映像はこれぞハリウッドという品質で文句なしにの最高クラス 特に息着く間もない戦闘シーンは見もの ストーリーも細々としたサイドストーリーがすべて本編に繋がって これはうまく練ったなあと唸らせるものがある

様々な絵柄を一つの世界観でごった煮にする、と言う力業の極みであるが、それをまとめあげる事のできる技術力には脱帽するしかない。舞台仕掛けや描写のコンセプトが複雑な分、プロットは単純化されてはいるが、人の情動の芯を食った力強さがあり、観賞後の充実感は高い。気になる点と言えばキングピンが映画の中だけだと家族を失った只の可哀想なおじさんに見えてしまって困る、と言う事だろうか。

トムホランド版スパイダーマンは今までのピーターパーカーと比べても若々しく可愛らしいティーンそのものでした。