ビルチャーラップもといニューヨークトリオのアルバムの中で一番楽しい作品だと思います。綺麗でお洒落なピアノが多い中、きちんとしたジャズを聴かせてくれます。アルバムタイトルであるBlues in the nightではピアノとベース、ドラムの掛け合いがすばらしいです。 残念なのは、ニューヨークトリオのその他のアルバムはこのアルバムとは似ても似つかない仕上がりで、あまり楽しいものはない。世の中がそういったものを望んでいるのだから仕方ないのかもしれないが・・・

レトロなピアノの音色で５０年代のＢＮ盤を思い出します。ジャズクラブで演奏してる感じです、ただ昔風に終わらないのはスチュワートの素晴らしいドラミングのお蔭だと思います。

トリオとしてのビィーナスでの４作目、ＳＪ読者投票から選ばれた１０曲。軽快なブラッシングに、チャーラップのピアノが情感たっぷりに奏でる。録音も良くてＳＪゴールドデスクにも選定されている。