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【インタビュー】world's end girlfriend

Monday, August 30th 2010

interview

world's end girlfriend

約3半年ぶりとなるオリジナルアルバム『SEVEN IDIOTS』を完成させたworld's end girlfriend。その世界は前作『Hurtbreak Wonderland』とは全く違うものだった!

--- ニューアルバム『SEVEN IDIOTS』の完成おめでとうございます。 まずお聞きしたいのが、今回はMONOのレーベルHUMAN HIGHWAYを離れ、自らのレーベル『Virgin Babylon Records』を設立されました。なぜ自らのレーベルを設立しようと思ったのでしょうか?

world's end girlfriend (以下、weg):いま、またはこれからは作品を外へ向け自己配信や自己レーベルで発信することは誰もが容易にでき、それは良いことだけど、情報がありすぎてどこにホントにおもしろいものがあるのかが見えにくくなるとおもった。それでブランド力のあるレーベルを作ろうとおもいました。楽曲に力があれば世界に広げれる可能性はあるので日本発でおもしろい音楽を世界に発信していけたらとおもっています。

--- 所属しているアーティストについて教えてください。

weg:about tessはツインドラム、ツインギター、ツインベースという特異な編成のバンド。精神が暴走し身体を追いつめるようなバンドです。リーダーのtakutoさんはVirgin Babylon Recordsの運営にも関わっています。

matryoshkaは深淵な空気を保ちつつ心の芯に触れてくるような才能をもっていますね。 低温の美しさは絶品です。

夢中夢は久石譲ミーツ・ブラックメタル。というコピーがわかりやすくておもしろいですね、まあ、他の要素もたくさんはいっていますが。

Ryoma Maedaは独自のエレクトロニックなごちゃごちゃ感とポップさをもっています。 まあ、各自説明するよりレーベルサイトのフリーmp3聴いてもらった方が早いです。

--- アルバム『SEVEN IDIOTS』のお話もお聞きしたいのですが、オリジナルアルバムとしては『Hurtbreak Wonderland』以来、約3半年ぶりとなりますが、制作にどのくらい時間がかかったのでしょう?

weg:hurtbreak〜リリース後に1年くらいかけて作った45分くらいまで出来ていたアルバムがあったのですが、なんだかそれはwegっぽすぎて自分でいやになって全ボツにして。その後今作作りはじめて、途中「空気人形」サントラを三ヶ月くらいでつくって、その後また制作に戻って完成という感じなので実質2年くらいかな?

--- 聴かせてもらった個人的な意見なのですが、前半部分「Galaxy Kid 666」までは『Hurtbreak Wonderland』『Lie Lay Land』で描かれた壮大で美しい世界とはまた異なり、初期を彷彿とさせるユーモラスでコミカルな面がタイトルを含め全面に出ている感じがしました。何か心境の変化のようなものがあったのでしょうか?

weg:いままでの作品もそうだけど俗っぽさは常に残しておきたくて、今作は特に神聖なものを俗語で表現するっていうのも全体のテーマの一部で念頭にあったからかな。

--- そして中盤「Bohemian Purgatory Part1~3」ではまさにwegというべき美しい世界が。その後コラージュ部分を経て、エンディングを迎えます。タイトルからダンテの『神曲』の影響がわかりますが、アルバムのコンセプト的なものは初めからあったもでしょうか?

weg:はい。ダンテの「神曲」はベースにしてるけど、音楽でしっかりと「神曲」を扱うにはCD数十枚分必要になるので、地獄から煉獄、そして天国へという道のりとダンテのベアトリーチェへの信仰に近いような想い。そこをベースにwegの今作は「神曲」とは逆の道のりで天国から地獄まで下り、会いにいくという物語です。 あと、地獄編は同じく「神曲」をベースにしたロメオ・カステルッチの作品にも影響受けましたね。地獄の表現がすばらしかったので。

--- 今回は特殊な制作方法(最初にAメロ/Bメロ/サビという一般的な形式の唄ものを作曲し、その後ヴォーカルパートを完全に消去し残されたトラックに徹底的な破壊と構築、交配を繰り返し施し練り作り上げた)で作品を創り上げたということですが、その制作方法が、楽曲の完成にどのような影響を与えましたか?

weg:間違えを含んだポップミュージックが作りたいとおもっていて。 よく歌もののリミックスなどするときにvocalパートのみを使いそれ以外の音をすべて自分で新たに作曲するというやりかたがあるんだけど、そのときの歌とバックトラックの関係がすごく好きで、それはもしその歌を同時に作曲してたら絶対生まれないような伴奏だし、このバックトラックのみを作曲したときには絶対この歌メロは生まれない、というあり得ない関連性かつ同一であるところが魅力的で、それと似たようなことが今回の制作方法では出来たとおもいます。

--- アルバム制作の中で、一番苦労したところはどこでしょう??

weg:一度制作途中のアルバムをボツにし、次の曲を探し当てるまで

--- 前回のインタビューで“リハーサルは苦手”とおっしゃっていましたが、まだリハーサルは緊張しますか?(笑) ライブも何本か決まっていますが、また作品とは違ったものになるのでしょうか?どのようなライブになるのか少しだけ教えてください。

weg:最近はだいぶ慣れましたよ(笑)。本番までの待ち時間は嫌いですね、 とっととやりたいし、酒をおさえながら飲まないといけないので。 作品とライブは別物と考えてます。また弦入りの編成のライブもやろうとおもっています。

--- それでは最後にHMV ONLINEをごらんの皆さんに一言お願いします。

weg:歌舞伎あるある早く言いたい

--- ご協力ありがとうございました!

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