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Salyu の選ぶ10枚!

Wednesday, March 17th 2010

Salyu

Salyu 3年ぶりアルバムリリース!

Salyu
『MAIDEN VOYAGE』 / Salyu
Salyu の待望の3rd Album が、2010 年3 月24 日に満を持してリリースされます。タイトルは『MAIDEN VOYAGE』!!2007 年の2nd Album『TERMINAL』から実に3 年強、その間、シンガーとして、そしてクリエーターとしての自身と、厳しく、深く見つめ合い、更に掛替えの無いミュージシャンやサウンドクリエーターとの尊い出会いを果たし、Salyu というシンガーの持つポテンシャルを自らの手で大きく華やかに開花させたSalyu。ミュージシャンとしてのその新たな礎のもと、3rd Album『MAIDEN VOYAGE』は、Salyu 自身のプロデュース・アルバムとして世に放たれます。シングル6曲を含む珠玉の14曲を収録予定。初回盤には、2009年2月10日に行われた、初の日本武道館でのワンマンライブを全26曲フル収録した豪華DVDをパッケージ。

3rd Album『MAIDEN VOYAGE』渾身のセルフライナーノーツ

Salyuがこのアルバムに込めた想い。
一曲一曲に刻んだ意味を丁寧に語っていただきました!

01. messenger

ディーバであるバーブラ・ストライサンドをイメージさせるようなスタンダードであり、また「高音に意義のある楽曲」をアルバムの一曲目にしたかった。
日々、状況に左右されながら、自分の感情に翻弄される心。
そんな現実の真ん中で「私が生きる意味」、またそんな私が「あなたと出会った意味」を心の奥に見つけだす小さな愛の物語。

02. イナヅマ

疾走感を持つポップロックはSalyuの作品には少なくありません。
なぜ作り続けるかというと、きっと小林武史×Salyuタッグということにおいて、欠かせない曲調なのだと思います。
こういったタイム感の中に、何かこのタッグならではの価値が毎回生まれていると私は思っているのです。
アルバム『landmark』の中ではそれが「Dramatic Irony」であり『TERMINAL』においては「be there」にあたり、 今回の新作『MAIDEN VOYAGE』の中ではこの曲にあたります。
歌詞の世界観が、時を経て大人になっていきます。

03. EXTENSION

この楽曲がもつメッセージはアルバム『MAIDEN VOYAGE』の中でも最もロックなものであると言えます。なぜなら怒りにも似たある問題意識から詩が生まれているから。
それは「自然体」という言葉が、良い女の代名詞のように使われている、今の時流に対しての疑問でした。
自然体なんかで生きていたら理想はつかめない!
背伸びし続けることを覚悟することの方が、私にはずっと大切に思えた。
そのような気持ちからこの曲は誕生しています。

04. コルテオ 〜行列〜

いつかは自分にもおとずれる「死」ということを見つめたとき、日々の中で慌ただしく移り変わる感情、喜怒哀楽が、そのひとつひとつがいとおしく思えてきた。
私たちが日常の中で当たり前に作り上げている営み、その尊さ、いとおしさを切実に訴えるバラード。

05. 新しいYES

それまで自分の中でノーであったことがイエスに変わること。
人それぞれに「新しいイエス」は様々だとおもうけど、人生においてイエスと言い切れることがひとつでも増えること。
それはとてもエモーショナルな出来事だと思います。
新しい価値、イエスはきっと自分ひとりでは得ることができない。
「誰か」との出会いの中でのみ得られるものなのではないか?
そんな思いが宿った楽曲です。

06. L.A.F.S.

L.A.F.Sは、Love at first sightの略。
一目惚れの恋におちて、自分の感情に翻弄される女ごころを綴っています。
一目惚れとは一瞬でその人の魅力の全てを知ってしまえること。
恋ってナルシスティックでドラスティックだもの。
アルバム制作の後半で、アルバムの5、6曲目にマイナーのバラードがどうしても欲しくなったことから、自力で仕上げた、そういう裏話を持つ。 

07. emergency sing

本来のイメージは、トラック7では「牧歌的なワルツ」が鳴って欲しくて、曲の発注もそのように進めたのですが、4拍子のマイナーバラードが戻ってきた!
事故でした。曲の役割が06と重なってしまっています。
実は06が制作されていることが小林武史さんに上手く伝わっていなかったことから小林さんもトラック05,06あたりにそのような曲が必要と、書き下ろしてくださったそうです。
でもこの出来事を通じてつくづく私は小林武さんから多大な影響を受けていることを再認識。
結果、06という空間から07が生まれてくるというようなアレンジにして両曲ともアルバムに入ることに。結果はオーライです!


08. iris 〜しあわせの箱〜

『MAIDEN VOYGE』において旅の風景を表現している大切な楽曲。
水彩画の中を旅しにいくような気持ちでうたっている。
列車の窓の外の、颯爽と過ぎてゆく景色と、それをひとつひとつ見送っていく時の儚さを綴った。
ちなみにこのストーリーは、ゲーム「レイトン教授と悪魔の箱」の脚本がテーマになっています。

09. HALFWAY

甘い汗をにじませ走る。
そんな10代のか弱いけれど、精一杯に振りまいてしまうエネルギーを表現した楽曲。
美意識、モラル、肉体、未来。。。
自分の中に息づくあらゆる情報、その処理に翻弄されていた、あの頃をいとおしく思いながら。

10. SWEET PAIN

「わがままにくるしくなる」
恋の過激な感情の動き、刹那的な欲望を80'sのウェットで透明感あるサウンドの上に綴ってみました。

11. cruise

高速移動しながら覚醒していく意識。それはたとえば高速道路、新幹線、飛行機。
そんな日常にある体感をテーマに国府達矢さんと制作していった楽曲。
そこにクルーズと言う仮タイトルをつけました。
そして前作アルバム『Terminal』の際にも歌詞を手がかけてくださった一青窈さんに詩をいただきました。
語感が大切にされながらも『MAIDEN VOYAGE』にふさわしい風景の楽曲が出来上がりました。
窈さんに感謝。。。

12. BIRTHDAY

一年程前にギターリストの名越由貴夫さんと何か作りましょうよ、というようなことを話して。
ライブで映えるような作品をね、なんて話していたんです。
それがここに実現してこのような楽曲に仕上がりました。
音像はラットを参考にしています(笑)
80'sのウェットさ、スタジアムロック、グランジ。
いろいろな要素が交錯していますが整頓された曲になりました。
音数に意義を持たせて聴きやすくするというのも大切な意識だった。
またドラムはJENさんにお願いをしました。
レコーディングスタジオがライブ会場のような臨場感に!
制作がとっても楽しかった楽曲です。

13. LIBERTY

『MAIDEN VOYAGE』を創る決意を示した大切なシングル。
アルバム後半に持ってきたのはアルバムの結論として位置づけたかったから。
私の中ではこれがこのアルバムのテーマであり核と言えます。

14. VOYAGE CALL

新しい船が出航する風景、処女航海の始まりを表現した楽曲。
もはやこの次のアルバムへの足跡ともなるエンディングをイメージしました。
タイトルのボヤージュコールとは航海を呼びかけることを意味しています。
21世紀を迎えたてのころ、あの衝撃のグランドゼロによって世界中が新世紀を実感出きないままに、何か前世紀の尻拭いをするような時がながれていたように思います。
私はこの2,3年の中でようやく新世紀に入ったことの実感し始めている。
それは環境問題への意識の向上、オバマの大統領就任。。。
時代はようやくネクストステージを迎えようとしているのではないか。
新たな航海の始まり。
ボンボヤージュ!とのメッセージ。
言葉はいらないと思いました。

Salyu の選ぶ10枚!

Salyuがお気に入りのCDや影響を受けた作品を教えてくれました。
本人の思い入れ、その音楽に対する愛を感じるコメントと共にお楽しみ下さい!



浮遊感のあるボーカリゼーションは、水面を歩くかのようにライト。
晴れた休日の午後に、ゆっくりと聞きたい一枚。


レニーのロックがもつラグジュアリーさと、ヴァネッサのフレンチロリータなヴォーカリゼーションが、見事にシンクロした1枚。


キャンペーンなどでホテルに泊まる時、必ず聞く一枚。
アダルトというか官能的というか、この稀有なボーカリゼーションは、聞き手の心をいつの間にか癒し、満足させてくれる。


弱冠20歳の頃に、アーティスト七尾旅人くんから、もらった一枚。
その時期、海外RECが頻繁にあり、旅を通じて作ったという彼女のアルバムを携え、私も旅にのぞんだ。
旅における出会いの喜び、また、別れの悲しさというものに、ドラマを与えてくれる一枚。


17の時に、初めてのプリプロで、その現場を担当してくれたエンジニアさんからもらった一枚。
ハイティーンが抱く特有の憂鬱、自己嫌悪に、物語を与えてくれる一枚だった。


スピーカーを選ぶ際に基準になっている一枚。
作品の芸術性の高さはもちろん、手がけられているMIXに尊敬を抱いている。


音のサウンド感、やはりこれもMIXが好きな作品。
感性とスキルのバランスが、独特な品の良さを醸し出している。
疲れている時など、頭をクリアにしてくれる一枚。

『ヴァージン・スーサイズ』
オリジナルサウンドトラック


大好きなサウンドトラックの一枚。
70年代の流行曲が納められている。
これは、ソフィア・コッポラの映画のサントラだが、彼女の手がけた映画である「ロストイントランスレーション」のサウンドトラックも大好き。
両作品とも、音楽をプロデューサーしたのは、ブライアン・レイツェル。


実は、最近になって急に好きになった一枚。
楽曲、そのアンサンブル、またコーラス、あらゆる音の構築のされ方に感銘を受ける。
また、作品に宿る、エモーションに揺さぶられる。


私の中のカテゴライズは、スペイシーオルタナティブ。
高速移動(飛行機、新幹線など)している時に、聞くのがオススメ。
クリスタリティな世界観が、脳内を覚醒させてくれる気がする。


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