SACD Import

Sym.9: Tilson Thomas / Sfso

Mahler (1860-1911)

User Review :5.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
82193600072
Number of Discs
:
2
Label
:
Sfs
Format
:
SACD
Other
:
Live Recording, Hybrid Disc,Import

Product Description

2004年9月のデジタル録音。好調に進行しているティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団のマーラー・シリーズ、今回は、作曲者の最高傑作とも評される交響曲第9番です。
 作曲者晩年の心境が色濃く反映されたとも言われる深刻な側面が印象深いこの作品に、ティルソン・トーマスがどのようにアプローチしているのか非常に興味深いところ。そもそもティルソン・トーマスが1974年に初めてサンフランシスコ響を振った時(当時29歳)の演目がこの作品だったそうで、それから30年、60歳を目前にしたこの指揮者の円熟の手腕に大いに期待したいところです。ちなみに演奏時間はトータル約89分かかっているとのことです。ハイブリッドSACDでの発売です。
・マーラー:交響曲第9番ニ長調

 サンフランシスコ交響楽団
 マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)

 録音:2004年9月29日〜10月3日
 場所:サンフランシスコ、デイヴィス・シンフォニー・ホール

Track List   

Disc   1

  • 01. Symphony no 9 in D major
  • 02. Symphony no 9 in D major

Disc   2

  • 01. Symphony no 9 in D major
  • 02. Symphony no 9 in D major

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Comprehensive Evaluation

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2019年1月にウィーンへ渡航し、学友協会大...

投稿日:2020/10/20 (火)

2019年1月にウィーンへ渡航し、学友協会大ホールでトーマス氏とウィーンフィルによるマーラー9番を生で聴く機会に恵まれ、この指揮者のマーラー演奏の素晴らしさに気付かされた。 特に第四楽章では、じっと目を閉じ目の前で響いているこの世のものと思えないほど美しい弦の響きに身体が震えるほど感動し、思わず涙が止まらなくなってしまった。学生時代にクラシック音楽にはまって以来40年が経ったが、ここまで深く感銘を受けた演奏は無かった。 当日は午前中のゲネプロから鑑賞することができた。 第1から第3楽章まではほとんど演奏を止めることなくスムーズにゲネプロが進行したのだが、第4楽章では冒頭直後から何度も演奏を止めて楽団やコンサートマスターに念入りに指示を 出していたのが印象的だった。 その晩の本番コンサートで演奏された第4楽章の素晴らしさは 前述した通り。 詳しい専門的な説明は自分には出来ないが、弦に余計なビブラートや旋律への色付けの類いを極力排除し、あたかもマーラーが意図した響きはこう…と諭されているかのような自然体で緻密な響き。演奏中に目を閉じると、この世のものとは思えない壮大な景色が音の洪水と共に押し寄せてきて、胸がいっぱいになる貴重な経験を味あわせてもらった。 帰国したその脚で御茶ノ水へ向かい、このサンフランシスコ響との演奏CDを手に入れ帰宅した次第。 このサンフランシスコ響との演奏も大変素晴らしく、ウィーンで生で聴いたあの時の響きと記憶の中ではっきりと重なる感覚を覚える。 マーラー9番の有名な演奏は数多くあり、色々な指揮者で聴いてはみたが、あの時感じた深い感動を呼び起こしてくれるのは このサンフランシスコ響とトーマス氏になる演奏のみ…という結論。 他の演奏では、どうしても指揮者の作為的に聴こえる演奏のちょっとした部分の表現が邪魔をし、この曲の響きにイマイチ没入しきれない感覚を覚えてしまう。逆に言えば、それほどにトーマス氏による曲の解釈、表現が自然で巧みなのだと感じる。 ウィーンフィルとのゲネプロで観たあの第4楽章での念入りな指示はきっとそういう演奏表現をマーラー演奏では百戦錬磨、 本家本元の楽団員らに自らの意図を徹底させるために必要な作業だったのだと思っている。 もし知人にマーラー9番のオススメを尋ねられたら、迷わずこのCDを進めたい。

Levinson さん | 北海道 | 不明

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このコンビのマーラー最大の魅力は何といっ...

投稿日:2020/09/22 (火)

このコンビのマーラー最大の魅力は何といっても録音の良さだろう。数ある同曲のディスクの中でも随一である。サラウンド音声では、まるでコンサートホールにいるようだ。臨場感に溢れている。同シリーズの第5番を聴いて、ちょっと違うなと思った。音の強弱に幅がありすぎて、家庭オーディオでは正直扱いづらかった。その意味で、この9番の方がティルソン・トーマスには合っている。全体的に静かな曲調だからだろう。また、音楽づくりに癖がない。奏者に自由にやらせている。だから聴いている方でもリラックスして聴ける。第3楽章の中間部のようにここぞというところでは、テンポを落としてじっくり歌う。指揮者とオケに信頼関係がないとできない芸当だ。このマーラー、通常CDの2chステレオでは良さは伝わらないだろう。SACD、Blu-ray Audioあるいはそれ以外でも構わないので、今後も音楽はサラウンドで楽しみたい。そして同オケの新たなシェフ、エサ=ペッカ・サロネンにも期待したい。

ゆっきー さん | 千葉県 | 不明

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全曲を俯瞰するしっかりとした設計の元で、...

投稿日:2016/04/27 (水)

全曲を俯瞰するしっかりとした設計の元で、緻密に丁寧にそして音楽的に構築された9番です。録音も素晴らしく、複雑に入り組んだ各パートをかなり明瞭に聞き取る事が可能です。一部、やり過ぎと感じるような表現も含まれますが、私には全く許容範囲でした。何より全曲を聴き終えた時、子供達が待つ、陽光あふれるあの丘、はるかなあの丘を垣間見た思いで、深い感動を覚えました。トーマスさん、本当にありがとう。

sunset_horn さん | 千葉県 | 不明

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