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日本人(にっぽんじん)養成講座

Yukio Mishima

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582835571
ISBN 10 : 4582835570
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2012
Japan

Content Description

目次 : 1 ニッポン人のための日本入門(アメリカ人の日本神話/ お茶漬ナショナリズム)/ 2 日本語練習講座(文章読本(抄))/ 3 サムライの心得(小説家の休暇(断片)/ 若きサムライのための精神講話(抄))/ 4 エロスと政治について(心中論/ 二・二六事件と私)/ 5 おわり方の美学(団蔵・芸動・再軍備/ 私の中のヒロシマ/ 愛国心/ 新知識人論/ 私の中の二十五年)

【著者紹介】
三島由紀夫 : 1925年1月14日、東京都四谷区永住町(現、新宿区四谷)に生まれる。47年(二十二歳)11月、東京大学法学部法律学科を卒業。12月、高等文官試験行政科に合格、大蔵省銀行局国民貯蓄課に勤務。11月、『岬にての物語』を刊行。48年(二十三歳)11月25日に雑誌「文藝」に「仮面の告白」を起稿。この作品により、新進作家としての地位を確立する。9月、大蔵省を辞職。54年(二十九歳)12月、『潮騒』により第一回新潮社文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Isamash

    編集者・著述家高丘卓氏が三島由紀夫著作を独自に編纂した2012年出版書籍。本書読んでも割腹自殺理由は分からないが、二二六事件将校に共感を覚え、若き人間の死に美を感じていた様。そして総理大臣のためには死ねないが天皇のためには死ねる自分の心情は明確に意識していた。戦後民主主義を偽善と詐欺と捉え、日本の将来を「無機質なからっぽな,ニュートラルな、中間色な,抜け目がない、経済大国が極東に残ってるだろう」と絶望感を覚えてもいたらしい。無機質なからっぽな国というのはあたっていたが、抜け目のない経済大国は、外れたかも。

  • ヒデミン@もも

    自分が齢を重ねることにより、作家の言葉の意味をより深く認識するようになることが間々ある・・・はず。 でも経験、その時の立場で感じることは違ってくるかな・・・。同じ年齢であっても、母の立場にたつと日本の未来を思う気持ちも違う。 「実は、私は『愛国心』という言葉があまり好きではない。何となく、『愛妻家』という言葉に似た、背中のゾッとするような感じをおぼえる。」 意外に思ったが、「この言葉には、官製のにおいがする。また、言葉としての由緒ややしさがない。どことなく押しつけがましい。」 やまり文学的。

  • kiho

    美しく、潔く…理想を持った生き方に妥協はない☆だから命を絶ったのかと漠然ながら感じる。愛国心には賛同しないと記しつつ、ある意味日本への愛情を持って生きたのが三島由紀夫だったのかもしれない…もし今の時代に生きていたら、この日本をどう思うだろう?

  • ニャン

    前半は面白くて引き込まれたのですが、中盤から疲れてきて流し読み…なので、また改めていつか読めればと思う。

  • yamamiki

    三島を読む。ただ、この本、短編評論を抜粋した形で編集されたものだから読んだうちには入らない。今まで読まなければと念じつつ読めなかった作家、憧れながらも、なかなかに近づき難かった作家、自分が年齢を重ねていく中で、でも、もう、そろそろ、いいでしょう〜〜〜って声が聞こえる。だから僕は三島を読む、徹底的に読みつくします。

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