Hi Quality CD Import

Matacic / NHK So : Wagner, Janacek, Kodaly, Stravinsky, Weber (1969-75 Stereo)(2CD)

User Review :4.5
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
KKC2026
Number of Discs
:
2
:
International
Format
:
Hi Quality CD
Other
:
Import

Product Description

N響85周年記念シリーズ−13
マタチッチ/ヤナーチェク:シンフォニエッタ、ストラヴィンスキー:『火の鳥』、他(2CD)
まさに巨匠の至芸。伝説となっていたマタチッチのシンフォニエッタ


重量感あふれる巨匠風指揮ぶりで、日本でも人気の高いロヴロ・フォン・マタチッチ。名誉指揮者であるN響とはブルックナーの交響曲の名演で伝説となっていますが、ヤナーチェクの『シンフォニエッタ』やストラヴィンスキーの『火の鳥』なども空前の名演として多くの方々の記憶に残っています。それらをすべて初CD化。迫力と彫の深さはもとより、聴き手を圧倒する感動に満ち溢れた、まさに巨匠の芸術を満喫できます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
CD1
1. ヴェーバー:『魔弾の射手』序曲
2. ワーグナー:『リエンツィ』序曲
3. ワーグナー:『さまよえるオランダ人』序曲
4. ワーグナー:『タンホイザー』序曲
5. ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
 録音時期:1969年5月27日(1)、1973年12月27日(3,4,5)、1975年12月4日(2)
 録音場所:東京文化会館、NHKホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

CD2
1. ヤナーチェク:シンフォニエッタ
2. コダーイ:組曲『ハーリ・ヤーノシュ』
3. ストラヴィンスキー:バレエ組曲『火の鳥』(1945年版)
 録音時期:1973年12月5、14日
 録音場所:東京、NHKホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

 NHK交響楽団
 ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)

 マスタリング:ALTUS
 CDは国内プレスとなります。

Track List   

Customer Reviews

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Comprehensive Evaluation

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マタチッチのN響との共演、実演、FMおよ...

投稿日:2012/02/21 (火)

マタチッチのN響との共演、実演、FMおよびCDと堪能しました。録音は当時の第一級レベルではないかもしれませんが、記憶が耳を補ってくれているように感じました、全てが名演奏と思います。一点、本CDシリーズの欠点として、演奏家紹介、演奏記録などが殆ど記述されていないことです。少なくともNHKには多数のデータがあると思います、シリーズ内での連載企画でも良かったと思うのですが、日本で発売されたCDとして寂しいコンテンツと思いました。演奏は五つ星ですが、解説は楽曲、演奏家、演奏日時、定期演奏会のプログラムなどの記述が少ないので、一つ星です。結果四つ星としました。

RN さん | 東京都 | 不明

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マタチッチの桁外れにスケールの大きい芸風...

投稿日:2012/01/09 (月)

マタチッチの桁外れにスケールの大きい芸風を味わうことが可能な圧倒的な名演だ。本盤には、様々な作曲家による楽曲がおさめられており、遺された録音が必ずしも多いとは言い難いために、とかくレパートリーが少ないなどと誤解されがちなマタチッチが、意外にも幅広いレパートリーを有していたことを窺い知ることが可能であるとも言えるだろう。本盤におさめられた各楽曲の演奏も、いずれもマタチッチの偉大な芸術を味わうことが可能な圧倒的な名演揃いであると言えるが、とりわけ凄まじい演奏として、先ずはヤナーチェクのシンフォニエッタを掲げたい。近年では、村上春樹氏による有名小説によってにわかに脚光を浴びつつある同曲であるが、これまでの同曲の名演としては、どちらかと言うとモラヴィアの民謡風の旋律の数々に焦点を当てた民族色豊かな演奏が主流を占めてきたと言えなくもないところだ。これらの演奏に対して、マタチッチによる本演奏は一線を画しているとも言えるだろう。冒頭のファンファーレからして、壮絶な迫力を誇っているし、その後の強靭な迫力や彫の深い表現には出色のものがあり、演奏全体としては、正に壮大な交響曲のようなとてつもないスケールの雄大さを誇っていると言っても過言ではあるまい。同曲の演奏としては異色の演奏とも言えるところであるが、聴き終えた後の充足感には絶大なるものがあるところであり、私としては、マタチッチの芸術家としての桁外れの才能を大いに感じることが可能な圧倒的な超名演と高く評価したいと考える。次いで、ストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」が素晴らしい。これまた、ヤナーチェクのシンフォニエッタに勝るとも劣らぬ迫力を誇っており、とりわけ終結部の壮絶さ、そしてユニークな解釈は我々聴き手の度肝を抜くのに十分であると言える。コダーイの組曲「ハーリ・ヤーノシュ」も、冒頭のくしゃみからして凄まじく、ハンガリーの民族色とは殆ど無縁の演奏であるが、スケールは雄渾の極みであり、その桁外れの壮大な迫力にはただただ圧倒されるのみである。加えて、各曲の描き分けが実に巧みであり、聴かせどころのツボを心得た心憎いばかりの演出巧者ぶりを発揮しており、本演奏では、マタチッチのオペラ指揮者としての才能が見事に功を奏していると言えるのではないだろうか。ポピュラーな名曲であるが、近年では最新録音に恵まれてない同曲だけに、極めて価値のある名演の登場と言っても過言ではあるまい。ウェーバーやワーグナーの序曲や前奏曲も、マタチッチならでは重厚で、なおかつスケール雄大な至高の超名演と評価したい。NHK交響楽団も、アンサンブルに乱れが生じているなど、必ずしも万全とは言い難い演奏であると言える(特に、エキストラが参加していたと思われるヤナーチェクのシンフォニエッタ)が、敬愛するマタチッチの指揮に必死で喰らいつき、渾身の名演奏を展開しているのが見事であり、芸術的な感動という意味においては申し分のないパフォーマンスを発揮していると言っても過言ではあるまい。音質は、名指揮者の来日公演の高音質での発売で定評のあるアルトゥスレーベルがマスタリングを手掛けているだけに、本全集においても1969年〜1975年のライヴ録音としては十分に満足できる良好な音質に仕上がっているのが素晴らしい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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当時FM放送からエアーチェックして繰り返...

投稿日:2012/01/07 (土)

当時FM放送からエアーチェックして繰り返して聴いた演奏のCD化でありがたい。再度聴き直したが印象は当時と変わらない名演の数々。ワーグナーはいつものマタチッチらしい豪快な演奏。今回のCDでは特にコダーイのハーリーヤーノシュが素晴らしくツィンバロンの奔放な演奏が印象的だった。多少荒い面が見受けられるがどの演奏も迫力満点で申し分ない名演と言える。

clajaztaro さん | 岡山県 | 不明

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