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3・11後を生きるきみたちへ 岩波ジュニア新書

Yoshimitsu Takuki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784005007103
ISBN 10 : 4005007104
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2012
Japan

Content Description

地震列島・原発列島に住む私たちは、これからどんな生き方をしていけばいいのか?どんな社会をつくっていけばいいのか?福島第一原発南西の川内村で、3・11の大地震とつづく原発事故を体験した著者は、東電・政府・自治体や住民の動きを目を凝らして見てきた。その見たもの・聞いたこと・考えたこと。

目次 : 第1章 あの日、何がおきたのか/ 第2章 日本は放射能汚染国家になった/ 第3章 壊されたコミュニティ/ 第4章 原子力の正体/ 第5章 放射能よりも怖いもの/ 第6章 エネルギー問題の嘘と真実/ 第7章 3・11後の日本を生きる

【著者紹介】
たくきよしみつ : 1955年福島県生まれ。作家・作曲家。小説、デジタル文化論、デジカメ写真、狛犬美術など幅広いジャンルで執筆。2011年3月11日は福島県川内村で地震を体験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ベル@bell-zou

    ”第4章 原子力の正体”〜ウラン製造工程と、原子力発電所のしくみ、核燃料サイクル…などの部分が分かり易い。佐藤栄佐久前福島県知事の「原発は麻薬のようなもの」という言葉に尽きる。全編にわたり興味深い記述が多く今更ながら知ることができ為になった。ただ、国策やメディアに対する著者の怒りもにじみ出ていて煽られないよう読んだ。著者自身が語るように情報や知識は自分で取捨選択し考えるべきなので。ジュニア向けとはいえ、最終章"どう生きるべきか"。主張は否定しないが押しつけがやや強く感じられた。

  • ぐうぐう

    3.11後の福島のことを子供達に伝えようとする主旨のジュニア新書において、著者ははっきりと反原発思想であることを冒頭で宣言している。その宣言通り、序盤は福島第一原発の事故の詳細を記すにあたって、やや過剰な描写も見られ、危ぶむ読書を強いられた。しかし、読み進めていくと、懸念は払拭された。著者は、原発の危険性を告発しながらも、安易な二元論を選択しない。反原発主義者が盲目的に唱える自然エネルギーや、再生可能エネルギーの問題点、そしてそこに隠蔽された嘘も、きちんと指摘することを忘れない。(つづく)

  • ヒラP@ehon.gohon

    被災者だから書けること、被災者だからこだわること、専門家ではないと語る著者が調べ考え述べた問題提起の本です。多少難しさや、未整理で勢い先行のところも感じましたが、考え行動することの大切さを強いメッセージとして受けとりました。

  • ochatomo

    「裸のフクシマ」著者が原発への税金投入や自然エネルギー問題ほか解説し大人にも役立つ 拡大成長見込めない時代は各自の価値観違っているからこそ世の中のバランスがとれると述べ、田舎での起業を例示 あとがきで問題の根本は人の心とする「3・11前から、心の汚染、心の被曝はずっとあったんだよね。それが壊疽のように体の中にたまっていて、3・11で傷口が開き、一気に外に出てきただけなんだよ。だから、傷口をふさいで膿を拭きとったとしても問題は解決しない。体の中にたまった毒を消さない限りは、何も変わらないんだよ」 2012刊

  • 毒ドーナツを食べたいな

    「生きる指針」のヒントを期待して手に取ったがそういうものではなかった◆12年4月に発刊された本書は、著者の田舎暮らし・自然志向的側面が強調されていて、科学に対する根本的な不信のようなものを感じられて受け入れ難かった◆『資源物理学入門』槌田敦、『エネルギーとエントロピーの経済学』室田武が取り上げられていたが、これも賛否あるようだ。

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