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- Issued : 10 May 2005
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Item Details
| Genre : | Classical | Catalogue Number : | HCD32338 |
|---|---|---|---|
| Format : | CD | Label : | Hungaroton *classics |
| Issued : | 10 May 2005 | Item sourced from : | Europe |
| Number of Discs : | 1 | ||
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HMV Review
これこそ本当のマーラーの青春の息吹!
マーラーの交響曲第1番がもともと交響曲ではなく、連作交響詩だったことは有名な話。最初は2部からなる5楽章構成で、全体に『巨人』の表題と、各楽章にもそれぞれ次のような題が付けられていました。
第1楽章:春、そして終わることなく
第2楽章:ブルーミネ(花の章)
第3楽章:スケルツォ
第4楽章:カロ風の葬送行進曲
第5楽章:地獄から天国へ
この交響詩としての初期稿には、1889年に初演された第1稿“ブダペスト・ヴァージョン”と、大幅に改訂を加え1893年に初演された第2稿“ハンブルク・ヴァージョン”、そしてその1894年の再演に際し、オーケストレーションに若干の修正を加えたと思われる第2稿“ワイマール・ヴァージョン”の3種が存在することが知られています。
その後、マーラーは、1896年のベルリン初演の際にすべての標題を外し、第2楽章『花の章』をカット、さらに残りの楽章にもオーケストレーションなどの改訂を加え、現在普通に聞ける4楽章構成の交響曲として完成を見ます。
これが第3稿の最初のヴァージョンで、以後、1906年にウニフェアザールから出版された際には第1楽章と第2楽章のリピートが導入され(旧版=全音)、1967年にはエルヴィン・ラッツ監修による全集版(旧全集版=音友)で細かなマーラーの指示テキストが採用、さらに1992年にはカール・ハインツ・フュッスル監修の新全集版で第3楽章冒頭のコントラバスがユニゾンに変更されるという変遷を経ています。
第1稿“ブダペスト・ヴァージョン”はすでに紛失しているため、演奏することはできませんが、第2稿“ハンブルク・ヴァージョン”には、ウィン・モリス(廃盤)、若杉弘(廃盤)、ウーレ・クリスチャン・ルードなどのものがありました。
今回登場するHUNGAROTON盤には、ジャケットに大きく“ワイマール・ヴァージョン 1893”と記されており、また、手稿譜についての言及もあるので、かなり研究して指揮にあたったものと思われます。同じ第2稿とはいっても“ハンブルク・ヴァージョン”とは異なるらしいので、マーラー好きには見逃せないアルバムの登場といえるでしょう。
ジョルト・ハマルは1968年生まれの若い世代の指揮者。既存の第1交響曲の伝統から離れ、ワイマールの楽譜から若きマーラーの姿を蘇らせています。パンノン・フィル(旧ペーチ交響楽団、2004年に改称)は南ハンガリーの代表的オーケストラ。
・マーラー:交響詩『巨人』
(交響曲第1番ニ長調の初期稿 1893年 『花の章』つき5楽章版)
ジョルト・ハマル(指)パンノン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2004年9月13−16日、ペーチ
Songs
マーラー:交響詩『巨人』
(交響曲第1番ニ長調の初期稿〜『花の章』つき5楽章版)
ジョルト・ハマル(指揮)パンノン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2004年9月13−16日、ペーチ
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1Frühling und kein Ende(langsam, schleppend) 14'33"
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2Blumine(Andante allegretto) 6'34"
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3Mit vollem Segeln(Kräftig bewegt, langsamen Walzertempo) 7'12"
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4Tootenmarsch "in Callots Manier"(Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen!) 10'13"
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5Dall'Inferno al Paradiso(Stürmisch bewegt) 19'54"
Customer Reviews
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村井 翔 | 名古屋 | 不明 | 04/October/2006
作曲者がこの曲を5楽章版で指揮したのは3回だけ。1889年11月20日ブダペスト(初演)、1893年10月27日ハンブルク(大幅改訂)、1894年6月3日ヴァイマル。これを見ても「ヴァイマル版、1893」という表示のおかしさが分かるだろう。指揮者自ら執筆のライナーノートでは『巨人』という題名の由来について「フランスの詩人ジャン・パウルの短編小説による」とある。おいおい、しっかりしてよ。数箇所のチェックポイントを設定して聞いたが、プレッサー社の貸譜(ハンブルク稿)をそのまま演奏しただけのようだ。ハンブルク稿としては録音が最良なのが救い。0 people agree with this review
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温泉パパ | 函館市 | 不明 | 27/July/2005
録音がイマイチだったモリス盤を資料として聴いていました。これは,交響詩版としてしっかり味わえ,また楽しませてくれました。オケにもう一歩のスケールを求めたい気もしますが,ここまで突き詰めて表現してくれていると感動ものです。目(耳)から鱗でした。ありがとうといいたい。ここはもう一枚,若杉盤の復活を願う次第。0 people agree with this review
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KURO | 福岡 | 不明 | 12/June/2005
世界は本当に広いと思います。今回初めて聴いた指揮者とオケなんですが、その素晴らしさに驚嘆しました。単にマーラーの研究資料としての価値のみにとどまらず、曲の本質をうまくとらえた秀演です。何気なく購入した一枚でしたがこんなすてきなCDにめぐり会えてラッキーでした。0 people agree with this review
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