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Trioism

Trioism

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
JAZZ08082
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
2009,Import

Product Description

2009年リリース当時ごく一部のコアなファンの方々のみが入手できた幻の名盤が遂に再プレス決定!

ギリシャ発2006年録音の知られざる傑作ピアノトリオ、トリオイズム(Trioism)が遂に再プレス決定。何か良いピアノトリオは無いかとCDショップの店頭を毎日パトロールしているようなディープなファンにはこの感覚がきっと伝わる筈だ。内容は期待以上の素晴しさ。メロディの良さ、スピード感、トリオの絶妙な絡み具合の三拍子が揃った傑作であると最大級の賛辞を贈りたい。リリカルで品のあるピアノの音色にうっとりしていると、重心の低いベースと切れのあるドラムにハッとさせられる瞬間の連続。それはスタンダードやオリジナル曲、更にはスクリャービンの神秘的な曲に至っても徹底されている。分解能が高くふくよかな音色を捉えた録音の良さにもとどめを刺された思い。リリースは2009年だが、当時はほとんど日本には入荷していない筈だ。現在でもダウンロード音源の流通が主で、CDメディアでの入手は極めて困難だと思われるので、ピアノトリオファンはこの機会を絶対に逃さないで欲しい。(輸入元インフォより)

Spyros manesis (p)
Petros Klampanis (b)
Luca Marini (ds on M-1,4)
Andreas Pichler (ds on M-2,6,7)
Gustavo Grajales Nandayapa (ds on M-3,5)
2006年録音

Track List   

  • 01. Pipistrello
  • 02. Stella By Starlight
  • 03. Galazia Kithara (Sky Blue Guitar)
  • 04. Bye Bye Blackbird
  • 05. Scriabin
  • 06. El Pepino
  • 07. But Not for Me

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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「幻の名盤」は、ちと大袈裟にせよ、43分間...

投稿日:2014/04/27 (日)

「幻の名盤」は、ちと大袈裟にせよ、43分間を心地よく過ごさせて頂きました。 2011年の「Undelivered」が良い印象を残した、ギリシャのピアニストSpyros manesis 。彼が2006年に録音した「Trioism」は、バンド名でもありアルバムタイトルでもあります。 他のメンバーは、ベースのPetros Klampanis 、ドラムスは、Luca Marini (1,4)、Andreas Pichler (2,6,7)、Gustavo Grajales Nandayapa (3,5)の3人が曲ごとに入れ替わりますが、統一感は保たれています。録音は2006年。 1曲目「 Pipistrello 」はmanesis のオリジナル。ベースが存在感を示しています。ピアノは詩的なフレーズを高音部で表現し、心地よいスタートといえます。 2曲目は、 Victor Youngの「Stella By Starlight」を8ビート風にアレンジ。こちらではドラムスが存在感を示します。カッコいいソロも披露。ちょっとした暗さを味付けするmanesisのテクニックも見事です。 3曲目「Galazia Kithara (Sky Blue Guitar) 」は、ご当地ギリシャでは知られた曲なのでしょうか?ミディアムテンポで、ピアノがリリカルに歌い上げます。ベースも印象的なソロを。 4曲目は、ユーモラスなイントロから、斬新な解釈による若々しく自由な演奏が心地よいRay Hendersonの「Bye Bye Blackbird」。後半にはベースソロに続きテーマも少しだけ顔を出します。 一聴して、原曲を思い出す方は少ないと思います。 5曲目はAlexandre Scriabineからインスパイアされたと思われる「Scriabin」。しっとりとした演奏が、中盤から徐々に熱を帯びてきます。 力強くスタートする6曲目「El Pepino」は、manesis のオリジナル。Thelonious Monk風の黒っぽさも魅力です。 ラストは、 George Gershwinの「But Not for Me」をスローなアレンジで 。 Manesisは、クラシカルな響きも織り交ぜた説得力のある演奏。後半から、親しみのある4ビートに転じ、適度なスイング感を味わいつつ、アルバムは幕を閉じます。

hiro さん | 愛知県 | 不明

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