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"Falstaff : Bernstein / Vienna Philharmonic, F-Dieskau, Panerai, Resnik, Sciutti, Oncina, etc (1966 Stereo)(2CD)"

Verdi (1813-1901)

User Review :5.0
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Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
88843058382
Number of Discs
:
2
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ヴェルディ:『ファルスタッフ』(2CD)
バーンスタイン&ウィーン・フィル、フィッシャー=ディースカウ


バーンスタインが、1966年に音楽の都ウィーンに乗り込んで録音した、『ファルスタッフ』録音史上に残る名盤が最新のリマスターで蘇ります。カラヤンが辞任した後、世界的なスター指揮者を探していたウィーン国立歌劇場にとって、バーンスタインはまさに理想的存在でした。彼はその期待に応え、1966年3月、ヴィスコンティによる新演出の『ファルスタッフ』で大成功を収めました。その上演と並行してキャストはそのままに、ゾフィエンザールに移した録音されたのが本作で、バーンスタインにとっても初のオペラ録音(そして結果として生涯唯一のヴェルディ・オペラ録音)となった記念的アルバムです。この後、バーンスタインはウィーンの寵児となり、亡くなるまでこの街と密接な関係を保ち、ウィーン・フィルと数多くの名演・名盤を生み出すことになりますが、その発端となったのがこの『ファルスタッフ』の成功だったのです。
 何といっても躍動感のあるフレッシュな演奏によって、圧倒的な生命力を作品にもたらしたバーンスタインの指揮が圧巻です。ウィーン・フィルも引き締まった響きを持ってその熱い指揮に応えています。題名役のディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの緻密な歌唱は哲学的ともいえるユニークなファルスタッフ像を創造し、史上最高のフォードと称えられたパネライの名唱、メグを歌うシュッティの可憐さも耳に残ります。脇を固めるレズニック(クイックリー夫人)、シュトルツェ(カイウス)、クンツ(ピストーラ)の芸達者ぶりも見事です。
 本作は、バーンスタインがCBSの、ウィーン・フィルがデッカの専属契約アーティストであったため、録音自体は、プロデューサーのエリック・スミスが率いるデッカのスタッフによって行なわれました。ショルティの『指環』以来(数か月前には『神々の黄昏』の録音が行なわれ、『指環』録音が完結していました)、この名ホールの音響を知り尽くし、「ソニックステージ」としてオペラの収録にも長じたデッカの名エンジニアによって、歌手・オーケストラ・合唱団のバランスも完璧なまでに保たれ、バーンスタインのビビッドな解釈が余すところなく刻み込まれた名録音が誕生したのです。CD初期のリマスター以来、久しぶりのオリジナル・アナログ・マスターからのリマスターによって、アナログ全盛期の音の輝きを取り戻しています。(SONY)

【収録情報】
・ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』全曲

 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン:ファルスタッフ)
 ローランド・パネライ(バリトン:フォード)
 グラツィエッラ・シュッティ(ソプラノ:ナンネッタ)
 イルヴァ・リガブーエ(ソプラノ:フォード夫人)
 ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト:メグ)
 レジーナ・レズニック(メゾ・ソプラノ:クイックリー夫人)
 フアン・オンシーナ(テノール:フェントン)
 マレイ・ディッキー(テノール:バルドルフォ)
 ゲルハルト・シュトルツェ(テノール:カイウス医師)
 エーリッヒ・クンツ(バリトン:ピストーラ)、他
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 レナード・バーンスタイン(指揮)

 録音時期:1966年3月、4月
 録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 新リマスター

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Comprehensive Evaluation

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こんな当たり役が現実にあったにもかかわら...

投稿日:2014/05/29 (木)

こんな当たり役が現実にあったにもかかわらず、F=Dをヴェルディ・バリトンとして何故か評価せぬ島国なのです。自動車事故から再起、東京が再出発だった本作。カーテンコールでなかなか現れず、ピラール・ローレンガーが辛抱し切れず呼びに行くと、もうこれ以上恥晒しは御免、とばかりの芝居っ気たっぷりで現れましたね。ブラヴォーです。廉価の再発売、大歓迎!

オペラかじり虫 さん | 兵庫県 | 不明

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生気横溢というよりも、まさしく「元気溌溂...

投稿日:2013/03/17 (日)

生気横溢というよりも、まさしく「元気溌溂!」といった感じの『ファルスタッフ』。冒頭から弾みまくりのパワーが跳びまわるようで、こちらも大いに乗せられます。ここではウィーンフィルの「やる気」が、それも自発的な「やる気」がビシビシ伝わってきて、活きのいい音楽が流麗にかつダイナミックに展開されます。これはやはりバーンスタインがみんなに振りまいたインスピレーションですねぇ。その勢いが曲に魅力を注いでいます。ヴェルディ最晩年の「悟り」なんかではなく、闊達に奔放に行動する逞しい人たちの姿を活写して余すところがありません。歌手陣もみな好調。ディースカウの起用はやはりその役作り、「役者ぶり」に期待するところ大なのでしょうけれど、ここでは他のメンバーと同様に歌に傾斜していていいんじゃないでしょうか(もともとディースカウは美声だし)。イタリア勢は男女ともみな実にいい歌で、すばらしい出来。録音も優秀で、何の問題もなし。上り調子にうまく乗った、まことに結構な名盤。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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ファルスタッフは、アイーダやオテロと比較...

投稿日:2010/03/01 (月)

ファルスタッフは、アイーダやオテロと比較するとスケールは小さいが、人生の酸いも甘いも知り尽くしたヴェルディの人生を達観したような遊び心に満ち溢れており、音楽の素晴らしさも含め、ヴェルディ最後のオペラの名に相応しい大傑作ではないかと考えている。それだけに、これまで数多くの名演が成し遂げられてきた。例えば、老獪な円熟の至芸を見せるカラヤンの80年盤や、イタリアオペラの真髄である豊かな歌謡性が魅力のアバドやジュリーニ盤などがあるが、本盤のバーンスタイン盤は、これらの名演とは異なった魅力があると言える。それは、生命力溢れる気迫ということができるのではないか。冒頭の強靭な開始や終結部の力強さなどにもよく表れていると思うが、このような圧倒的な気迫は、ウィーン・フィルの力演によるところが大きい。本盤の録音当時のウィーン・フィルは、カラヤンと一時的な喧嘩別れをして、カラヤンに対抗できるヒーローが欲しくて仕方がない時期であった。それ故に、バーンスタインに大きな期待を抱いたに違いがなく、待望のヒーローを前にして、ウィーン・フィルが燃えまくっているのがよくわかる。バーンスタインは、本盤の録音について語る中で、ウィーン・フィルを指揮せずに指揮棒を降ろしていたなどという謙遜をしているが、逆に言えば、ウィーン・フィルにこれだけの演奏をさせたカリスマ性を高く評価すべきであろう。なお、ファルスタッフ役を、いささか不似合いなフィッシャー=ディースカウが演じているが、巧さにおいては群を抜いており、これだけの巧い歌唱を披露されれば文句は言えまい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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