Sym.3: Mravinsky / Leningrad Po(1963)

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Item Details

Genre

Classical

Catalogue Number

ALT083

Number of Discs

Label

Altus *cl*

Release Country

International

Format

Product Description

仰天ムラヴィンスキー、異常迫力！
全ソビエト放送録音の失われた幻のシベリウス弟3番
オリジナル・モノラルとアルトゥス特別編集疑似ステレオで登場！

幻の音源が出現しました。ムラヴィンスキーによるシベリウスの交響曲第3番で、これまで誰も聴いたことがなかったものです。ムラヴィンスキーは1963年10月26日にレニングラードで同曲のソ連初演を行い、その後４回しか演奏しなかったため、同曲異録音はもちろん存在しません。
　当ディスクは初演の翌27日の演奏会ライヴで、ソ連全土へ放送するために録音されました。その後この音源は失われたとされていましたが、昨年ペテルブルグの放送局でオリジナル・マスターが発見され、未亡人に返還されました。未亡人は、これまでの功績と恩義に報いるため、この音源をアルトゥスでのCD化を許可、待望の発売となりました。

　ムラヴィンスキーは1946年にレニングラード・フィルとフィンランドへ演奏旅行を行いましたが、その際、ザンデルリング（もちろん親父の方）とシベリウス邸を訪問し、大作曲家に謁見しています。自身、シベリウスを高く評価していました。

　さて演奏と解釈ですが、これが驚きの名演。贅肉のない研ぎ澄まされた音楽はシベリウスにぴったりですが、当時60歳のムラヴィンスキーの覇気と推進力、さらに異常なまでの音楽の大きさに圧倒されない人はいないでしょう。しばしば現れるフォルテの強烈さはスヴェトラーノフやゴロワーノフも真っ青のすごいものです。
　録音もモノラルながら非常にクリアで臨場感たっぷり。当時のソ連放送局の録音技術の高さに驚かされます。
　余白には、アルトゥスが最新技術によって同音源を擬似ステレオ化したヴァージョンも収録。「擬似ステはちょっと…」という先入観を覆す出来となっております。

　ムラヴィンスキーの未知の音源がこれほどのクオリティで出現するのはまさに奇跡。シベリウスの交響曲第3番の評価さえ変える凄い演奏です。（キングインターナショナル）

【収録情報】
・シベリウス：交響曲第３番ハ長調 Op.52（オリジナル・モノラル）
・シベリウス：交響曲第３番ハ長調 Op.52（アルトゥス特別編集疑似ステレオ）
　レニングラード・フィルハーモニー
　エフゲニー・ムラヴィンスキー（指）

　録音時期：1963年10月27日
　録音場所：レニングラード
　録音方式：モノラル（ライヴ）

ＣＤは国内プレスとなります。

Other Editions

Sym.3: Mravinsky / Leningrad Po(1963) (List of All Editions)

CD

[USED:Cond.AB] Sym.3: Mravinsky / Leningrad Po(1963)

¥1,430 INT Edition Import 18 Jul 2009

Track List

01． Mravinsky, Evgeni - Sinfonie Nr. 3 C-dur Op. 52
02． 1. Allegro Moderato
03． 2. Andantino Con Moto, Quasi Allegretto
04． 3. Moderato - Allegro Ma Non Tanto
05． Mravinsky, Evgeni - Sinfonie Nr. 3 C-dur Op. 52
06． 1. Allegro Moderato
07． 2. Andantino Con Moto, Quasi Allegretto
08． 3. Moderato - Allegro Ma Non Tanto

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エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニン...

投稿日：2021/02/25 (木)

エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団の演奏によるシベリウスの交響曲第3番の録音。ムラヴィンスキーによる同曲の録音はこれのみとの事。ムラヴィンスキーのシベリウスは珍しく、後は数点録音があるぐらい。レパートリーとしては珍しいけど、この演奏を聴く限り、覇気と気迫、そしてレニングラード・フィルの技術力と大変な名演であり、ロシア系以外のレパートリーで、名演の一つに入るのではないだろうか。この盤は3番一曲だけであるけど、オリジナルのモノラルと、擬似ステレオの両方が入っており、聴き比べができる。元のアナログからロシア録音ならまずまずと言ったところで、このCDに興味がある人ならそこまで気になる音質ではないかと思う。