CD

Comp.symphonies: Blomstedt / Skd

Schubert (1797-1828)

User Review :5.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
KICC1217
Number of Discs
:
4
Label
:
Format
:
CD

Product Description

シューベルト:交響曲全集(4CD)
ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデン


ドイツ・シャルプラッテン本来の優秀録音が蘇ったと評判になったハイパー・リマスタリングによる廉価ボックスの登場。オリジナル・アナログ・マスター・テープ本来の音の情報が、間接音除去やイコライジングによって損なわれることなく忠実に再現されており、ドイツの名門シュターツカペレ・ドレスデン全盛期のサウンドをアナログ完成期の名録音で楽しむことができます。
 ドレスデン、ルカ教会に響き渡るオーケストラの音は実に豊かで美しく、ホルンのペーター・ダムやティンパニのゾンダーマンといった名手たちのソリスティックな技も切れ味よく収められるなど、細部と全体のバランスが見事に整っているのも特筆されるところです。
 楽譜を尊重し、慣習への無用な依存にはしらないブロムシュテットの誠実な態度と端正な造形感覚も作品にふさわしく、アナログ時代末期に大評判となったことが改めて思い出される充実感がたまりません。

【ブロムシュテット】
1927年7月11日、マサチューセッツ州のスプリングフィールドに誕生。両親は仕事でアメリカに滞在していたスウェーデン人で、2年後にはスウェーデンに戻っています。
 ブロムシュテットはストックホルム王立音楽院とウプサラ大学のほか、ジュリアード音楽院やダルムシュタットでも学んでいます。現代作品からバロックまで幅広い音楽を勉強したブロムシュテットは、1953年にクーセヴィツキー賞を受賞し、1955年にはザルツブルク指揮者コンクールで優勝。
 その間、1954年に、ストックホルム・フィルを指揮してデビュー、ほどなくノールショピング響、オスロ・フィル、デンマーク放送響、スウェーデン放送響の首席指揮者を歴任、やがて1975年にシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者となり、以後は国際的な活動を展開していきます。
 1985年、サンフランシスコ交響楽団の音楽監督に任命され、1995年には再びドイツに戻って北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者を経て、1998年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席指揮者となります。
 以後はフリーとして活動し、現在はサンフランシスコ交響楽団の桂冠指揮者、ゲヴァントハウス管弦楽団とバンベルク交響楽団、NHK交響楽団の名誉指揮者でもあり、日本もよく訪れています。(HMV)

【収録情報】
シューベルト:交響曲全集
● 交響曲第1番 ニ長調 D.82
● 交響曲第2番 変ロ長調 D.125
● 交響曲第3番 ニ長調 D.200
● 交響曲第4番 ハ短調 D.417『悲劇的』
● 交響曲第5番 変ロ長調 D.485
● 交響曲第6番 ハ長調 D.589
● 交響曲第7(8)番 ロ短調 D.759『未完成』
● 交響曲第8(9)番 ハ長調 D.944『ザ・グレート』

 シュターツカペレ・ドレスデン
 ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)

 録音時期:1978〜81年
 録音場所:ドレスデン、ルカ教会
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

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Comprehensive Evaluation

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シューベルト - ブロムシュテット&SK...

投稿日:2013/12/01 (日)

シューベルト - ブロムシュテット&SKD 於:ルカ教会 プレゼンツの 美音交響曲セット。 まあ、ブロムシュテット師は、どちらかと言うと金管の音が割れるのを嫌うタイプなので、ちょうどシューベルトは良い。 ハーモニーもホールの響きも良好。

氷の丈二 さん | 山梨県 | 不明

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1〜3番、5番の若々しい活気とのびやかな...

投稿日:2013/05/28 (火)

1〜3番、5番の若々しい活気とのびやかな歌、4、6番の力強い意志、「未完成」と「大ハ長調」のスケールの大きさ。すべてを理想的に表現した演奏、それをみごとにとらえたクセのない録音。そしてこの価格!1980年代までのシューベルト演奏としては、(いま廃盤になっているシュタイン指揮バンベルクのセットと並んで)まさに「これだけを聴いていれば十分」といった完成度である。90年代になって、中声部の湧き立つような「刻み」音型を強調した古楽派の演奏が出現し、多くの楽章にさらに生命力を吹きこんだ。デイヴィスが94年から96年にかけてSKDを振った全集(現在廃盤中)では、古楽派の成果を取り入れつつSKDの豊かな響きを保ち、このブロムシュテットの全集とは違った魅力ある演奏を聴かせてくれた。今では私のベストはデイヴィスの全集なのだが、このブロムシュテットと併せて聴くことも多い。

ニャンコ先生 さん | Tochigi | 不明

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他のレビュアーの皆さんがおっしゃる通り素...

投稿日:2012/06/17 (日)

他のレビュアーの皆さんがおっしゃる通り素晴らしい盤である。シューベルトの交響曲全集はこれしか所有していないが、これ以外欲しいと思わない。ブロムシュテットはSKDの伝統的な音色を巧みに引き出し、かつ確固たる自身の音楽を作り上げるのに成功している。決して君臨、支配するのでなく、豊かな音楽性、人間性によってこれを成し得ているように聴こえる。日々の雑事に忙殺された後に聴く感動は正に筆舌に尽くし難い。クラシック音楽を聴く愉悦の一端がここにある。

かんたあびれ さん | 神奈川県 | 不明

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