SACD Import

Complete Symphonies : Ticciati / Scottish Chamber Orchestra (2SACD)(Hybris)

Schumann, Robert (1810-1856)

User Review :4.0
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
CKD450
Number of Discs
:
2
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc,Import

Product Description


天才ロビン・ティチアーティ
LINN第4弾、シューマンの交響曲全集!


ロンドン生まれ、イタリア系イギリス人の若き天才指揮者ロビン・ティチアーティ。首席指揮者を務めるスコットランド室内楽団との交響曲シリーズがスタート。第1弾では、ティチアーティの特に好きな作曲家の1人でもある、ロベルト・シューマンの交響曲全集が登場。
 2014年5月からはグラインドボーン音楽祭の音楽監督にも就任し、ますます活躍を広げるティチアーティ。2014年に創立40周年を迎えた名門チェンバー・オーケストラ、スコットランド室内管弦楽団。名匠チャールズ・マッケラスによって磨かれた繊細なアンサンブルとティチアーティによる爽快なタクトで作り上げるシューマン。「Linn Records」が誇る超高音質録音で聴く、室内オーケストラの鮮やかな響きももちろんポイント!(東京エムプラス)

【収録情報】
シューマン:
・交響曲第1番変ロ長調 Op.38『春』
・交響曲第2番ハ長調 Op.61
・交響曲第3番変ホ長調 Op.97『ライン』
・交響曲第4番ニ短調 Op.120(1851年改訂版)

 スコットランド室内管弦楽団
 ロビン・ティチアーティ(指揮)

 録音時期:2013年11月25,26,30日、12月1-3日
 録音場所:イギリス、パース・コンサート・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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どれも溌剌としていて見通しがよく、聴いて...

投稿日:2015/12/02 (水)

どれも溌剌としていて見通しがよく、聴いていて疲れませんが、それが良さでもあり物足りなさでもあります。特に弦のアンサンブルにおいては、総じて内声やバスの機能的な存在感が弱く、そのことがシューマンらしい和声的な響きの厚みや、アクセルとブレーキのせめぎ合いを欠く一因となっているように思います。全体としてとても健やかなシューマンと言えるのではないでしょうか。

angelico さん | 東京都 | 不明

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久しぶりに購入してから繰り返し聴いてしま...

投稿日:2014/09/13 (土)

久しぶりに購入してから繰り返し聴いてしまったシューマンの交響曲全集でした。弦・管・打楽器がとても面白く絡み合う演奏で、レビューの評価が高かった「幻想」の時の演奏よりも、全体の音楽の流れも聴き易くなっていると感じました。特に3番と4番が新鮮で刺激的な演奏でした。これからのティチアーティの新譜が楽しみです!

RCS さん | 東京都 | 不明

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このSACDにも同内容の音源を入手できるダウ...

投稿日:2014/08/12 (火)

このSACDにも同内容の音源を入手できるダウンロード・コードが付属している。「今後、音楽を円盤の形で所有しようとするのは一部好事家だけになるだろう」と予言されて久しいが、クラシック音楽業界でもこの予言が現実のものになり始めたということか。192KHz/24bitという凄いデータを入手できるラトル/ベルリン・フィルの盤ではCDは完全にオマケだしね。 さて、肝心の演奏について。以前に比べれば遥かに色々なレパートリーが見聞きできるようになったティチアーティだが(個人的にはコヴェントガーデンでの『エウゲニ・オネーギン』録画が鮮烈だった)、私には「彼はこういう指揮者」と言い切ってしまえるようなキャッチフレーズがまだ見つからない。なかなか複雑な性格を持った人、あるいはまだ発展途上の指揮者ということだろうか。でも、このシューマン全集もとても興味深い特徴を持っているので、言葉の及ぶ限りレポートしよう。スタイルは完全にピリオドだが、かつてのピリオド派のような「俺たちがやってることは最前衛なんだぜ」といった気負いは、もはや全くない。アレグロ系の楽章もアダージョ系の楽章もテンポは中庸で、ネゼ=セガンなどに比べるとかなり遅い。けれども、ラトルが「それだけはやるものか」と厳しく自らに禁じているクライマックスでのテンポ操作をティチアーティはあっけらかんとやってしまうところが、何とも面白い。第2番の最後ではあっと驚くリタルダンド、第3番の最後では予想通りのアッチェレランド。響きのバランスに関しても、かつてはフローリアン・メルツの盤のように「全曲がティンパニ協奏曲になってしまった」今となっては微笑ましい録音があったけど、ティチアーティはいたって穏当。けれども、ここぞという所ではティンパニの強打をアクセントとして使うし、非常にクリアなセッション録音を利して、埋もれた声部を掘り起こすことに関しては、これまでのどんな指揮者よりも熱心だ。さらに第1番第2楽章、第3番第3楽章のような比較的シンプルな緩徐楽章では、歌心の美しさが印象に残る。こうした部分でのティチアーティは全く邪念のないロマンティストだ。こうした多面的な特徴が、まだ一つの「個性」へと収斂していかないのが、今の彼の面白さなのだろう。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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