Los Trovadores De Oriente

キューバ大衆音楽の原点を探る名作をお手頃価格で再発！

　世界中の音楽の中から本当にすばらしいアーティスト／ジャンルを選び出して、丁寧な編集と解説、豪華なブックレットで綴るライスの復刻シリーズから、キューバ音楽の庶民の味わいを代表する名トリオ、トリオ・マタモロスのタイトルが、お手頃価格で再発することになりました。
　トリオ・マタモロスは1925年に“キューバ音楽の故郷”オリエンテ州のサンティアーゴ・デ・クーバで結成。リーダーで名作曲家のミゲール・マタモロスを中心に35年間もメンバーを変えずに活動してきました。当初2003年に発売されたこのアルバムは、そんな彼らのキャリアのほぼすべてを網羅。代表曲はもちろん、その音楽性の変遷もわかる独自の選曲が成された１枚です。
　トリオ・マタモロスはキューバの底辺民衆の民謡のような歌をベースに、独特の素朴さと優雅さを兼ね合わせたような音楽を作り続けてきましたが、そういったベーシックなフィーリングはそのままに、バンドの編成なども含めた音楽性は、時代ごとに大きな変化があります。トリオからオーケストラを伴奏にした歌まで、多彩な音楽性を楽しみながら、その底にあるキューバ音楽の歌の原点を探る、それが本作のテーマとなっています。
　キューバ音楽、ラテン音楽を愛する音楽ファンは必携の１枚です。

選曲／解説：田中勝則

（メーカー・インフォメーションより）