THE LOVE WE MAKE

今年はあの9.11アメリカ同時多発テロから10年。
当日この大事件をニューヨークで目撃したポール・マッカートニーが、自身の提唱で約1ヵ月後に実現させた一大ベネフィット・ライヴ・イベント『コンサート・フォー・ニューヨーク・シティ』への歩みと当日のライヴの模様を10年後の今年、ロック・ドキュメンタリー作品として完成！

既にトロント映画祭でプレミア上映もされ、ワールドワイドで大きな話題となっている本作は、コンサートに超豪華なアーティスト達が集結し、ライヴの模様はDVDとして既発済み。
本作はその代表的なパフォーマンスの他に、リハーサルやバックステージの様子も収録。共演者のミック・ジャガーなどの他、、ビル・クリントン元大統領、ハリソン・フォード、レオナルド・ディカプリオ、シェリル・クロウなどとのやり取りも収録！

当日のリハやバックステージだけでなく、コンサートに向けたポールのスタジオでのリハーサル風景、テレビ番組での取材出演、多くのインタビュー、ニューヨーク市民や消防士たちとの会話など、ポールのナレーションと共にこのコンサートに向けた準備や心境などをていねいに積み重ねていった舞台裏の姿が大きな見どころとなっています！

監督は『ギミ・シェルター』他でおなじみ、ドキュメンタリー映画の巨匠アルバート・メイスルズ。
一人の人間であるポールの内面が見事に描かれています。
また、タイトルはビートルズの『アビー・ロード』収録の「ジ・エンド」の歌詞に出てくる“the love you make(きみがその手で産み出す愛)”という一節からとったものだそう。