SACD

Symphony No.6 : Fricsay / Berlin Radio Symphony Orchestra (Single Layer)

Tchaikovsky (1840-1893)

User Review :5.0
(7)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCGG9093
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD

Product Description

Japanese SHM-SACD paper sleeve pressing. Universal. 2016.

Track List   

  • 01. Symphony No.6 In B Minor. Op.74 `pathetique` 1: Adagio-allegro Non Troppo
  • 02. Symphony No.6 In B Minor. Op.74 `pathetique` 2: Allegro Con Grazia
  • 03. Symphony No.6 In B Minor. Op.74 `pathetique` 3: Allegro Molto Vivace
  • 04. Symphony No.6 In B Minor. Op.74 `pathetique` 4: Adagio Lamentoso-andante

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フリッチャイが再起第一作となるレコーディ...

投稿日:2023/01/14 (土)

フリッチャイが再起第一作となるレコーディングにこの作品を選んだ理由が納得できる素晴らしい演奏。53年録音がベルリンフィルとのものだったので、フリッチャイとしては、気心の通じた手兵を相手に、得意曲でかつ病み上がりの当時の感情に寄り添うこの曲に対する自己の解釈を是非ともレコードに刻んでおきたかったのだろう。前録音と解釈の根本が変わっていないのは当然としても、明らかに気持ちの込め方が違う。弱音や時折浮かび上がるソロを丁寧に扱いながら、弦楽器にはただ音をなぞるのではない、音価いっぱいに緩みのない演奏を求めているのが手に取るように分かる。フォルテの部分では、「単に強く弾くのがフォルテではない、気持ちを込めろ」というフリッチャイのオーケストラに対する叱正が聞こえてくるような気さえする。 第1楽章では、弱音部のティンパニーに2か所ほど間違いがあり、終結部に編集ミスとも思われる音色、テンポのつながりの悪い部分が残ってしまったのが残念だが、これだけの演奏をなし遂げた後、フリッチャイにはもはや録音の細部をチェックする体力が残されていなかったのだろうと想像すると、歴史的意義が増す思いすらしてくる感動的な演奏といえよう(53年録音と比較すると、ティンパニーの間違いは、フリッチャイが通常と異なる楽譜を用いていたのではなく気持ちを込めた余りの奏者のミスと思われる)。

ワーさん さん | 東京都 | 不明

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チャイコフスキーの考えていた通りの、作曲...

投稿日:2021/03/21 (日)

チャイコフスキーの考えていた通りの、作曲家の理想に最も近いに違いない名演です。過去を振り返って思いどどまる気持ちが演奏に現われています。この味の濃さがなければ、チャイコフスキーの特徴は生かされないと思います。総決算のようなフィナーレでは、自然なテンポの流動が、音楽を一層感動的なものにしています。ほとんど激変のような変化ですら、痛切な音楽の流れの中で、全く作為を感じさせず自然に行われるのです。

classic さん | 茨城県 | 不明

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フリッチャイ自身が第1楽章の一部を再録音...

投稿日:2021/03/03 (水)

フリッチャイ自身が第1楽章の一部を再録音したいという希望がありながら、彼の早すぎる病死により実現出来なかった録音です。演奏は第一級のもので、分離の良いリマスターで音質も良く、楽しんで聞くことができました。

LFA さん | 千葉県 | 不明

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