SACD

Piano Concerto, 1, 2, 4, : Gavrylyuk(P)Ashkenazy / Sydney So

Prokofiev (1891-1953)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
EXCL00044
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

アシュケナージ&シドニー響/プロコフィエフ・シリーズ 
ガヴリリュクの明晰でしなやかテクニックがプロコフィエフを弾き切る!

俊英ピアニスト、アレクサンダー・ガヴリリュクが、アシュケナージのサポートの下に行った、プロコフィエフ・シリーズの一環、ピアノ協奏曲全集の1枚目の登場です。ウクライナに生まれ、ロシア・ピアニズムを受け継ぎ、浜松国際ピアノコンクールで16歳という若さで優勝。「20世紀後期最高の16歳のピアニスト」と絶賛を受け、国際的な活躍に加え、定期的な来日で日本でも人気を博してきました。
 この演奏では、明晰なタッチで曲の輪郭をくっきりと表現し、しなやかで圧倒的なテクニックを存分に魅せます。
 また、アシュケナージといえば、ピアニストとして74年にピアノ協奏曲全曲を録音しているなど、これまで数多くのプロコフィエフの録音をおこない、世界中の聴衆を虜にしてきました。曲のすみずみまで深い造詣があるアシュケナージが、ガヴリリュクに絶大なる信頼を託した演奏です。(オクタヴィア)

【収録情報】
プロコフィエフ:
ピアノ協奏曲第1番変ニ長調Op.10
ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.16
ピアノ協奏曲第4番変ロ長調Op.53『左手のための』
 アレクサンダー・ガヴリリュク(ピアノ)
 シドニー交響楽団
 ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)

 録音時期:2009年11月3日(第1番)、5−7日(第2番)、9、10日(第4番)
 録音場所:シドニー、オペラ・ハウス、コンサート・ホール
 録音方式:DSDレコーディング
 SACD 2ch HQ Hybrid

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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これは素晴らしい名演だ。かつてピアニスト...

投稿日:2010/05/30 (日)

これは素晴らしい名演だ。かつてピアニストとしてプロコフィエフのピアノ協奏曲全集を完成したアシュケナージの名サポートを得て、ガヴリリュクは抜群のピアニズムを披露していると言える。特に、ピアノ協奏曲の第1番と第2番はプロコフィエフとしても初期に当たる作品あり、現代を代表するモダニストとも称された前衛時代のものだけに、かなりの技巧を要する難曲である。こうした難曲を、ガヴリリュクは、作品の特色に相応しい明晰なタッチで、曲想を精緻に描き出しており、そうした抜群のテクニックに裏打ちされた明快なアプローチが、両曲の魅力を最大限に表現するのに大きく貢献していると言える。まだまだ若く、伸びしろが多分にあるガヴリリュクだけに、今後の更なる成長が楽しみな逸材であると考えたい。アシュケナージも、これらの作品の細部に至るまでを深く理解し尽くしているだけに、前述のように名サポートを行っており、アシュケナージの統率の下、シドニー交響楽団も最高のパフォーマンスを示していると高く評価したい。SACDによる高音質録音も、エクストンとしても最高の部類に入る出来栄えであり、本名演の価値を大いに高める結果となっている点を見過ごしてはならない。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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