大津美子さんの軌跡を年代順に辿った初の全集で、一時ビクターに移籍していた時の音源も７曲入っておりファンとしては是非買っておきたいＢＯＸ物。「春を待つ心」「曲馬団の娘」「雨のささやき」「冷たい恋人」「空へ帰る人」「クナウの花」等ＣＤ初復刻はうれしい限りです。 ただ個人的には、ＣＤ-６のビクター関係（特に吉田正記念オーケストラの物）は全く無用、且つまらなく、大津美子さんの一番輝いていたキングのデビュー初期の音源をもっと沢山入れてほしっかたです。特に「浮草一座」「慕情の港」「あなたのいない街」「夜の湖」「街の小鳥」「黒いソフト」（この曲に限り別ＣＤに収録あり）等等この全集から漏れたのは本当に残念。又の機会の復刻を期待しています。よって減点１です。