アップ・テンポの「飾りのついた四輪馬車」をお薦めします。 　個人的には聞き易いジャズ・ヴォーカルのアルバムです。よくも知らずに購入して当たったなぁと思いました。 　Ｖｉｋｋｉ　Ｃａｒｒは後にカントリー、ポップスへ転向しジャズ・アルバムは数少ないです。 　カントリー、ポップス分野については、ポップス・アルバムの 　『Ｔｈｅ　ｆｉｒｓｔ　ｔｉｍｅ　ｅｖｅｒ（　Ｉ　ｓａｗ　ｙｏｕｒ　ｆａｃｅ）［ザ・ファースト・タイム・エヴァー（アイ・ソウ・ユア・フェイス）、愛は面影の中に］』 をお薦めする所ですが、あまりにも再発売され無さ過ぎて次回、再発売されたら即買いのアルバムです。

彼女は確か私より年上だからこの声の張りはまことに驚きである。 それはたゆまぬ節制とこのようなビッグスターでありながらしっかり地に足をつけて人生を歩んできたからこその賜物であると感銘を受ける。 シニア世代よ、我らの来し方行く末の応援歌としてこの彼女の歌声に乾杯しましょう！

初めて行ったコンサートがVikki Carr。その時のライブLP盤がCBS SONYから発売されましたが、CD化してくれないでしょうか？LPは家のどこかに眠ってるんだけど。

レコードのwith pen In Handはもっと息も絶え絶えで鼻水をすすりながらの熱唱という思い出がありましたがこのiveほど歌い上げていなかったようにも記憶しています。 もしかして記憶が美化されてしまったかも知れませんね。

ハスキーだけれども結構張りのある声で、特にカントリーが好きと言う訳ではありませんが、楽しく聴けました。

”Nashville by Carr”は彼女の名盤。ナッシュビルのミュージシャンがバックを演奏していて、カントリーの味わいが漂う。抑制気味の彼女の歌声が、実によくフィットしている。「帰り来ぬ青春」をぜひ聴いてほしい。 待ちに待ったリリースだ。

カバー曲なのですが、全曲が彼女のために書かれた作品であるかのような錯覚すら覚えます。歌詞の内容を深く理解し、それを心を込めて唄っているので、聴いていると情景がドラマのようにくっきり浮かび上がってきます。それにしても３０そこそこで、これほどの密度の濃い歌唱をしていたことに深く感銘を受け ました。ＬＰの時代から彼女の大ファンでしたが、私自身もまたいろんな経験を積み、 そのことがよく判るようになって得た感想です。

ついに出た！待って、待って、待っていたのです。本当にこの作品に出てくる女性たちはなんて愛しいのでしょう・・・。 ｖｉｋｋｉ　ｃａｒｒが見事にその等身大の姿を唄い綴っています。 それにしても、彼女のＣ＆Ｗは抗いようもないくらい魅力的です。優しさや気品に溢れ、 コントロールの効いた歌唱も 申し分なし！ みなさま　是非ご一聴ください。

彼女はキャリアの浅い頃から 情感が溢れ出るという点では 出色の歌い手でしたが、人生経験を積み女性として練れてくるに従い、その歌もどんどん深みを増していったように思います。このＣＤはメキシコ系の彼女の最も慣れ親しんだ言葉によって唄われており、まさに水を得た魚の如し で、スペイン語の響きの美しさと粒ぞろいの曲、しなやかで見事なｖｏｃａｌ。これらが三位一体となって聴くものを感動へと誘います。是非ご一聴ください。

柏市の方にまったく同感です。私はこの「レコード」をLPとCDの両方で持っています。こんなに上手い（テクニックではなく心）歌手は、一体今どこにいるのでしょうか。ヴィッキーカーにはまると、最近の喉で歌う歌手の歌は遠慮したくなります。ライブなので語りも聞きものです。本当にみんなに聞いてもらいたいと願っています。（ただ、LPとCDとどっちの曲順が正しいんでしょうね。）