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Fantasias, Wasps: Previn / Lso +elgar: Enigma Variations, Butterworth

Vaughan Williams (1872-1958)

User Review :5.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
3821572
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

1970年代プレヴィンのつくった素晴らしい世界!
ヴォーン・ウィリアムズ、エルガー、バターワース

指揮者プレヴィンとしての最初の大仕事であったロンドン交響楽団首席指揮者時代[1968-1979]の最後の4年間、アナログ完成期に録音されたイギリス物から名曲を集めたもので、エンジニアはすべてクリストファー・パーカーが担当、全曲2007年にリマスタリングされています(リマスタリング・エンジニアはジョン・ハッデン)。
 どれも名演名録音と呼べる内容で、中でも『タリスの主題による幻想曲』は、バルビローリ盤ボールト盤に匹敵する見事なものといえ、心から感動できる美しい演奏となっています。
 続く『すずめばち』では、一転して切れ味抜群の快活な音楽が、実に楽しげでありながらも、随所に滲み出る英国的な美しい旋律もとても大切にされているのが印象的。
 『グリーンスリーヴズ』は、1971年に録音されたもので、こちらもやはり濃密な名演となっています。
 『青柳の堤』は、詩情豊かな5分ほどの佳品ですが、ここでもプレヴィンの繊細な指揮はさすがで、色彩の美しさには素晴らしいものがありました。
 『エニグマ変奏曲』も、後年の録音(PHILIPS)より音に勢いがあるのと、リズムが生き生きとしている点に、この時代のプレヴィンの特徴があらわれていると思いますし、「ニムロッド」もとびきり美しい聴きものになっています。(HMV)

【収録情報】
● ヴォーン・ウィリアムズ:トーマス・タリスの主題による幻想曲
 録音時期:1979年1月26日(ステレオ)
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール

● ヴォーン・ウィリアムズ:すずめばち
 録音時期:1978年11月27,28日(ステレオ)
 録音場所:ロンドン、アビーロード第1スタジオ
 
● ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴズによる幻想曲
 録音時期:1971年11月30日(ステレオ)
 録音場所:ロンドン、アビーロード第1スタジオ

● バタワース:青柳の堤
 録音時期:1976年12月15,16日(ステレオ)
 録音場所:ロンドン、アビーロード第1スタジオ

● エルガー:エニグマ変奏曲
 録音時期:1978年11月27,28日(ステレオ)
 録音場所:ロンドン、アビーロード第1スタジオ

 ロンドン交響楽団
 アンドレ・プレヴィン(指揮)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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熱狂と昂奮へ誘うデュナーミクはプレヴィン...

投稿日:2017/05/11 (木)

熱狂と昂奮へ誘うデュナーミクはプレヴィンの真骨頂 欧州の田舎音楽を田園気分で燻らせず 灰の中の埋み火を掻き立て音立てて燃え上がる火にして吹き出させた 異邦人であるがゆえにイギリス音楽の巨大なエネルギーを堀り出すことに成功した だからこそイギリスのローカル・メロディーをインターナショナルへ引き出せた 初めのRVW三曲で満足した 若くして戦火に消えたバターワースの一曲は福音以外の何物でもない この一曲を聞くためにこのディスクを買っていい 簡素で小さな”歌”だが白鳥の歌だ あらゆる奢り傲慢が消えていく これほど美しい音楽を知らない 残ったエルガーの”謎”は虚心坦懐愉しもう ご一聴を 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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「エニグマ」が凄い。背筋をぴんと伸ばした...

投稿日:2007/08/25 (土)

「エニグマ」が凄い。背筋をぴんと伸ばした英国紳士の回想のような演奏だ。決して軟弱に傾くことなく、かって7つの海を支配した大英帝国の矜持を感じさせる力強さと滋味にあふれる音楽に仕上がっている。プレヴィンのこの渋い解釈には、まったく脱帽するほかない。

NOBO さん | 東京都町田市 | 不明

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