CD

Tchaikovsky Piano Concerto No, 1, Rachmaninov Piano Concerto No, 2, Schumann, Liszt : Nobuyuki Tsujii, Yutaka Sado / BBC Philharmonic, etc (2CD)

Tchaikovsky / Rachmaninov

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
AVCL25723
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Limited

Product Description

辻井伸行×佐渡裕!
感動の共演によるライヴ・ツアーを記念して、初回生産限定盤が登場!


辻井伸行×佐渡裕! 感動の共演によるライヴ・ツアーがついに実現! オーケストラはイギリスの名門BBCフィルハーモニック!
 この待望のライヴ・ツアーを記念して、公演曲目となるラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番とチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番を豪華カップリングしたALBUMが初回生産限定で登場! チケットは来春のクラシック界最大の話題公演とあって、全会場即日完売! チケットをゲットできなかった佐渡ファン、辻井ファンのために超豪華な2枚組としてリリースします。(avex-CLASSICS)

【収録情報】
CD1
1. ラフマニノフ:・ピアノ協奏曲第2番ハ短調 作品18
2. リスト:ハンガリー狂詩曲第2番

 録音時期:2008年5月16&17日(1) 2007年1月(2)
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ(1) 岐阜県、サラマンカホール(2)
 録音方式:デジタル(セッション)

CD2
3. チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 作品23
4. シューマン:パピヨン

 録音時期:2010年12月
 録音場所:マンチェスター
 録音方式:デジタル(セッション)

 辻井伸行(ピアノ)
 ベルリン・ドイツ交響楽団(1)
 BBCフィルハーモニック(3)
 佐渡裕(指揮)

【辻井伸行(つじい のぶゆき)】
1988年東京生まれ。1995年7歳で全日本盲学生音楽コンクール器楽部門ピアノの部第1位受賞。1999年11歳で全国PTNAピアノコンペティションD級で金賞を受賞。1998年10歳の時、三枝成彰スペシャルコンサートで本名徹次指揮、大阪センチュリー交響楽団と共演し鮮烈なデビューを飾った。2000年12歳で、第1回ソロ・リサイタルをサントリーホール小ホールにて行い、翌年第2回のソロ・リサイタルを開催。この他に、神戸音楽祭に出演するなど日本各地でコンサート活動を行う。これまでに読売日本交響楽団、東京交響楽団の定期演奏会に登場したほか、海外での活動も行っており、カーネギーホールにてアメリカ・デビュー。ロシア(モスクワ音楽院大ホール)、チェコ、台湾などでも演奏。2005年10月、ワルシャワで行なわれた第15回ショパン国際ピアノコンクールにて「批評家賞」を受賞。2009年6月、米国テキサス州フォートワースで行われた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールにて第1位(ゴールドメダル)。増山真佐子、川上昌裕、川上ゆかり、横山幸雄各氏に師事。(avex-CLASSICS)

【佐渡裕(さど ゆたか)】
1961年、京都生まれ。タングルウッド音楽祭において小澤征爾、レナード・バーンスタインに見いだされ、1989年に指揮者の登竜門であるブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。以後、ヨーロッパの数多くのオーケストラに客演し、今や日本を代表する指揮者として活躍中。2005年には震災の復興のシンボルとして創設された兵庫県立芸術文化センターの芸術監督も務める。2011年5月にはベルリン・フィルの定期演奏会へのデビューも予定されている。(avex-CLASSICS)

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辻井と佐渡との共演ディスクは2008年のラフ...

投稿日:2011/05/03 (火)

辻井と佐渡との共演ディスクは2008年のラフマニノフ・ピアノ協奏曲以来ですね。佐渡がバックをつとめての協奏曲演奏は2002年ラムルーOとの共演からスタートし二人の深い信頼関係は演奏上の阿吽呼吸を双方心得たものとなってはおりますが彼らの登場以来思っていることは辻井の能力・努力の大きさと佐渡の包み込む様なアプローの素晴らしさです。さて、本盤は昨年、2010年佐渡(49歳頃)がBBCPOを振っての名曲チャイコフスキー・ピアノ協奏曲でその前年国際ピアノコンクールで優勝した辻井は22歳・・・若いですね。演奏タイムとしては@20’17A6’59B7’06とタイム上は目立った特徴は各楽章ありません。第1楽章出だしはそうクセ無くスタートしましたがしばらく経ての箇所でもう少し明確さというか意志・主張が欲しいとは思いました。やがてピアノ・ソロ部分は聴き覚えにしても大したものですね・・・。バックの弦が少し波つけてからの沈静後、そのおさまりを長くゆっくり目にした処では表情の単調化具合が好みの別れる点でしょう。しばらく(曲で)大人しかった演奏は後半スピードアップし情的にも元気になりますが決して土俗性にはおちずあくまでマイルド。カデンツァを聴いて私は又先ほどの感心が再びもたげてきました・・・スゴイ!。最後フィナーレはゆったり堂々と終わります。第2楽章細やかなニュアンスを大切に・・・ただ生ぬるさを感じる方もおられるでしょう、シーン替わった展開部も穏やかです。最終楽章、初めは少し速めで素直な進め方、表情にもう一ひねり欲しい処もありますが次第に最後の方に向かって盛り上げて行きます。そして一呼吸置いて〆で踏みしめる様に堂々たるクロージングです。全体素直な感じでの演奏であります。一方ラフマニノフの方は先述の国際コンクール優勝受賞の約1年前2008年5月に収録されたコンクール演奏曲目であります。バックは佐渡/オーケストラDSOBであり演奏タイムは@11’11A11’20B11’58であります。辻井の独特の細やかな神経の行き渡った音色と佐渡のそれを包み込むようなサポートが聴きものですね。彼らは大きく呼吸をとってこの曲の「音の洪水」に埋没する事なく展開して行き新鮮な息吹をこのポピュラーなラフマニノフ第2ピアノコンツェルトに加えたようです。佐渡はTV番組「題名のない音楽界」で親しみのある関西訛りのホストぶりを発揮しており辻井とは随分以前から共演などをして分け隔てのない人柄や私の地元で2002年から兵庫県芸術文化協会の芸術監督を受け持つなど身近な指揮者です。フルートを吹く佐渡はやはり吹奏楽に一連の収録も多く彼の熱っぽい馬力ある演奏はしばしばそれだけに終わってしまうケースもあるにはあるのですが最近は違った切り口も垣間見せるように聴こえる時もありとにかく頑張って欲しい演奏家の一人です。国際コンクール優勝の折の辻井の記者会見の時の見事な凛とした受け答えも印象に残り今後も心と技を磨いていって欲しいものです。なお、他の収録曲「パピヨン」(タイム12’42)等は聴いておりません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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