Vinyl Import

Kind Revolution

Paul Weller

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
9029.584526
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
Vinyl
Other
:
Import

Product Description

彼と同じ時代を過ごせること、それは至上の幸福。
常に先を見据えて止まることなく歩み続ける偉大なるモッドファザー、PAUL WELLER(ポール・ウェラー)。ロック、R&B、ソウル、ファンク、フォーク…、彼に影響を与えてきた様々なスタイルのサウンドを織り交ぜたクラシックなモダン・ポール・ウェラー・サウンドが展開する最新作が早くも登場! こちらは180グラム重量盤アナログ!

◆1977年5月にTHE JAMとしてアルバム『IN THE CITY』で鮮烈なデビューを果たし、その後STYLE COUNCIL〜ソロ・アクトとしてのキャリアを進んできた、偉大なるモッドファザーにしてミュージック・シーンの首領(ドン)、PAUL WELLER。2017年という今年は、このPAUL WELLERが初の音源を発表してから実に40周年という記念すべき年となるのだが、他のベテラン・アーティストがやるような、40周年を記念して安易に過去の作品をリイシューしたりオール・タイム・ヒッツのツアーでそのアニバーサリー・イヤーを祝うような事は、PAUL WELLERという男の頭の中には一切ない。その代わりに、今もなお成長し続け新たな領域を切り拓き続ける彼らしく、40周年を迎える今年、そのまさに40周年目となる2017年5月に、見事なまでの完成度を誇る最新作を発表する!

◆ソロ・アーティストとしては通算13作目、キャリアを通しての作品としては通算25作目となるこの最新作『A KIND REVOLUTION』。全英チャート2位を記録した前作『SATURNS PATTERN』を制作後、すぐに次なるアルバムの構想に取り掛かったPAUL WELLERだが、最初に出来た曲が、ファンキーな「New York」と、スロウ・ゴスペルな「The Cranes Are Back」だったという。その後も溢れるメロディやサウンドを捕えながら完成させたこの最新作は、40周年、そして通算25作目という記念すべき作品であるという事実以上に、今までの彼のキャリアを総括したかのような、様々なスタイルの楽曲でありながら全てのPAUL WELLER印がしっかりと押されているような、今なお成長し続ける現在の「彼」のサウンドが詰め込まれた新たなる名盤と言えるほどの出来栄えを誇っているのだ。

◆イギリスのサリーにあるBlack Barn Studiosでレコーディングが行われた今作、プロデュースはPaul本人とここ数作品で彼と共に共同プロデュースを行なっているJan 'Stan' Kybert。レコーディングには、Ben Gordelier(dr)とAndy Crofts(g/key)の二人のキー・アーティストが参加しており、他に様々な豪華アーティストが参加している。まずは前作でもギターを披露してくれていた、Paulが寵愛する若手アクト、THE STRYPESのJosh McCLoreyが「Satellite Kid」で参加、そしてオーガニックなハウス・グルーヴとディスコ/ソウルのヴァイヴを持つ「One Tear」では、Boy Georgeが、ある意味牧歌的ですらあるファンク・ナンバー「She Moves With The Fayre」では、元SOFT MACHINEで既に現役を退いているRobert Wyattがヴォーカルとトランペットを披露してくれており、オープニング・ナンバーの「Woo Se Mama」では、伝説的ソウル・シンガー、PP Arnold & Madeleine Bellが参加してくれているのだ。もちろん、名優Steve CradockとSteve Pilgrimもレコーディングに参加している。

◆今回の作品は、オリジナルの全10曲を収録したスタンダードCDに加え、全曲のインストゥルメンタル・ヴァージョンを収録したDISC 2と、オルタナティヴ・ヴァージョンやリミックスなどを収録したDISC 3を加えた3枚組デラックス・エディション、そして12"のスタンダード・アナログ盤(オリジナルの10曲を収録)、さらに、1曲づつを1面づつに収録した、5枚組10"アナログ・ボックス・セットという、全4形態での発売となる。
(メーカー・インフォメーションより)

Track List   

Side A

  • 01. Woo Sé Mama
  • 02. Nova
  • 03. Long Long Road
  • 04. She Moves with the Fayre
  • 05. The Cranes are Back

Side B

  • 06. Hopper
  • 07. New York
  • 08. One Tear
  • 09. Satellite Kid
  • 10. The Impossible Idea

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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『A Kind Revolution』。 前作『Saturns P...

投稿日:2018/10/05 (金)

『A Kind Revolution』。 前作『Saturns Pattern』よりわずか二年を経て届けられた新しい傑作。 前作は、ポールが築き上げてきた音楽のエッセンスが見事に昇華され、更なる新しい次元に入ったことを知らせる傑作だった。 その後、たった二年でこんなに充実した音像を届けて來るなんて。 前作における新しさは目先の新しさではなかった。 積み上げられて来た仕事から生まれる充実がおのずから変転して新しいスタイルを獲得してしまう、 そんな一流の仕事人の終わりのない成長をリアルタイムで見させてもらったような稀有な作品だった。 今作は、その新しいスタイルが、一曲一曲の内にいっそう深みを増して、より自由でこくのある味わいを獲得している。 ゲストのロバート・ワイアットやボーイ・ジョージも、絶妙な味わい深い彩色をそれぞれの曲に施している。 輸入物のアナログ盤で購入したため、歌詞も全く見ていないが、音像だけでこれほどの喜びを与えてくれる。 対訳の歌詞を読めば、いっそう感銘が深まるだろう。 ポールの歌声もますます色気と活力を増してきている。 いいメロディーと知性と快感を重ねて味わうことのできるアレンジとプロデュース。 ポール自身のとどまることを知らないような驚くべき音楽への情熱と能力。 さらにそんなポールの音楽を支えるサイドメンバーの技量の高さと深さにも感嘆させられる。

諏訪耕志 さん | 大阪府 | 不明

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