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Lympany: Milestones Of A Legend

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
600403
Number of Discs
:
10
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

モーラ・リンパニー(ピアノ):名演奏集

Disc.1
● グリーグ:ピアノ協奏曲Op.16
 ハーバート・メンゲス指揮、フィルハーモニア管弦楽団
 1959年録音

● シューマン:ピアノ協奏曲Op.54
 コンスタンティン・シルヴェストリロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 1959年録音

Disc.2
● メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番
 ラファエル・クーベリック指揮、フィルハーモニア管弦楽団
● メンデルスゾーン:華麗なロンドOp.29
 ハーバート・メンゲス指揮、ロンドン交響楽団
● トゥリーナ:交響的狂詩曲
 ワルター・ジュスキント指揮、フィルハーモニア管弦楽団
● リトロフ:スケルツォ
1952年録音

Disc.3
● ショパン:夜想曲第1番〜第10番
● ショパン:幻想即興曲
● リスト:巡礼の年第3年より「エステ荘の噴水」
1961年、1952年、1947年録音

Disc.4
● ショパン:夜想曲第11番〜第19番
1961年録音

Disc.5
● ショパン:ワルツ第1番〜第14番
1959年録音

Disc.6
● ラフマニノフ:10の前奏曲Op.23
● ラフマニノフ:13の前奏曲Op.32
1951年録音

Disc.7
● ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
 アンソニー・コリンズ指揮、ロンドン新交響楽団
 1952年録音
● リスト:ポロネーズ第2番
 1949年録音

Disc.8
● ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲第1番
 アナトール・フィストゥラーリ指揮、ロンドン・フィルハーモニー交響楽団
 1959年録音
● ドビュッシー:ベルガマスク組曲
 1951年録音
● リスト:超絶技巧練習曲より「鬼火」
 1949年録音

Disc.9
● サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番
 ジャン・マルティノン指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 1951年録音
● ショパン:24の前奏曲
 1956年録音

Disc.10
● フランク:交響的変奏曲
 ワルター・ジュスキント指揮、フィルハーモニア管弦楽団
● シューマン:交響的練習曲
 ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲
 1952年録音

Customer Reviews

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ラフマニノフ弾きとして知られているモーラ...

投稿日:2017/09/09 (土)

ラフマニノフ弾きとして知られているモーラ・リンパニーの10枚組のセレクション。すでに所有しているディスクと重複するものもあるにはあったのだが、このセットは選曲がすこぶるよくリンパニー入門の決定版といってよい。12のオリジナルアルバムにボーナストラックを追加した形になっているようだ。1950年代の録音が中心だが、リンパニーの録音が集中しているのはまさにこの辺と晩年と両極にあるため、単に古い音源を集めただけのものというわけではない。特に、嬉しいのは、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番が聴けること。トゥリーナの交響的狂詩曲、リトロフのスケルツォ等は何度も再録されリンパニー・ファンなら外せない有名な演奏はきちんと入っている。 ラフマニノフの前奏曲については、先日発売された41〜42年のDECCA録音(彼女がこの曲の世界初レコーディングを成し遂げたことになる)ではなく51年版が収録されている。 ところで、リンパニーはラフマニノフ弾きと言われるが、甘ったるい感じは微塵もない。快速でアグレッシブで、技巧と熱量をもってぐいぐい攻めてくる。一貫してそういう美学に基づいている演奏である。(だから「普通の」ショパン、シューマンを期待される方には要注意である。)ラフマニノフがリンパニーの演奏を絶賛したというのも、彼の自作自演の音源を聴けばうなずけることで、本来のラフマニノフの音楽は、聴衆にデリバリーされる時点で砂糖漬けベタベタの音楽であってはならず、ストレートでキンキンに冷やして提供されるものなのであろう。録音のせいもあるかもしれないが、重厚で、音圧がある低音の打鍵がクリアにガンガンと響き、とても鳴りっぷりがよい。協奏曲でもバックのオケに埋もれることがない。そういう調子だから、1枚目に収録されているグリーグなんかはハチャトゥリャーンに近い感じに聞こえる。私がリンパニーを聴くきっかけになったのは、まさにそのハチャトゥリャーンのピアノ協奏曲で、これもキチンと入っている。なぜかこの曲を、リンパニーは押していたようだ。ある意味、これが一番のハマり曲なのかもしれないと思う。余談だがこれにはあの可愛いフレクサトーンもきちんと入っているし、初めてこの曲を聞くのにお勧めできる立派な演奏である。

コピーマスター さん | 千葉県 | 不明

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