気になる海外ドラマーの手元が自宅でみられるなんて・・・昔じゃ考えられなかった。半分の速度に落としたテープを擦り切れるまで聴いてコピーしたものです。こんな教則映像で安易に身に着けたテクニックなんか役に立たないので見ないように。手順だけまねてもあなたはガッドにはなれません。自分の音楽を育てるのは地道な努力と想像力のみ。ライブ映像としてはおすすめ。Ｈダルト、Ｒティーとなつかしい顔が見られます。Ｗリーはまだ「ギンギン」で目がヤバいです。

　『in session』『up close』などは、ガッドの凄さとテクニカルな面が前面にでていましたが、この作品は音楽に対するガッドの取り組みがよくわかる本当の「教則」でした。ツインペダルの使い方もガッドならではのものでしょうし、ダブルの踏み方などは芸術的でありナチュラルで素晴らしいものです。ガッド・ファンならずとも、ドラマー必見の一枚です。

電話帳でもブラシ・ワークは出来る！1人で2人分の演奏をする！神業師でもモントゥーノでネタ切れになることがある！このビデオは本当に凄い種明かしだ。この日のウィル・リーやエディ・ゴメスは忙しくて時間がなかったのか、収録がせわしない感じ。でもこうやって堂々たる演奏をするのはさすがプロ！ドラムやる人は皆見よう！

スティーブガッドはオールスターバンドでは２曲ぐらいしか叩いてません。あとは２分程度のドラムソロと 、ブートレグのような画質のボーナス映像です。ガッド以外のドラマーが叩くバンドが何曲かやります。 それ以外のほとんど（半分以上）はショーに出席した人の挨拶とインタビュー、ドキュメント映像等ですが字幕はありません・・・・

ｱﾚｯｸｽｱｶｰﾆｬ率いるﾊﾟｰｶｯｼｮﾝ・ｱｿｼｴｲﾂに特別ｾﾐﾅｰとして出演したﾗｲﾌﾞ模様。ｶﾞｯﾄﾞ得意のﾙｰﾃﾞｨﾒﾝﾂﾊﾟﾀｰﾝやｽﾃｨｯｸ2本のﾌﾟﾚｲ、最後はﾙｲｽ・ｺﾝﾃ､ｱﾚｯｸｽとのｾｯｼｮﾝで大盛り上がり！