item sourced from : Europe
Number of Discs : 14

Der Ring Des Nibelungen: Levine  /  Met

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HMV Review

ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》全曲
ジェイムズ・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団、他

1987〜89年デジタル録音。現代最高レヴェルの歌手陣を揃え、近接した時期にスタジオ録音したバランスの良い全曲盤。歌手ばかりでなくオーケストラの音も非常に立派で迫力があり、独特の手ごたえある恰幅の良さは、この壮大な作品にはふさわしいものと言えるでしょう。録音も優秀。
 ジェシー・ノーマン、キャスリーン・バトル、ゲイリー・レイクス、ライナー・ゴルトベルク、ジェイムズ・モリス、ベルント・ヴァイクル、クルト・モル、ほかの豪華キャスト。

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Track Listing

 
Richard Wagner (1813 - 1883)
Der Ring des Nibelungen
Performer : Ludwig, Christa (Mezzo Soprano), Haggander, Mari Anne (Soprano), Svenden, Birgitta (Alto), Norman, Jessye (Soprano), Behrens, Hildegard (Soprano), Battle, Kathleen (Soprano), Studer, Cheryl (Soprano), Schwarz, Hanna (Mezzo Soprano), Morris, James (Bass Baritone), Lorenz, Siegfried (Baritone), Baker, Mark [Classical] (Tenor), Jerusalem, Siegfried (Tenor), Wlaschiha, Ekkehard (Baritone), Zednik, Heinz (Tenor), Moll, Kurt (Bass), Rootering, Jan-Hendrik (Bass), Lakes, Gary (Tenor), Goldberg, Reiner (Tenor), Weikl, Bernd (Baritone), Salminen, Matti (Bass)
Conductor : Levine, James
Ensemble : Metropolitan Opera Orchestra
Period: Romantic Style: Opera Composed in: 1853-1874, Germany
Language: Time: : Recorded on: , [Studio]
 
 
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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  29/December/2011

    超大作、ようやく聴き終えて感慨無量であります。レヴァイン指揮によるこの演奏、大変立派で見事な成果であると、心より思います。すでに映像の方を先に視聴し、その際にも思ったことが、この音のみの盤についても当てはまります。私は、レヴァインの演奏によって初めて「指輪」も確かに「歌劇」なのだということが理解できました。従来名盤と言われるショルティやベームでのニルソンとヴィントガッセンの二人については世評まことに高いのですが、「歌」に聴こえません。声量の大きな人の「声」が大きくなったり小さくなったり、高くなったり低くなったり、というそんな風にしか聞こえなくて、ワーグナーにおける歌手ってなんだろうと疑問に思ったほどでした。しかし、ここではまさに「歌」です。歌手による紛れもない「歌」です。「歌」によって展開されてゆく劇としての「歌劇」が確かにここでは成り立っています。確か、トマス・ハンプソンがインタビューで答えていたように思いましたが、ハンス・ホッターに教わった際、「ワーグナーに必要なものは何か?」という問いに対し、ホッターが「ベル・カントだ」と答えたそうです。その話を思い出しました。まず何と言ってもこの点だけでも、私はこの演奏を高く評価したいと思います。なお、ここで私が「歌劇」を強調するのは、ワーグナーが「指輪」を「楽劇」と呼んだことと矛盾するものではありません。表現方法の観点から言っております。さて、レヴァインの指揮も立派なもので、オケと合唱をしっかりと牽引し、テンポはゆっくり目ですが決して重すぎず、引きずることもなし。しかし、「ジークフリートの葬送行進曲」のようなオーケストラピースは重量感たっぷりに仕上げます。全体の満足感、甚だ高いといえましょう。但し、問題点もあります。上記のように「歌劇」であることによって、ドラマティックな激しさが減退してはいます。ショルティやベームは過剰に劇的ではあると思うのですが、レヴァインは逆にそれがやや不足している感じ。イタリアオペラ的な流れであって、そのため「ワーグナー的な毒」が薄められているのは残念。また、歌手もやや弱い人がいますかな。ゴールドベルクのジークフリートは、やはり弱点。声が細いので、なんだかミーメと区別がつかない。ベーレンスも少し粗いような印象。モリスのヴォータンは結構でしょう。声も歌も立派です。とにかく総じて、充実した出来栄えのセット。特にこれから「指輪」に親しもうという方にはぴったりかと思います。録音も超優秀。もっと評価されてよい、見事な「指輪」です。ぜひみなさまお聴きのほどを。

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  • ★★★★★ 

    オペラが婚約者な男  |  東京都  |  20year  |  23/August/2011

    レヴァイン盤は忠実な演出のライブ映像の方が定番なせいか、録音の方はあまり一般的な評判を耳にしません。しかしこれは価値の高いものでした。 クナのように神秘的でもない、ベームのようにドラマが凝縮されているわけでもない、カイルベルトのように豪快なわけでもない。何が良いって、録音がなかなか良いのです。解像度も高いらしく、モノラルやライブでは聴こえなかったパートの音までよく聴こえ、全て心地よく響くのです。レヴァインのテンポ運びはゆったりしているものの消化不良を感じさせる場面もありますが、その分スコアに書かれた音全てに意味を持たせ、また録音がそれをしっかりとらえることによって、一つ一つの瞬間に新たな発見が生まれます。またいろいろな音が聴こえるからといって耳障りになることもなく、曲の持つ美しさやバランスもよく考えられています。そして必要な時には歌手以上にオケを鳴らします。まるで指揮、オケ、録音が一体となって、この作品の解りやすさを追及しているようでした。 歌手陣は全体的に健闘。全員が「解りやすいワーグナー」を目指して堂々としています。ライブではパッとしなかったジークムントのレイクスもなかなか頑張ってます。ジークリンデのノーマンは立派すぎて、まだライブの方が合っていたかな?ゴルトベルクにはずっこけさせられることも多かったが、今回のジークフリートは丁寧に無難にこなしています。またグートルーネにステューダーというのもポイント。モリスも良いのですが、ハイティンク盤の方が相性が良い気がしたのは個人的な好みでしょうか・・。 そしてやはりベーレンスでしょう。彼女のブリュンヒルデが目当てなら是非この録音を聴いて下さい。バイエルンでのライブ録音ではアクの強さやスタミナ切れが出てしまい、メトの映像では抒情性が目立ち彼女本来の強さが伝わりにくい所もありましたが、このスタジオ録音では常に良いコンディションで彼女の魅力をたっぷり堪能出来ます。女性としての繊細さや可憐な面を大事にしながらも生きるものとしての強さも兼ね備え、怒り狂う場面では狂乱し体の内側から叫び訴え、聴く者を圧倒します。そしてオケが絡み合うとその相乗効果で力強さが増し凄いことに・・・。 この録音は、全てのメンバーが無理することなく自分の実力を出し合い、結果的に力強く解りやすい名演が生まれた、という好印象なものだと思いました。そしてそれは「ワーグナーがどうのこうの・・」と尽きること無い議論をするものではなく、「指環」がどのように書かれているのか、美しくダイナミックに伝えてくれるものだと思います。

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