CD

Rachmaninoff: Sonata

Rachmaninov, Sergei (1873-1943)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
MUCD1183
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

ラフマニノフ: チェロ・ソナタ
池松宏(コントラバス)

NHK交響楽団首席奏者としておなじみだったコントラバスの名手、池松宏による注目のリリース。メロディアスなチェロの傑作、ラフマニノフのチェロ・ソナタをコントラバスで演奏してしまおうというもので、2005年に発売されたロエロフセン盤以来の試みとなります。組み合わせは同じラフマニノフの有名作『ヴォカリーズ』と、レスピーギ: アダージョと変奏の2作品。レスピーギの作品は、一部紛失したために未出版のチェロ協奏曲から第2楽章をチェロとピアノのために編曲したものをコントラバスで弾いたものです。

・ラフマニノフ: チェロ・ソナタ Op.19
・ラフマニノフ: ヴォカリーズ
・レスピーギ: アダージョと変奏
 池松宏(コントラバス)
 ディド・クーニング(ピアノ)

 録音:2008年1月13-15日、東京 Hakuju Hall


池松宏プロフィール
1964年ブラジルに生まれる。
19歳よりコントラバスを始め、堤俊作氏に師事。桐朋学園大学音楽学部入学後、オーケストラ、室内楽などを小野崎充、西田直文、田中雅彦の各氏に師事。在学中、ソリストオーディションに合格し、桐朋学園オーケストラとコンチェルトを協演。卒業後、カナダにてゲーリー・カー氏に師事。
89年NHK交響楽団に入団、94年より同団首席奏者を務める傍ら、ソロや室内楽などでも幅広く活躍。
92年指揮者を置かない弦楽合奏団「ストリング・アンサンブル"ヴェガ"」を創立し、主宰としてカザルスホール及び紀尾井ホールなどで毎年1回の定期公演を開催。ボッテシーニ作曲「協奏的大二重奏曲」ではソリストを務め、絶賛を博した。また、現代曲の演奏や初演に積極的に取り組む「プレイアード五重奏団」のメンバーとして、アルバムをリリース。
99年には初のソロ・リサイタルを開催、洗練された音楽性と驚異的なテクニックを披露し、一躍話題の的となった。その後もびわ湖ホール、白寿ホール、サントリーホール小ホールなどでリサイタルを行い、いずれも高評を得た。また、ライブ活動も積極的に行い、ソロコントラバス・アンサンブル、サイレントベース5台によるアンサンブルによる公演等、クラシックの枠にとらわれない柔軟なアイデアとパフォーマンスで数多くの聴衆を魅了した。その他、倉敷音楽祭、宮崎国際音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、ドレスデン音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバル松本への参加、JTアートホール室内楽シリーズの出演等、国内外の一流演奏家からの信頼も厚く、共演を希望する声は後を絶たない。レコーディングも活発に行っており、これまでに3枚(「オーパ、コントラバス!」「ノーヴァ、コントラバス!」「5つのアヴェマリア」)のソロ・アルバムをリリース。また、後進の指導にも力を注いでいる。
2006年NHK交響楽団を退団。拠点をニュージーランドに移し、同年5月ニュージーランド交響楽団首席コントラバス奏者に就任。現在、紀尾井シンフォニエッタ東京、東京アンサンブル、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー。世界のトップ・コントラバス奏者の一人として一層の注目を集めている。

Track List   

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ロロフセンのコントラバスのCDでラフマニ...

投稿日:2008/08/29 (金)

ロロフセンのコントラバスのCDでラフマニノフを聞いたときもびっくりしましたが、池松さんのコントラバスはそれを上回る完璧な表現。ここまで表現できれば、チェロよりも深い音色だけにチェロ版をはるかにしのぐ愛と哀しみが出ていて、本当に素晴らしいと思いました。併録のレスピーギもすてきです。今月もっとも胸が熱くなった一枚です。おすすめ。

yukkie さん | 東京都 | 不明

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