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(Chamber)orch.works, Etc: Linos Ensemble

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
C10865
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

《新ウィーン楽派による室内アンサンブルへの編曲》
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品 op.6、レーガー:ロマンティック組曲、シェーンベルク:6つのオーケストラ歌曲 op.8
リノス・アンサンブル
ウィーンでシェーンベルクとベルクが主宰していた音楽私的演奏協会は同時代作品を中心に正当な評価を受けてこなかったものを納得のいく形で演奏するために生まれたものだった。大規模な作品であっても、編曲が施され、次々とコンサートで紹介された。結果として、新ウィーン楽派の音楽観を投影した記録が多く残ることにもなった。かつて話題になり、今でもコンサートで取り上げられることの多いマーラー《大地の歌》室内楽版も然りだ。今回のリリースはウィーン音楽私的協会の編曲作品シリーズとして、ベストセラーになったマーラー4番(10683)とブルックナー7番(10864)に続く第3弾となる。ドビュッシーやラヴェル、バルトークといった同時代作品をいち早く紹介していた同協会の活動の片鱗をかいま見ることのできる、意義あるシリーズである。
 注目はドビュッシー《牧神の午後への前奏曲》。もともと管弦楽のマッシヴなパワーを売り物にしている作品ではないが、管弦楽版以上に精妙なその響きは新たな感動を呼ぶ。
 レーガーの名作《ロマンティック組曲》の室内アンサンブル編曲がおさめられているのにも注目。
 ここに編曲者としてシェーンベルクと共に名を連ねているルドルフ・コーリッシュは1927年から活躍したあのコーリッシュ弦楽四重奏団を主宰していたあのコーリッシュ。シェーンベルクの良き理解者として、全弦楽四重奏曲の初演を担ったあのコーリッシュの編曲に携わっているというのは興味深い。
 ドイツの各オーケストラの首席奏者からなるリノス・アンサンブルの演奏は今回も冴えに冴えている。(TMP)


1.クロード・ドビュッシー(1862−1918):牧神の午後への前奏曲 ―― 室内アンサンブル版(1921)(fl、ob、cl、vn×2、cb、pf、harmonium、cymbals)/ベンノ・ザックス編曲

2−7.アントン・ウェーベルン(1883−1945):管弦楽のための6つの小品 op.6 ―― 室内アンサンブル版(1920)(fl、ob、cl、vn×2、va、vc、cb、pf、per)/作曲者自身の編曲

8−10.マックス・レーガー(1873−1916):ロマンティック組曲 op.125 ―― 室内アンサンブル版(1920)(fl、cl、hr、fg、vn×2、va、vc、cb、pf、harmonium)/アルノルト・シェーンベルク&ルドルフ・コーリッシュ編曲(1920)

11−15.アルノルト・シェーンベルク(1874−1951):6つのオーケストラ歌曲 op.8 〜第1曲「自然」、第2曲「紋楯」、第4曲「奥方よ、私はうまずたゆまずに」、第5曲「あの甘美な魅力にあふれて」、第6曲「小鳥が嘆く時」―― 室内アンサンブル版(1920/21)(sop、fl、ob、cl、vn×2、va、vc、cb、pf、harmonium)/ハンス・アイスラー&エルヴィン・シュタイン、アルノルト・シェーンベルク編曲


シモーネ・ノルド(ソプラノ 11-15)
リノス・アンサンブル

Track List   

  • 01. Debussy - Prelude A L'apres Midi D'un Faune
  • 02. Reger - Eine Romantische Suite Op.125
  • 03. Schoenberg - Lieder Op.8
  • 04. Webern - Sechs Orchesterstuecke Op.6

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