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- Regular price (tax incl.) : ¥1,000
- Issued : 20 Feb 2010
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LPACA Review
特集『人類の遺産ストラディヴァリウス』
ヴァイオリニストなら誰でも弾きたいと思うのが、イタリア・クレモナ生まれの名器ストラディヴァリウス。昭和48年、辻久子が自宅を売ってストラディヴァリウスを手に入れたことが大ニュースとなった。辻は当時、3000万円で購入したが、現在では1億円はくだらない。なぜそんなに高価なのか。約300年前に作られた楽器ながら、それを超える響きを持つヴァイオリンがいまだに作られていないからだ。ヴァイオリニストの吉田恭子は「名器は演奏者の耳元では静か。しかしホールのどこへも一音一音が輝かしく届く」という。
ところで、日本音楽財団は世界で最も多くストラディヴァリウスを所有する団体である。ただ所蔵しているだけではない。19挺のストラディヴァリウスは諏訪内晶子やヴィヴィアン・ハーグナーら世界の一流演奏家に貸与されている。鶴見和子理事長は「われわれはコレクターではなく、カストーディアン(管理者)です。コレクターは好きなものを好きな値段で買ってもいいのですが、私たちには世界の宝をしっかりと守っていくという責任があります」と話す。
特集の内容は、弦楽器製作者の歴史◎ストラディヴァリウス図鑑◎ストラディヴァリ家の人々◎名器に魅せられたヴィルトゥオーゾたち◎ストラディヴァリウスの故郷クレモナ・リポート◎日本音楽財団貸与ヴァイオリニスト◎ストラディヴァリウスを知らしめた辻久子、などです。
「BIGが語る」 指揮者 尾高忠明
9月に新国立劇場の5代目芸術監督に就任する尾高忠明。世界の音楽界の中で少しずつ存在感を見せ始めた日本のオペラハウスを、さらに成長させるための舵取りに注目が集まる。「オペラは大好き」でも、1年目は体調を考慮して指揮棒はとらない。海外と遜色ない公演もあると評価するが、「新国立劇場でオペラをやっていることは知っていても実際に聴いたことのない人はすごく多い。そういった人たちが足を運びたくなるようにしていきたい」と豊富を語る。
「NONFICTION」 ピアノ 清水和音
1981年、ロン=ティボー国際音楽コンクールに優勝して、「ピアノの貴公子」と呼ばれた清水和音も今年で50歳になる。しかし、「50だからって落ち着いたりしないですよ。落ち着かないのが俺の個性なんだよ」というのが清水らしい。音楽も決して枯れはしない。現在、東京音楽大学で客員教授を務めている。「歯に衣着せぬ」物言いも学生に人気の理由なのかもしれない。
「宮本文昭の気軽に話そう」今月のお客様 ピアノ 仲道郁代
生誕200年を迎えたショパンの記念年で、大活躍中の仲道郁代。ショパンの時代の古いピアノ、プレイエルに興味津々だという。3月7日にこのピアノを使った演奏会があり、有田正広の指揮でショパンのピアノ協奏曲第2番を弾く。「ただし、現代の楽器を弾く私が昔を模倣しても意味はないと思う。昔の演奏法などを検証しながら現代のピアノを弾くときに生かす」と話す。
外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
青島広志の「ブルー・アイランド版音楽辞典」
吉田恭子のコラム「調べにのせて」
横溝亮一の「音楽千夜一夜物語」ウィーン三羽ガラス
「巨匠名盤列伝 ヤッシャ・ハイフェッツ」など
Item Details
| Genre : | Books | ISBN : | 187050410 |
|---|---|---|---|
| Format : | Books | Publisher : | 日本工業新聞社出版 |
| Issued : | 20 Feb 2010 | Item sourced from : | Japan |
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