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Kenari Quartet : French Saxophone Quartets

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
8573549
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

フランスのサクソフォン四重奏曲集

ベルギーの作曲家アドルフ・サックスによって1840年代に考案されたサクソフォンは、この新しい楽器に興味を抱いたフランスの作曲家を中心に擁護され、ジャンルを超えて広く伝播していきます。このアルバムでは若手奏者たちのアンサンブル「ケナリ四重奏団」が、ユニークで多彩な音色を持つ楽器が醸し出すエスプリを探っていきます。
 ピエール・マックス・デュボワ[1930-1995]:はトゥール高等音楽院で学び1955年にローマ賞を獲得した作曲家。この『四重奏曲』は1962年に初演されて以来、このジャンルの定番レパートリーとなっています。ピエルネ[1863-1937]は1882年のローマ賞受賞者。数多くの遊び心溢れる作品で知られます。ナディア・ブーランジェに学んだジャン・フランセ[1912-1997]は1930年代半ばから1960年代初頭にかけて一連のサクソフォン作品を作曲。この『小四重奏曲』も気楽な雰囲気を持っています。アルフレッド・デザンクロ[1912-1971]は1942年のローマ賞受賞者。叙情的で表現力豊かなこの作品はマルセル・ミュール四重奏団の委嘱作です。イタリアの血をひき、ヴァイオリニストとしても才能豊かであったウジェーヌ・ボザ[1905-1991]の作品は、やはりメロディアスで美しいもの。パリ四重奏団に捧げられています。1900年ローマ賞の受賞者フローラン・シュミット[1870-1958]は数々の管弦楽作品やピアノ曲が有名。この四重奏曲はテナー・サックスが導くフーガで始まる見事な曲。極めて独創的な世界を作り上げています。(輸入元情報)

【収録情報】
● デュボワ:サクソフォン四重奏曲 (1955)
● ピエルネ:『人気のロンド』による主題と変奏 (1937)
● フランセ:サクソフォンのための小四重奏曲 (1935)
● デザンクロ:サクソフォン四重奏曲 (1964)
● ボザ:アンダンテとスケルツォ (1943)
● フローラン・シュミット:サクソフォン四重奏曲 Op.102 (1941-1943)

 ケナリ四重奏団
  ボブ・イーソン(ソプラノ・サクソフォン)
  カイル・ボルドウィン(アルト・サクソフォン)
  コリー・ダンディー(テノール・サクソフォン)
  スティーヴン・バンクス(バリトン・サクソフォン)

 録音時期:2015年9月9-11日、10月7-9日
 録音場所:インディアナ州ブルーミントン、インディアナ大学 Auer Hall
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Customer Reviews

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サキソフォーンが好き という人はきっと大...

投稿日:2017/07/12 (水)

サキソフォーンが好き という人はきっと大勢なのだろう 比較的発音しやすくそれこそ手軽だから 演奏経験のある人はギターと肩を並べるほどいる それでもオーケストラの中では特殊な部類から脱していない つまりは管弦楽の響きの中に入れると 飛び出すか埋没するか その作曲上の扱いが難しい アドルフ・サックスが木管と金管の音色を融合させる目的で発明したのだから当然の結果なのだが 時間はその特色ある音色を際立たせる方向へサックスの活躍の場を広げていった 吹奏楽やジャズの世界でこそなくてはならない個性として珍重されているが このようなサックス・アンサンブルはやはりマイナー・エリアに押しやられている それでもフランス系の作曲家たちはサックスを愛し営営と楽曲の中にサックスの可能性を模索している 何がフランス人たちを魅きつけるのか これはなかなか面白いテーマだ さて お前はなんだと問われれば 碌に吹けもしないのにこのブサイクな真鍮のパイプの音に惹かれてしまう男なのだ ヤンチャな素顔を隠してちょっと気取ってお清ししているフランス娘の声が忘れられない駄目男ときてる  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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