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【インタビュー】 巷でウワサの桑原あいって?

Friday, November 16th 2012



 笑顔がまぶしい、どこにでもいそうな二十歳の女のコ。

 まだあどけなさが残るその表情やそぶりには、さりとてどこか清廉とした強さが見え隠れ。彼女が全身全霊でピアノにぶつかる瞬間、その強さは音楽という”大きな歓喜”に姿を変え、頼もしいほど熱のある客気を皆の素心に呼び起こす。君や僕をハッとしてグッとさせる「若さ」っていうやつは多分に素晴らしいものだが、彼女はその「若さ」ですら自らのパフォーマンスで躊躇なく凌駕してゆくのかもしれない。

 彼女の名は、桑原あい。先頃、アルバム『from here to there』で颯爽とデビューを飾ったジャズ・ピアニストだ。オールアングル百点満点のそのアルバムを前にして、「どこにでもいそうな・・・」などという形容は実のところ全くもって ”フリ” にもならず。そのことを身を以て知り得た幸せ、ここらできちんとおすそ分けしたい次第。

 ジャズ横丁あたりでじわじわとウワサになりつつある 桑原あいさん、そして今回のトリオ・プロジェクトに参加するベーシストの森田悠介さんにたっぷりとお話を伺いました。


インタビュー/文・構成:小浜文晶



アンソニー・ジャクソンみたいなベーシストに会いたいっていう気持ちだけで
ずっと続けてきたようなものなんですよ。


-- 本日はよろしくお願いします。先頃リリースされたアルバム『from here to there』は、初めて全国流通に乗る所謂デビュー・アルバムということになるんですよね?

桑原あい(以下、桑原) そうですね。元々同じタイトルで出していた自主制作盤があったんですけど、そこに新録の2曲を追加して、ジャケットなども新装してリリースしたのが今回のアルバムになります。


-- まずは自己紹介も含めてお二人のプロフィール的なところをお伺いしたいなと。いきなり身も蓋もないことを言うようですが、二十歳でジャズ・ピアニストを生業にされている女性の方って、今の日本ではなかなか貴重な存在ではありますよね(笑)。

桑原 (笑)たしかにそうかもしれないですね。高校を出てまだ2年なので。


-- 高校卒業後に音大に進学したり、海外に留学するようなことは考えなかったんですか?

桑原 考えたことはあります。音大だったら海外に留学しようと思っていたんですけど、でも日本で一般大学に行こうかなと思って普通に受験勉強していました。高3のときは一時期毎日のように予備校に通っていたぐらいなんで(笑)。


-- でも、なぜに一般大学だったんですか?

桑原 将来的に音楽の道に進むとしても、そのために今のうちに視野を広げておきたいなって思ったんです。それで予備校に通い出しました。でも、やっぱり私にはピアノだったみたいです。(笑)。


-- プロになってやろうと。

桑原 小さい頃からずっとプロのピアニストになるっていう一心ではいたんですよ。だからそこで「結局私にはピアノしかないんだ」っていうことを直感的に判断したんでしょうね。もちろん予備校に通って勉強した5ヶ月も自分のプラスになっています。でも、いざ選択肢が増えてから改めて色々考えてみたときに、「あ、進学じゃない」っていうことになったんですよね。


-- その頃森田さんとはすでにお知り合いだったんですか?

森田悠介 (以下、森田) 受験をしているときは、まだ直接は知らなかったんですよ。元々、僕はあいちゃんのお姉さんと東京音大の同級生だったんですよ。あいちゃんは三姉妹の末っ子なんですけど、その真ん中のお姉さんですね。作曲科で一緒に勉強していて。卒業してから「妹がジャズ・ピアノをやってて、今度ライヴやるんだけど観に来ない?」って誘いを受けて紹介されたんですよ。そこからですね、実際一緒に音楽活動をするようになったのは。

桑原 お姉ちゃんを介してお互い存在は知っていたんですけど、全く話したこともなかったので・・・それまでは大学内ですれ違っても会釈する程度だったんですね。で、その私の生まれて初めてのライヴを観に来てくれたときに、森田くんと初めてお話ししたんですよ。

森田 それは彼女がひとりで企画したライヴで、ドラマーやタップダンサーとデュオで演奏するっていうものだったんですよ。

桑原 高校を卒業してすぐのタイミングでした。

森田 僕も大学を卒業したばかりなので、ちょうど2年前のことですね。


-- たしか、桑原さんのお姉さんたちも音楽活動をされているそうで。

桑原 一番上のお姉ちゃんが主に現代音楽、クラシックの極みみたいなことをやっていて、二番目が東京音大出身で、舞台や映像の作曲をしているんですよ。


-- やっぱりお姉さんたちからの音楽的な影響は相当あるんじゃないですか?

桑原 すっごくあります(笑)。姉妹三人ともヤマハの音楽教室に通っていて、そもそも私がそこに通い出したのもお姉ちゃんの影響だと思いますし、自然な流れだったんですよ。物心ついた頃からヤマハに通っていましたから。そこでエレクトーンと作曲を勉強していたんですよ。


-- 僕は当時知らなかったんですけど、その頃AERAに「天才エレクトーン少女現る」と掲載されたんだそうですね。

桑原 たしか「親子二人三脚で何かに打ち込んで頑張ってます」みたいな特集記事だったと思います(笑)。でもその当時AERAさんの雑誌の凄さも知らなかったですし、よく憶えていないんですけど(笑)。小4から小6まで毎年コンクールで賞をいただいていたので、きっとそれがきっかけで・・・


-- 察するところあまりいい思い出じゃなさそうですね(笑)。のちのちプレッシャーになったり。

桑原 大分昔のことなので漠然としか覚えていないのですが、コンクールで1位をいただくと、どれだけ練習期間が辛くてもやっぱり単純に嬉しいから、次の年もまた頑張ろうって思うんですよね。それに「やらないといけないんだ」っていう使命感みたいなものを、子供ながらに感じていたんじゃないかなとは思います。

 小学生だったし、自分の意思がどうだったかは正直わかりません。小5の時には相当な反抗期もありました。全日本大会に出るのが嫌で、先生からの電話を全部無視して引き篭もったりして(笑)。

森田 悪いコだ(笑)。

桑原 本当に悪いコでした。遊びたいと喚いたことも、毎日泣いていたこともあります(笑)。すごく迷惑を掛けたなって今さらながらに反省しています。でも、あの時あんなにたくさんレッスンして叱ってくださった先生に、今心から感謝しています。


-- 作曲もすでに行なっていたんですよね。

桑原 ヤマハの音楽教室って私が通っていた頃は、大きく分けて「JOC」と「JEC」の発表の場があったんですよ。「JOC」は「ジュニア・オリジナル・コンサート」で、作曲したものを色々な場所で発表するというもの。文化村のオーチャードホールだったり、それこそ海外に行って発表する人なんかもいたりして。「JEC」は「ジュニア・エレクトーン・コンクール」。そこに県大会や全日本大会があるんですね。私に限らずみんな「JOC」と「JEC」を両立していたので、コンサート用の曲と、審査されるコンクール向けの曲とを二本立てで練習していたんですよ。


-- 当時課題曲だったりでよく聴いていたのはクラシック? ジャズはもう少し後?

桑原 小さい頃は、お姉ちゃんの影響もあって色々な音楽を聴いていたと思うんですけど、記憶にすごく残っているのは、「JOC」の練習でよく聴いていた「ヒンデミットのクラリネット・ソナタ」、あとは「プロコフィエフのバレエ音楽のシンデレラ」。この2つが大好きでしたね。

 ジャズでは、小4のときに先生がコンクール用に選曲してくれたリー・リトナーの「キャプテン・フィンガーズ」。これで初めて金賞を獲ることができたんです。だから、「もしかしたらジャズの方が向いているのかもしれないね」って、それ以降コンクールのときはずっとジャズやフュージョンの曲を演奏するようになったんですよ。曲を作るための基礎としてクラシック、コンクール用にはジャズっていう感じでその当時は聴き分けていましたね。


作曲家、指揮者、ヴィオラ奏者として知られるパウル・ヒンデミット(1895-1963)。彼はその他にも、ヴァイオリン、ピアノ、クラリネットなど様々な楽器を易々と演奏できる腕の持ち主で、当然彼の書いた器楽曲や室内楽曲は楽器の構造を存分に知りつくした機能的なものとなった。このアルバムでは主にクラリネットが大活躍する作品を収録。シリアスな場面からユーモラスな場面まで縦横無尽にメロディを吹きまくるクラリネットの妙技には驚く他ない。オランダの名手オウデンウェイェルの深く美しい音色でこの知的な作品をお楽しみいただきたい。(レビュー:Naxos)
プレヴィン/プロコフィエフ:シンデレラ 旧ソ連の作曲家セルゲイ・プロコフィエフ(1891〜1953)が作曲したバレエ音楽で、管弦楽組曲3〜4つとピアノ独奏用組曲2つなどからなる。初演は1945年。全50曲からなる「シンデレラ」は、プロコフィエフの叙情性が強く出た作品としても知られ、現在でもバレエの重要なレパートリーの一つとなっている。本CDには、アンドレ・プレヴィンとロンドン交響楽団のコンビが最高のバランスを示していた時期のレコーディングを収録(1983年4月ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ)。プレヴィンのヴァイタリティと人間的な温かみが素晴らしく流露された、快い演奏が展開されている。
『キャプテン・フィンガーズ』 L.A.のセッション・ミュージシャン・コミュニティから世界に飛び出したリー・リトナー、1977年録音の2ndアルバムに収録されたタイトル曲。自身のニックネームを冠したその曲は、アンソニー・ジャクソン(b)とハーヴィ・メイソン(ds)のリズム隊が核となって生み出されるダンサンブルなブギー・ファンクで、ジャズやロックのテクスチャをふんだんに組み込みながら饒舌に弾きまくる、弱冠24歳のリトナーの超絶テクに舌鼓を打つこと必至。また神技としか言いようがないユニゾン・アンサンブルにも白目を剥く者多数。フュージョン・ギター・ブームの火付け役的一枚としても有名な本アルバムで、リトナーは「スーパー・ギタリスト」 「クロスオーバーの申し子」としての確固たる地位を確立した。その後に発表された『Gentle Thoughts』(1977)、『Captain's Journey』(1978)、『On The Line』(1983)などは、アンソニー・ジャクソンが参加していることもあり、桑原あいトリオ・ファンは必聴だろう。


 で、その「キャプテン・フィンガーズ」のベースを弾いていたアンソニー・ジャクソンに私はえらい衝撃を受けまして(笑)。  


-- 小学生で?(笑)。

桑原 ベースのことなんか全然分からないけど、「何かかっこいい!」みたいな(笑)。それからは、エレクトーンのペダル(ベース)を巧く弾くにはどうしたらいいんだろう? ってそればっかり(笑)。言ってしまえば、アンソニー・ジャクソンみたいなベーシストに会いたいっていう気持ちだけでずっと続けてきたようなものなんですよ。


-- 極端なアンソニー好きなんですか? それとも純粋なベース・フェチだったり。

森田 アンソニーですね、この人の場合は(笑)。

桑原 動画も漁りまくってますし(笑)。アンソニー大好きな人はいっぱいいると思うんですけど、私も本当に好きなんですよ。使ってる楽器だとかベースに関しての知識はまったくないんですけど・・・プレイはもちろん、何かが色々好きなんですよ(笑)。


-- 何かが色々(笑)。森田さんも勿論?

森田 僕も大好きですし、尊敬していますね。やっていることが宇宙規模だなと。でも、シンプルだけど深いっていうのがまさにアンソニーのベースですよね。同じベーシストではあるんですけど、こういう風にコメントしたりすることすら恐れ多いというか(笑)。

 ピアノトリオで弾くときは、出しゃばらずにしっかり曲の一部として溶け込んでいる、そういうテクニックがすごく重要だなって最近特に思うんですね。だから、アンソニーのベースを聴いているとその辺のヒントが大いに隠されているような気がしますし、もちろん実際に技を拝借させてもらいながら自分なりに研究したりして。その中で分かったのは、ピアノトリオのフォーマットでエレキ・ベースを弾くっていうスタイルが自分にすごく合っているんだなっていうことなんですよ。


アンソニー・ジャクソン 6弦エレクトリック・ベースがトレードマークの、ニューヨークを拠点に活動するベテラン・セッション・ベーシスト。ジェイムス・ジェマーソンやジャック・キャサデイの影響でベースを演奏するようになり、その後はギターをジェリー・フィッシャー、理論学をローレンス・ラリー・ルーシーとパット・マルティーノに学ぶ。ジャズ・シーンにフュージョン旋風が吹き荒れはじめた70年代半ばにはアル・ディ・メオラのバンドに加わり、以降、リー・リトナー、チック・コリアの重要作品をはじめ、多岐にわたるジャンルのミュージシャンとレコーディングやセッションを行ない、「N.Y. スタジオ・シーン最高のファースト・コール・ミュージシャン」の名を欲しいままにしている。80年代に入ってからは、ミシェル・ペトルチアーニ、ミシェル・カミロらのピアノトリオにも参加。過不足ないソリッドでファットなベースで彼らのサウンドの屋台骨を支え、ジャズにおけるエレクトリック・ベースの地位向上に大きく貢献した。日本人アーティストとの共演も数多く、矢野顕子トリオや2011年に始動した上原ひろみトリオ・プロジェクトにも参加している。90年代半ばに脳梗塞で倒れ、一時はミュージシャン活動が危ぶまれたが、懸命なリハビリや周囲のサポートもあって見事に現場復帰を果たしている。2010年には初のリーダー・アルバム『Interspirit(Abstract Logix)』をギリシャ人ベーシスト、ヨルゴス・ファカナスとの共作でリリースした。


-- それこそ最近の上原ひろみトリオだったり、ミシェル・カミロ、ミシェル・ペトルチアーニ・・・アンソニー・ジャクソン参加のピアノトリオで参考にできるものはいっぱいありますからね。森田さんのベースって、e.s.t. のダン・ベルグルンドに近い感じもあるかなって思うんですが。トリオの音自体がe.s.t. に通ずるものがあるというか。

森田 元々僕は音楽の入り口がロックだったんですよ。ツェッペリンとかハードロックを聴いて、その後はレッチリ系のちょっとファンクっぽいもの。そこからマーカス・ミラー、ジャコ・パストリアス、所謂フュージョンの王道に行き着いてジャズに入った。それが高2の終わりぐらいですね。ちょうどその頃にe.s.t. を初めて聴いて、音楽人生“第三の衝撃”みたいな(笑)。


-- 第一は?

森田 小2のときに観たB'zのコンサートでした(笑)。母親に連れて行ってもらったんですよ。


-- まぁでも、何となく流れは汲んでいるような・・・いないような(笑)。

森田 とにかく色々な音楽に興味を持っていたんですよ。ピンク・フロイドも好きでしたし、吹奏楽をかじっていた時期もあったのでクラシックの要素が入っているものなんかもよく聴いてましたね。それこそe.s.t. はクラシック的な要素とジャズの要素、それからロックの爆発力みたいなもの全てをピアノトリオという形に凝縮して兼ね備えていましたから、本当にかなりの衝撃でしたね。


-- e.s.t. のエスビョルン・スヴェンソンの金言に「僕らはジャズも演奏するポップ・バンドなんだ」っていうのがありましたよね。

桑原 あぁ言ってたかも。


-- この言葉は桑原さんのトリオにも当て嵌まることだったりします? いい意味でジャズに囚われていないという部分で。むしろその逆に「あくまで私たちはジャズのトリオなんだ」っていうこだわりもあったり?

桑原 私自身はジャズにそこまで固執しているわけではないんですよ。だから自分が「ジャズ・ピアニスト」って呼ばれることに多少の違和感があったりもするんですけど・・・でも、クラシックかジャズかっていうとやっぱりジャズかなっていうことで、ジャズ・ピアニストって皆さんに呼んでいただいていると思うんですけど。

 本当にかっこいい音楽って世界中にたくさんあるじゃないですか? 私はそれを全部聴きたいし、そこから色んなことを吸収したいんですよ。だから好きな音楽、やりたい音楽に関してはもうジャンルは関係ないというか、そういう意味でエスビョルンのその言葉にはすごく共感できますね。


e.s.t. スウェーデン出身のピアニスト、エスビョルン・スヴェンソン(写真・手前右)を中心に、ベースのダン・ベルグルンド、ドラムのマグヌス・オストロムで結成されたピアノトリオ。自らを「ジャズをプレイするポップ・バンド」と称し、高度なテクニックを有しながらクラシック音楽やロックの要素も感じさせる新しいジャズを追求。1993年の『When Everyone Has Gone』でデビューすると、本国ではマドンナやレディオヘッドと並んで瞬く間にチャートの上位に喰い込む存在となった。エフェクターを駆使し、また多様なリズムを生み出しながら躍動するそのアンサンブルは、『From Gagarin's Point of View』(1998)、『Good Morning Susie Soho』(2000)、『Strange Place for Snow』(2001)と怒涛の三部作をリリースする中で頂点に達し、まさに「新世紀ピアノトリオの最高峰」の形容に恥じない絶対無比なるものとして新しい歴史の幕を開いていった。その後、『Viaticum』(2005)、『Tuesday Wonderland』(2006)、『Live in Hamburg』(2007)という傑作を連発するものの、『Leucocyte』リリース直後の2008年6月14日、エスビョルンがストックホルム群島でダイビング中の事故により急死(享年44)。さらなる驀進飛躍が期待されていただけに、ジャズのみならずポピュラー音楽界は計り知れないほど大きな財産を失ったことになる。2012年4月には、残されたメンバー2人が中心になって再編集した未発表曲集『301』がリリースされている。


-- 桑原さんから見た、森田さんのベーシストとしての最初の印象というのは?

桑原 初めて森田くんのベースを聴いたのは、彼が東京音大の卒業制作で作ったCDだったんですけど。

森田 作曲、プロデュースからミュージシャンの手配までを全部自分でやってフル・アルバムを作るっていうのが課題だったんですよ。

桑原 お姉ちゃんが東京音大だったんで、同期の人の卒業制作CDを色々聴かせてもらっていて、その中に彼の作ったものがあったんですね。前々から「ベースの巧い人がいるよ」っていうのをお姉ちゃんから聞いてはいたんですけど、それまで全然音を聴いたことがなくて。


-- いざ聴いてみると・・・

桑原 「この人、ベースめちゃくちゃ巧いね!」って思わず(笑)。「何だろ? 何かが巧くない?」って。

森田 「何かが巧くない?」って(笑)。

桑原 全部オリジナルだったんですけど、すごくいい曲ばっかりで。ファンクもあればすごく複雑な曲もあって。彼自身の音楽的な好奇心なんかがプレイや楽曲に出ていたので、自分の世界をしっかり持っている人だなっていうのが第一印象ですね。だから直感的に「会ってみたいな」って思いました。

 ちょうどその頃私も高校を卒業して、2010年の4月に初めてライヴをやるっていうときに、お姉ちゃんが「じゃあ森田くんに観に来てもらいなよ」って言って連れてきてくれたんですね。そこで彼に初めて会って、「卒業制作のCD聴きました」って色々とお話ししたんですよ。次のライヴはピアノトリオでやる予定だったから、是非ベースを弾いてもらいたいっていうことをお願いしたんです。その2回目のライヴが同じ年の7月ですね。

森田 ちなみにそのときの動画がYouTubeにもアップされてて、今回のアルバムのタイトル曲「from here to there」を演っているんですよ。


-- お願いされたとはいえ、その頃森田さんは自分の音楽活動もあったんじゃないですか?

森田 自分が企画したレギュラー・イベントを持っていたり、知り合いのクラブ・イベントに顔を出したり、あとは色々なミュージシャンのサポートをやったり、かなり節操なく動いてました。でも、このトリオで本格的に始動するとなったときには、今もそうですけど、ここを活動の軸にしていこうって思いましたね。


-- 森田さんが桑原あいトリオの所謂“ブレイン役”みたいな。

桑原 どうなんだろう? でも、「桑原あいトリオ・プロジェクト」にしたそもそもの理由として、メンバーを固定するよりは楽曲にまず集中するっていうのがあったんですよ。

森田 だから大前提として、このバンドでは桑原あいの作った楽曲しかやらないっていうのがあって。そこで「いや俺の曲も入れてよ」ってなるとまた違ったものになっちゃうんで。

桑原 私がやりたい曲や作品、こういう感じにしたいってイメージしたショウを、実際どうやったらいいものになるかっていうことをまず考えて、それがあった上で「この曲ではこの人に演奏してもらいたい」っていう具体的なメンバー選びを始める。そういう意味でのプロジェクトなんですよ。だから、ドラマーも特に固定せず、曲毎に三人のドラマーに叩いてもらっていますし。

 でも、私はまだまだ経験も少ないから分からないことばかりで、ひとりで考えるにしても限界があるんですよ。悩むと全然回りが見えなくなって、暗闇まっしぐらみたいな(笑)。そういうときに森田くんがよくアイデアを出してくれるんですけど、それを元に練り直して、また私から発信するっていう感じですね。

森田 裏で操ってる感じに近いですね(笑)。言いたいこと言ってるだけなんで。

桑原 でもそれがすごく頼りになるというか、厚いサポートだなぁって。逆にそのアイデアで悩まされることもあるんですけどね。「何が言いたいの?」って(笑)。


-- “裏で操る人”としては、今回のアルバム、完成してみていかがですか?

森田 いやもう、かなりいいものが出来たなと。本当に今出せる全力を注ぐことができたんじゃないかなって思います。

 僕は別のところでよく編曲をやらせてもらっていて、そこではテクノロジーを駆使して切ったり貼ったりすることが日常茶飯事なんですよ。でもそういうのを一切使わず全部一発録りで、しかも二十歳の女のコがバリバリ弾いているだっていう、そういう作品にきっちり仕上がったんじゃないかなって。


-- 自主制作盤を手売りしていた時点で、結構反響なんかもあったんじゃないかなって思うんですけど。

森田 動画を作ってからですね。今回のアルバムにも入っている3曲をアップしているんですけど、ちょうどそのときのレコーディング風景を各曲に当て込んでいて、ちょっとしたPV風になっているんですよ。そのとき弾いているリアルな音も付け加えながら。

 その動画を、CD制作後一週間おきぐらいにYouTubeに小出しに上げていったり、あとはTwitterなんかで流したりしていたんですよ。そこで初めて色々なところから反響をいただきまして、一気に僕らのことを知ってもらうことができたっていう感じですね。


-- そこでイーストワークスさんの目にも留まったと。

(イーストワークス担当・市川氏) 僕が最初観たのはバスキング・ジャパンですね。

森田 バスキング・ジャパンっていう路上演奏を支援する団体があって、そこが主催する吉祥寺のストリート・ライヴを観に来てくださったんですよ。





-- ではここから収録楽曲に触れていきたいなと思います。テクニックは勿論申し分ないんですが、テーマが派手なものからしっとり聴かせるものまで幅広くて、しかもメロディやフレーズがどの曲もすごく心地いいなと。ベタな質問で恐縮なんですが、曲作りの着想はどんなところから得ていたりするんですか?

桑原 曲の作り方は色々あるというか・・・う〜ん、答え方が難しいですね(笑)。

森田 でも、曲書くときって鍵盤触らないんだよね?

桑原 触らない。紙とえんぴつだけです。


-- まず譜面におこすってことですね。

桑原 曲の何となくのイメージが浮かんでくるのは、自転車に乗ってるときと、お風呂に入ってるとき、あとは寝てるときですね。


-- 寝てるとき?(笑)

桑原 ボーッと横になりながらってことですよ(笑)。そこで浮かんできたものを「いい曲かもしれないなぁ」って漠然と思っても、そこは何もせずに敢えて一旦放置するんです。何日かしてまた思い出せばいいやって。後日それが消えてなかったりすると、「これ譜面にしてみようかな」って初めてなるんですよ。

 変な言い方になるかもしれませんけど、作る曲がどんなものでもいいってなれば、多分本当にいくらでも書けると思うんですよ。でもやっぱり、音楽ってそんな簡単なものじゃないと思いますし。特に「from here to there」っていう曲は、すごく行き詰った過程があって出来たものなんですね。Bメロの間の展開をどうしようかって悩みまくって。一度は「もうこれでいいや」って書き終えようとしたんですけど、でも「何か違う」っていう感じだけが残ったので、「そうだ寝ることにしよう」って(笑)。

 一応曲作りは、ピアノがある部屋でするんですよ。全く弾かないんですけど。そこで30分ぐらい何もしないで横になっていたらパッと閃いて、一気に書き上げる。もちろんそういう作り方じゃない時もあります。でも、いつも直感は信じて書きます。自分で無理矢理やり込んでいくっていうよりは、曲がどこに行きたいのかを感じて、その方向に行かせてあげるっていうイメージですね。それって結局直感でしか分からない気がするんで・・・本当は時間をかけてゆっくり書きたいんですよ。


-- でも、締め切りに追われて忙しないときもあったり。

桑原 もうそういうときは、どうにかしてアイデアが出るようなことをする。自転車をいっぱい漕いでみたりとか(笑)。私パソコンで音楽作ることもできないんで、方法論がそれしかないんですよ。だから湧き出てきたものがそのまま曲になるしかないというか(笑)。オリジナル曲は全部そういう感じで書きました。

森田 このトリオの場合、最初の段階で曲の大まかな全体像があいちゃんの頭の中に出来上がっていて、それを譜面におこしたものをまずはみんなで一回音で出してみるっていう流れなんですね。大体その一回で狙ったとおりのものにはなるんですけど。あとは「ここのパターンはこうした方がいいかもね」みたいな議論をちょっとして固まるっていう。だから割りと答えが出るまでは早いよね?

桑原 そうだね。私、フォーカスがしっかりないと書けない人なんですよ。曖昧だと無理(笑)。すごい極端な性格なんだと思います。「これがいいと思う」っていうのがインスピレーションでバンッと出ると全体像が見えるから一気に書けるんですけど、ちょっとでもグレーゾーンがあると書きたくなくなっちゃう。イライラするだけなんで(笑)。

 一回つまずくともうダメなんですよ、気になっちゃって。だから、リハにしてもしっかりフォーカスしたものを持って、それを相手に伝えるようにしています。そこからですよね、コミュニケーションになっていくのって。

森田 だから一番最初に彼女の曲解説というかディレクションがあるんですよ。でもそれが音楽的に自然だし、別に文句の付けどころはないんで。

桑原 ただ私が悩んで答えが出ていない部分があったら、意見を求めることも勿論あります。そこですぐに突破口が見えるときもあれば、もう一度練り直すときもあるみたいな。


-- 「Edit typos.」、「Chronometer」あたりはリフにインパクトがありますよね。強度があるというか。このリフにしても直感一発で浮かび上がってきたものっていうことですよね。

桑原 そうですね。ちなみに私、曲作りのときに他の人の曲を全く聴かないんですよ。参考程度にでも。気付いたら似てたってことはあるんでしょうけど、それでもとにかく私らしさを最優先したいというか。例えばエスビョルン・スヴェンソンにしてもチック・コリアにしても、彼らの曲ってどれも彼ららしさがすごく出ているじゃないですか? それは脳みそをフル回転して使った結果だと思うんですよね。それが想像力だと思いますし。だから参考で何かを聴くっていう余地すらないというか。


-- ブラジリアン・リズムの「Circuit River」も目まぐるしい展開があって。

桑原 それは中2のときに書いた曲です。

森田 でもその当時は、アドリブとか弾けなかったんだよね? 本人から訊いた話では、コードを譜面に書けなかったから、アドリブのラインをいちいち全部音符で記していたらしいんですよ。それを訊いたときはさすがに仰天しましたけど(笑)。

桑原 そうなんですよ(笑)。私、高校生になるまでジャズの授業を受けたことがなくて、ジャズの理論とかは全く分からなかったんです。高校が洗足学園音大付属だったので、そこで初めてコードとか基礎的なところから習ったり、自分でもジャズを勉強し始めました。一応コードネームがあることは知っていたんですけど、どうやって譜面に書くのかが分からなかったので、そこに至るまでは「とりあえず音符にすればいいんだ」って、全部をスコアにして書いてました(笑)。


-- でもそれでこういう曲が出来ちゃうんですもんね。

森田 一度、彼女が小学校ぐらいのときに書いた楽譜を見せてもらったんですけど、ヘタな音大生よりキレイに書いてあるんですよ。あれはびっくりしましたね。

桑原 定規あてて、たまのツブをちゃんと揃えるぞみたいな(笑)。小さい頃からひたすら書いてましたから。


-- 譜面を書くこと自体が好きだったり。

桑原 好きですねぇ。だけど絵心は全然ないんですよ、イモ虫しか描けないんで(笑)。小さい頃から紙とか木とか自然なものが好きでしたね。ゲームもやらなかったですし、今も携帯電話ですらそんなに上手く使いこなせないんで(笑)。紙とえんぴつが特に好きなんだと思います。だから譜面以外で、何か字を書いているときもめちゃめちゃたのしいんですよ。あと、本をちゃんと紙で読むのも好きだし。ipadで読むのとか私は考えられない(笑)。


-- 今どきにしては珍しい、いいコですねぇ(笑)。じゃあダウンロードも全然?

桑原 ipodに入ってる曲は全部CDからですね。CDも好きなんですよ。ライナーノーツとか隅々まで読み込んでますからね(笑)。 

森田 僕もあまりダウンロードはしないですね。好きなアルバムは、ちゃんとしたモノで手にしたい派なんで。彼女と一緒で、ライナーとかを読みながら、どんな人間がどんな環境で育ってきたらこういう音楽が出来るんだろ? って。そのミュージシャンのバックグラウンド、特にどんな音楽を聴いてきたんだろっていうところにも興味があって、実際そうやって音楽を広げてきたりしましたから。「プライマスのレス・クレイプールは、スタンリー・クラークが大好きでコピーしていた」っていうことを知って、スタンリー・クラークを聴くようになったりとか、色々なジャンルに広がっていきますよね。


レス・クレイプール 1984年に結成された米西海岸のミクスチャー・バンド、プライマスのリーダー/ベーシスト兼ヴォーカリスト。1991年のメジャー・デビュー作『Sailing the Seas of Cheese』、大ヒットを記録した『Pork Soda』など、ロック、ファンク、メタル、ジャズほか多種多様なサウンドを昇華したハイブリッド・サウンドで、たちまちレッド・ホット・チリ・ペッパーズらと並ぶ人気バンドへとのし上がった。中心人物であるレスの愛器”カール・トンプソン”から生み出されるファンキーな高速スラップ奏法は、ロック・リスナーのみならず、ジャズ/フュージョン界隈からも注目を集め、またアップライトベースにエフェクターをかけたボーンイグ、ギターのようなコード・カッティングを伴奏に歌うといった特異性溢れる変幻自在のプレイは、「変態なる天才」として世界中から唯一無二のプロップスを得ている。バンドは2000年に一時活動休止となり、レスはフィッシュのトレイ・アナスタシオらとジャムバンド、オイスターヘッドを結成するなどソロ活動に勤しみながら、さらに雑多で無尽蔵な音楽嗜好を見せつけた。2003年には再結成を果たし、2011年には11年ぶりのオリジナル・アルバム『Green Naugahyde』をリリースしている。
スタンリー・クラーク 1972年にチック・コリアらとリターン・トゥ・フォーエヴァーを結成し、その名を広く知らしめたエレキ、ウッド両刀使いのスーパー・ベーシスト。同年リリースの初リーダー作『Children of Forever』、トニー・ウィリアムス(ds)、ビル・コナーズ(g)、ヤン・ハマー(key)が参加した74年の『Stanley Clarke』は、レス・クレイプールを虜にした代名詞の”鬼神スラップ×コードストローク”の合わせ技、そして独特のグルーヴ感覚がひしめくアーリー・フュージョンの傑作として今も聴き継がれている。『Journey To Love』、『School Days』、『I Wanna Play For You』といったリーダー作を発表しながらフュージョン・シーンを牽引。70年代後半にはジェフ・ベックとの共演を行ない、ロック・ファンにも一目置かれる存在となった。80〜90年代にはジョージ・デュークとの双頭プロジェクトでジャズとブラコンの架け橋的作品をリリース。2007年にはHeads Upに移籍し、『The Toys of Men』、さらにはマーカス・ミラー、ヴィクター・ウッテンとの名うてのベース三銃士ユニット「S.M.V.」を結成し、アルバム『Thunder』を制作。2009年には上原ひろみ、レニー・ホワイトと自己トリオを組んで、キャリア初のフル・アコースティック・アルバム『Jazz in The Garden』を吹き込んだ。翌2010年には同トリオで制作した『Stanley Clarke Band』が、2011年の第53回グラミー賞で「最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム」を受賞した。


-- お二人それぞれで「これは特に入魂です」みたいな推し曲というと?

桑原 私はやっぱり「from here to there」かなぁ、うん。

森田 僕はボーナストラックとして入れた新曲の「HiCCups!」が面白いかなって。ボーナスの2曲だけは比較的最近録ったものなんですけど、新鮮味があって好きですね。あとは、ケルト音楽のカヴァーになるんですけど、「River Dance」もいい感じに仕上がったと思います。

桑原 「HiCCups!」は自分でも結構考えて作ったなって思いますね。

森田 これがアルバム中いちばんフザけた曲になっていて(笑)。

桑原 実は録音直前まで別のモチーフの曲を用意していたんですけど、急にその曲が嫌いになっちゃって(笑)。でも録音までにあまり時間がないから、どうしようかと悩んでいたんですね。その曲を噛み砕いてもう一度練り直すか、また別の曲をイチから作り直すかって。それで、いつものように一旦放置していたところへ急に「HiCCups!」のリフが降りてきまして(笑)。「フザけてるなぁ」とは思いつつ、でも逆に「音にしたらどうなるのかな?」っていう興味もあって、とりあえず譜面にしたんです。そこからは直感の世界ですよね。もうリハの当日に「よし、こっちだ」って持っていったら、みんなに「かっこいいじゃん」って言われて。だから、この曲のリフは本当に直感のみで出来たって言えるんですけど、ただ途中の静かになるセクションからテーマのリフに戻る流れについては、かなり考えて作り込みました。


-- どの曲も展開にかなりの起伏がありますよね。

桑原 頭の中で歌うときに、「ここからここに行きたい」っていうのが自然に出てくるんで、とにかくそれに従って構成や展開が出来上がるっていう。

森田 あまり一辺倒で押しまくるっていう曲はないよね?

桑原 たしかに全曲通してそうかもね。


-- 今後に関しては、生ピアノ以外にローズやムーグシンセなんかを使うことも考えていたりします?

桑原 今回のアルバムとはまた違った世界になると思うんですけど、エレクトロニクスと融合したライヴを今後やる予定で、そこではシンセも弾くんですよ。そういうのをやることによって、逆にまた生ピアノの良さを知ることができるんじゃないかなって。表現してみたい幅が広がってきたこともあって、言うなればそれは自分への挑戦でもあるんですけど、でもシンセを今後ずっと使い続けるかどうかは全く分からないですし、私はやっぱり生ピアノが好きなんですよね。弦の音がするから。弦の音が鳴ってるだけですごく嬉しいんですよ(笑)。


-- それでベースの音が好きだったりするんですね。ピチカートの音とか。
それでは、今後の展望・野望諸々あるかと思いますが、その辺りを最後に一言ずついただけますでしょうか。


森田 僕らを知ってくれたきっかけはYouTubeでも何でもいいんですけど、アルバム・リリース後は名古屋や大阪にもツアーで行かせてもらうので、とりあえず色々な方々に生でライヴを観てほしいです。それと、言葉のない音楽なので、国境を越えていつか海外でもライヴをやってみたいっていうことは常に思っていますね。

桑原 私は、自分の作品をこうして採り上げてもらっているっていうことが未だに信じられないんですよ。元々自主制作で出したものですし。今の状況に私がいちばん付いて行けてないんじゃないかって(笑)。だから野望なんてそんな・・・「すいません、ありがとうございます!」っていう感じですよ。「逆に申し訳ない!」みたいな(笑)。


-- (笑)

桑原 もういっぱいいっぱいで(笑)。自分のCDがお店に並んでるのを想像しただけで、嬉しい反面、「どうしよう! 大丈夫なのか?」って(笑)。私なんて周りの人に支えられているだけなんで・・・

森田 でも出来上がったCDを聴いてもらうと、結構みんな「完成度が高い」って言ってくれるよね。

桑原 お父さんは半泣きでした(笑)。


-- (笑)この謙虚さと初々しさを失わずにずっとやっていきたいところですね。

桑原 これが本当に第1作目なので、音に残すことの大事さとか大変さっていうのがつくづく身に沁みています。あとひとつだけ目標というか、小5のときから「東京JAZZ」に出演するのを夢見てやり続けてきたので、いつかはあの国際フォーラムのステージに上がりたいなって。そのためにも、これから本当に、しっかり前を向いて頑張っていかなきゃっていう感じですね。



【取材協力:イーストワークス エンタテイメント】




 ai kuwabara trio project 『from here to there』


弱冠二十歳のジャズ・ピアニスト、桑原あい(くわばら あい)。ミシェル・ペトルチアーニ、エスビョルン・スベンソン、上原ひろみを彷彿とさせながらも、瑞々しい感性と確かなテクニックに裏づけされたアグレッシヴで独創的な世界を表現。また全て桑原書き下ろしによるオリジナル楽曲は、自由で情緒的、時にはアヴァンギャルドな、今までのジャズピアノトリオの枠にはおさまらない楽曲が並ぶ。共同プロデュースとして名を連ねるベーシスト森田悠介はエレキベースをイマジネーション豊かに超絶テクニックで縦横無尽に弾き倒す。曲によってドラマー3人を起用し、各楽曲のクオリティにとことんこだわり抜き、デビュー盤とは思えない程の完成度を誇る。録音も全編通して一切の重ねなしの一発録り!


収録曲

  • 01. BET UP
  • 02. 3=log²(8)
  • 03. from here to there
  • 04. Edit typos.
  • 05. Chronometer
  • 06. mind blindness
  • 07. Circuit River
  • 08. Portrait of an old man
  • 09. Riverdance (新曲ボーナストラック)
  • 10. HiCCups! (新曲ボーナストラック)


ai kuwabara trio project 今後のライヴ・スケジュール

大阪・名古屋ツアー決定!

■ 2012年11月20日(火) @大阪 Mr Kelly's
1st 19:30〜 2nd 21:15〜 (入替無し)
チャージ:2,000円(別途、飲食のご注文をお願いいたします)
*ライブ前日までにMr Kelly'sのホームページからご予約された方は、チャージ・飲食料金合計の10%を割引いたします。(但し上限は10,000円までといたします。)
*お電話でのご予約の場合、割引は適用されません。



■ 2012年11月21日(水) @名古屋 DOXY
1st 19:00〜 2nd 20:30〜 (入替無し)
チャージ:前売り1,800円/当日2,000円(別途テーブルチャージ 500円+飲食代をお願いいたします)
*ライブのご予約は、DOXYのホームページ、もしくは、052-242-1227(DOXY)
平日10:00〜23:00、土日祝17:30〜23:00で受け付けております。



■ 2012年11月30日(金) @東京 吉祥寺ストリングス
1st 19:30〜 2nd 21:00〜 (入替無し)
チャージ:2,300円


関連記事はこちら

* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.  

弱冠二十歳のピアニスト、心躍る鮮烈デビュー!!

from here to there

CD

from here to there

ai kuwabara trio propject

User Review :4 points (1 reviews) ★★★★☆

Price (tax incl.): ¥2,057

Release Date:07/November/2012

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「BET UP」 PV動画




桑原あい (くわばら あい) プロフィール



森田悠介 (もりた ゆうすけ) プロフィール



その他の関連作品

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    Release Date:26/September/2012


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  • Electric Rhapsody

    CD

    Electric Rhapsody

    Electric Rhapsody

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    Release Date:08/August/2012


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  • GREATEST HITS (+DVD)[First Press Limited Edition]

    CD Limited Edition Greatest Hits

    GREATEST HITS (+DVD)[First Press Limited Edition]

    Def Tech

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    Release Date:18/April/2012


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本文中に登場するアーティストの主な作品

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  • Gentle Thoughts

    CD

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    Lee Ritenour

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  • The Captain`s Journey

    CD

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    Lee Ritenour

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  • Casino

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    Casino

    Al Di Meola

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    Release Date:17/March/2008


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    Leprechaun

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    Michel Camilo

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    Michel Camilo

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    Release Date:13/October/2010


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  • Thru My Eyes

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    Michel Camilo

    Price (tax incl.): ¥3,121
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    (tax incl.): ¥954

    Release Date:13/April/1993


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  • Move (+DVD)

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    Move (+DVD)

    Hiromi Uehara

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  • Voice

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    Hiromi Uehara

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    Release Date:25/April/2003


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  • 301

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    301

    E. S. T. (Esbjorn Svensson Trio)

    Price (tax incl.): ¥2,689
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    Release Date:20/April/2012


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  • Live In Hamburg

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    E. S. T. (Esbjorn Svensson Trio)

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    Release Date:27/November/2007


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  • Leucocyte

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    Leucocyte

    E. S. T. (Esbjorn Svensson Trio)

    Price (tax incl.): ¥2,268
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    Release Date:29/August/2008


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  • Viaticum

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    Viaticum

    E. S. T. (Esbjorn Svensson Trio)

    User Review :4 points (2 reviews)
    ★★★★☆

    Price (tax incl.): ¥2,689
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    (tax incl.): ¥2,017

    Release Date:24/January/2005


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  • Strange Place For Snow

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    Strange Place For Snow

    E. S. T. (Esbjorn Svensson Trio)

    User Review :4.5 points (2 reviews)
    ★★★★★

    Price (tax incl.): ¥1,231
    Member Price
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    Multi Buy Price
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    Release Date:17/March/2008


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  • Somewhere Else Before

    CD Import

    Somewhere Else Before

    E. S. T. (Esbjorn Svensson Trio)

    User Review :5 points (1 reviews)
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    Price (tax incl.): ¥1,231
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    (tax incl.): ¥1,002

    Multi Buy Price
    (tax incl.): ¥923

    Release Date:17/March/2008


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  • Retrospective: The Very Best Of E.s.t.

    CD Collection Import

    Retrospective: The Very Best Of E.s.t.

    E. S. T. (Esbjorn Svensson Trio)

    Price (tax incl.): ¥2,689
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    (tax incl.): ¥2,340

    Multi Buy Price
    (tax incl.): ¥2,017

    Release Date:05/October/2009


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  • Of Fungi & Foe

    CD Import

    Of Fungi & Foe

    Les Claypool

    Price (tax incl.): ¥2,581
    Member Price
    (tax incl.): ¥2,375

    Multi Buy Price
    (tax incl.): ¥1,962

    Release Date:17/March/2009


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  • Of Whales And Woe

    CD Import

    Of Whales And Woe

    Les Claypool

    User Review :5 points (1 reviews)
    ★★★★★

    Price (tax incl.): ¥2,797
    Member Price
    (tax incl.): ¥2,238

    Multi Buy Price
    (tax incl.): ¥2,098

    Release Date:30/May/2006


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  • Green Naugahyde

    CD Import

    Green Naugahyde

    Primus

    Price (tax incl.): ¥2,365
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    (tax incl.): ¥1,965

    Multi Buy Price
    (tax incl.): ¥1,798

    Release Date:13/September/2011


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  • Frizzle Fry

    CD Import

    Frizzle Fry

    Primus

    Price (tax incl.): ¥2,057
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    (tax incl.): ¥1,507

    Multi Buy Price
    (tax incl.): ¥1,507

    Release Date:23/April/2002


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  • Tales From The Punch Bowl

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    Tales From The Punch Bowl

    Primus

    Price (tax incl.): ¥1,015
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    (tax incl.): ¥934

    Multi Buy Price
    (tax incl.): ¥761

    Release Date:06/June/1995


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  • Pork Soda

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    Pork Soda

    Primus

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    Price (tax incl.): ¥1,836
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    (tax incl.): ¥1,000

    Release Date:20/April/1993


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  • The Stanley Clarke Band Featuring Hiromi

    CD

    The Stanley Clarke Band Featuring Hiromi

    Stanley Clarke / Hiromi Uehara

    User Review :5 points (2 reviews)
    ★★★★★

    Price (tax incl.): ¥2,571
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    (tax incl.): ¥2,366

    Multi Buy Price
    (tax incl.): ¥2,185

    Release Date:02/June/2010


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  • Jazz In The Garden

    CD

    Jazz In The Garden

    Stanley Clarke / Hiromi Uehara / Lenny White

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    Release Date:15/April/2009


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  • Forever

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    Forever

    Chick Corea, Stanley Clarke, Lenny White

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    Release Date:25/August/2010


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  • Thunder

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    Thunder

    S.m.v (Stanley Clarke / Marcus Miller / Victor Wooten)

    User Review :5 points (4 reviews)
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    Price (tax incl.): ¥3,229
    Member Price
    (tax incl.): ¥1,975

    Release Date:12/August/2008


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  • Clarke Duke Project

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    Clarke Duke Project

    Stanley Clarke / George Duke

    User Review :5 points (1 reviews)
    ★★★★★

    Price (tax incl.): ¥1,231
    Member Price
    (tax incl.): ¥1,036

    Multi Buy Price
    (tax incl.): ¥923

    Release Date:17/March/2008


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  • Journey To Love

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    Journey To Love

    Stanley Clarke

    User Review :4.5 points (2 reviews)
    ★★★★★

    Price (tax incl.): ¥1,231
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    (tax incl.): ¥1,002

    Multi Buy Price
    (tax incl.): ¥923

    Release Date:01/February/2008


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  • Stanley Clarke

    CD Import

    Stanley Clarke

    Stanley Clarke

    User Review :4 points (1 reviews)
    ★★★★☆

    Price (tax incl.): ¥1,231
    Member Price
    (tax incl.): ¥1,002

    Multi Buy Price
    (tax incl.): ¥923

    Release Date:01/February/2008


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  • Children Of Forever

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    Children Of Forever

    Stanley Clarke

    User Review :5 points (3 reviews)
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    Price (tax incl.): ¥1,836
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    (tax incl.): ¥1,377

    Release Date:19/October/2007


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  • Return To Forever

    SHM-CD

    Return To Forever

    Chick Corea

    User Review :5 points (20 reviews)
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    Price (tax incl.): ¥1,851
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    (tax incl.): ¥1,703

    Release Date:22/June/2011


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  • Live At Montreux 1972

    DVD

    Live At Montreux 1972

    Stan Getz / Chick Corea / Stanley Clarke / Tony Williams

    User Review :5 points (1 reviews)
    ★★★★★

    Price (tax incl.): ¥4,093
    Multi Buy Price
    (tax incl.): ¥3,315

    Release Date:24/August/2011


    • Buy 3 Int. Titles Get Up to 30% Off Deleted
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