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『エルム街の悪夢』『スクリーム』のウェス・クレイヴン監督作品。電気のあるとこどこへでも!神出鬼没の殺人鬼ピンカーが今、蘇る!
ジョナサンは養母と妹、弟が殺された夜、犯人の姿を夢で予知した。それを聞いた養父のパーカー警部は半信半疑ながら、犯人だというTV修理屋ピンカーの家に向かうが、ピンカーは警官を惨殺してまんまと逃げ去る。第2、第3の殺人が起き、そしてジョナサンのガールフレンドのアリソンまでも犠牲になる。ジョナサンは再び予知夢によってピンカーの居所を突き止め、逮捕することができた。ピンカーが電気イスで死刑となる。しかし電流が流れたとたんピンカーはそれと一体化し、体は跡形もなく消えた。ピンカーはついにTV電波に乗り移り、自由自在に移動できるようになっていた。しかもテレビだけでなく、電気の通る所ならばコンセントでもどこでも行けるようになっていたのだ!神出鬼没となった殺人鬼ピンカー!はたしてジョナサンはピンカーを止められるのか!?
『エルム街の悪夢』『『スクリーム』シリーズなど数々のヒット作を放ってきたウェス・クレイヴン監督の1989年の作品。若者たちを次々と殺害した元テレビ修理屋の殺人鬼ピンカーは電気椅子で死刑に。しかし肉体は滅びても黒魔術により魂が復活。電気と化した彼の魂は、テレビメディアの電波や送電線にのって移動し、人に憑依し殺戮を続けていく。 『鮮血の美学』『サランドラ』といった過激な問題作を発表する一方、『エルム街の悪夢』『スクリーム』『壁の中に誰かがいる』等のどこかユーモラスなコメディを含んだホラー作品が印象的なウェス・クレイヴン監督らしい一作。自身の代表作『エルム街の悪夢』のフレディを彷彿とさせる(っていうかパロディ)殺人鬼ピンカーのキャラクターや(神出鬼没なところもそっくり)、終盤のいろんなテレビ番組内で繰り広げられるピンカーと主人公の肉弾戦など爆笑シーンの連続!また全編にわたって流れるノリノリのヘビメタが作品を盛り上げる笑いと恐怖に溢れた快作!
殺人鬼ピンカーを演じるのはテレビシリーズ『X-ファイル』のミッジ・ピレッジ。ピンカーに立ち向かう主人公を演じるのは『キングダム 見えざる敵』『バトル・シップ』などのアクション大作を監督するピーター・バーグ、養父パーカー警部役にはロバート・アルトマン監督作品の常連だったマイケル・マーフィー。
監督:ウェス・クレイヴン
脚本: ウェス・クレイヴン
撮影: ジャック・ヘイトキン
音楽:ウィリアム・ゴールドスタイン
出演:ミッチ・ピレッジ/ピーター・バーグ/マイケル・マーフィー/ジョン・テッシュ/ヘザー・ランゲンカンプ
製作年:1989年
製作国:アメリカ
上映時間:106分
映像色:カラー
字幕:日本語
音声:英語
規格:片面一層
画面サイズ:16:9LB
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