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- Issued : 24 Sep 2008
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Item Details
| Genre : | World | Catalogue Number : | VICP64393 |
|---|---|---|---|
| Format : | SHM-CD | Label : | Victor Entertainment |
| Issued : | 24 Sep 2008 | Item sourced from : | Japan |
| Number of Discs : | 1 | ||
| Other : | Reissue | ||
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HMV Review
♪90年代に東京・渋谷を中心として世界規模で波及した「渋谷系」のムーブメントは、そこにカテゴライズされるアーティスト、例えばピチカート・ファイヴやフリッパーズ・ギター、オリジナル・ラヴなどの人気を支えると同時に、彼らが独自の審美眼で紹介する国内外のポピュラー音楽再評価の動きと連動して、やがて「渋谷系サウンド」と呼ばれるジャンルを形成した。そんななかとりわけ人気を博したのが、昨年40年振りのセカンド・アルバム『フル・サークル』を発表し、ファンを驚喜させたロジャー・ニコルス率いるRoger Nichols & The Small Circle Of Friendsに代表されるソフトロックのグループや、ムード/イージーリスニングの名盤だ。モンド/ラウンジのカテゴリで夥しい数のコンピレーション盤が編まれ、外資系のショップを中心に店頭を賑わしたのは記憶に新しいところだろう。しかし、その一方で、件のムーヴメントを契機に、これまでにない盛り上がりを見せたのが、欧米のサウンドトラックやライト・ジャズ、ボサ・ノヴァ作品にフィーチャーされた「スキャット/ヴォカリーズ」の数々である。
人間の「声」が楽器演奏と有機的に絡み、解け合い、やがて昇華され、無上のサウンドを形成するさまは心地良く、且つ、実にスリリングだ。甘く切ない歌声は郷愁を誘い、ある時は蠱惑的な魅力をもって胸に迫る。華麗にして斬新。「声」には底知れぬ無限の可能性と尽きせぬ魅力が秘められている。そんな「声」の魅力を最大限に引き出し、現在なお精力的に活動しているのが、映画音楽界の巨匠ミシェル・ルグランの実姉にして60年代から70年代にかけて世界的規模で空前のヴォカリーズ・ブームを巻き起こしたジャズ・コーラス・グループ、スウィングル・シンガーズのリード・ソプラノ、クリスチャンヌ・ルグランである。その名を知らずとも、その優美で可憐な歌声には、誰しも一度ならず聴き覚えがあるはずだ。国内外のグルメ・レポート番組やアート紹介番組で、必ずといっていいほど挿入される“ダバダバ・スキャット”の大半は彼女の歌声といっていい。宮廷料理やルネッサンス期の絵画に映える美声はまさしく天上からの贈り物。我が国のCM史に残る名曲「ネスカフェ・ゴールド・ブレンド」の“ダバ・ダバ・スキャット”の声の主、伊集加代子が私淑し、多大な影響を受けたと語るヴォーカリストこそが彼女、クリスチャンヌ・ルグランなのである。
イタリア現代音楽の巨匠ルチアーノ・ベリオやフランスのパトリス・メストラル、ブラジルのエグベルト・ジスモンチからイギリスのロック・バンド、プロコルハルムまで、彼女が過去にコラボレートしたアーティストは実に多彩で、参加セッションは数知れず。さらに音楽指導者としても様々な音楽学校やワークショップで後進の育成に尽力している。
昨年は、70年代初頭にスウィングル・シンガーズのメンバーと来日して以来、実に30数年ぶりの来日を果たし、実弟ミシェル率いるオーケストラと共にジャパン・ツアーを行ない、聴衆の喝采を浴びた。往時と劣らぬ歌声は、今もって何ら衰えを見せていない。
本作は、彼女が1989年にフランスで発売した自己のトリオ名義のアルバム『Nul ne sait』待望の新装盤。ヨーロッパ諸国で発売されるも、日本に紹介されるのはこれが初めて。そのため、一部、好事家の間で高値を呼んだ、まさに“幻のアルバム”。
トリオのメンバーは、ヴォーカルのクリスチャンヌを中心に、本国で引く手数多のピアニスト、パトリス・ペリエラスとベースのマルク・ミシェル・ル・ベヴィヨンの3人。そこにクリスチャンヌの旧友エグベルト・ジスモンチもゲスト参加し、彼の楽曲「カラテ Karaté」が高速スキャットで歌われるほか、ディジー・ガレスピーが書いた「チュニジアの夜 A Night In Tunisia」、クインシー・ジョーンズの代表作のひとつ「Boo's Bloos」など全8曲で構成されている。
「フレンチ」、「スキャット」、「ジャズ」、「ブラジル」、「ラウンジ」、…幾多の魅力的なキーワードから連想される理想のサウンドがここにある。
秋の夜長、音楽に身を委ねるひととき、最高のBGMとなること請け合い。(メーカー・インフォメーションより)
Songs
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1A Night In Tunisia (Le Tapis Volant)
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2Karate
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3Nul Ne Sait (Eterna)
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4*
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5*
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6Aire De Milonga
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7*
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8Boo`s Bloos (Au Temps Des Indiens)
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