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Das Lied Von Der Erde, Etc: Walter / Vpo Ferrier Patzak

Mahler (1860-1911)

User Review :4.5
(8)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
8110871
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD

Product Description

驚異の板起こし! ワルター&フェリアーのマーラー『大地の歌』
ナクソス・ヒストリカル・シリーズ - キャスリーン・フェリア(A)

マーク・オバート=ソーンによるみごとな覆刻。このあまりにも有名なワルターとフェリアの『大地の歌』については、すでに本家DECCAから何度もCDがリリースされていますが、NAXOSでは、初期LP(LXT2721,2722)のサウンドを再現するべく、きわめて状態の良い初期LPを用いてCD化をおこなっているのがポイント。
 この『大地の歌』が、モノラルとしては最上の音質であることはすでに有名な話で、そのことはDECCAのCDでも十分に理解できたことでしたが、今回のNAXOS盤では、経年変化の性質がテープとはまったく異なるLPの特質を生かした「板起こし」により、DECCA盤とはまた違った魅力があらわれています。
 また、第5楽章冒頭部分など、結果としてDECCA製CDの問題点をもあぶり出してしまっているところもマニアには大いに注目されるのではないでしょうか。
 この演奏で聴けるフェリアーの深々としてしかも滑らかな声の陰影豊かな美しさや、ウィーン・フィルの低弦の生々しさ、管楽器のフラッターの強烈さはまさに初期LPの魅力そのもの。
 クナッパーツブッシュの『パルシファル』に続いて、オバート=ソーンの腕前にあらためて感謝したくなる傑作の登場です。


マーラー

リュッケルト歌曲集〜『私はこの世に捨てられて』
(1952年5月20日、ウィーン、ムジークフェラインザール)
リュッケルト歌曲集〜『私は快い香りを吸いこんだ』
(1952年5月20日、ウィーン、ムジークフェラインザール)
リュッケルト歌曲集〜『真夜中に』
(1952年5月20日、ウィーン、ムジークフェラインザール)

交響曲『大地の歌』
(1952年5月15日、16日、ウィーン、ムジークフェラインザール)


カスリーン・フェリア(コントラルト)
ユーリウス・パツァーク(テノール)
ブルーノ・ワルター指揮ウィーン・フィルハーモニー




ワルターの『大地の歌』



・1936年5月23,24日 トルボルイ、クルマン ウィーン・フィル(LIVE)
08:29 08:36 03:05 06:23 04:15 26:57 57:45
NAXOS
DUTTON
M&A



・1948年1月18日 フェリアー、スヴァンホルム ニューヨーク・フィル(LIVE)

08:31 08:55 02:59 06:21 04:11 28:21 59:18
NAXOS




・1952年5月15,16日 フェリアー、パツァーク ウィーン・フィル(STUDIO)

08:37 09:15 03:00 06:45 04:22 28:23 60:22
NAXOS
DECCA




・1952年5月17日 フェリアー、パツァーク ウィーン・フィル(LIVE)

TAHRA



・1953年2月22日 ニコライ、スヴァンホルム ニューヨーク・フィル(LIVE)

8:19 8:28 3:00 6:12 4:05 27:10 57:14
M&A



・1960年4月16日 フォレスター、ルイス ニューヨーク・フィル(LIVE)

8:35 9:21 3:00 6:28 4:20 29:36 61:20
M&A(廃盤)



・1960年4月18,24日 ミラー、ヘフリガー ニューヨーク・フィル(STUDIO)

9:31 9:53 3:10 6:45 4:23 29:11 62:53
SONY

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Comprehensive Evaluation

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比較的短命にその生涯を閉じたフェリアーは...

投稿日:2010/09/13 (月)

比較的短命にその生涯を閉じたフェリアーは1947年同じワルターとの共演(テノールはピアーズだった)で最後まで歌えなかったらしく本曲に対して何か直感的なものを個人的事情の中で捉えていたのではないでしょうか。確かにこの曲は李白等による厭世的ロマン性を帯びた詩に基づいて作曲されたものですが唯一作曲者直伝弟子であるワルターが捉えることが可能とも思われる心理の世界でもあるかのようです。本盤のテノール担当のパツァークもその寂寥感を上手く表現しております。タイム的には@8’36A9’12B2’58C6’43D4’22E28’21となっておりVPOとのショッキングな登場での私の好きな後年同じVPOを振ったバーンスタイン盤と比べて見ると各楽章概ね短めとなっています。1952年このワルター(当時76歳の頃)、フェリアー、パツァーク、VPOによる「大地の歌」は本盤録音の数日後ライブ盤(タイム@8’33A9’30B3’06C6’31D4’19E29’50)でも残されており機会があれば聴いてみたいですね。なお、ワルター指揮の「大地の歌」はさすがいろいろ出ておりさっーと拾っても1935年フォレスター、ルイス、NYPO・・1936年トルボルク、クルマン、VPO・・1948年フェリアー、スヴァンホルム、NYPO・・1953年ニコライ、スヴァルホルム、NYPO・・1960年ミラー、ヘフリガー、NYPO・・等マニアには興味の尽きないワルター「大地の歌」です。リュッケルト歌曲も同じようにわが子を亡くしたマーラーのストイックな面が出ているように聴きました。本盤全体としてこのようなレベルの演奏となればモノラルもクソもありませんね、同ソースから数多くの版が制作されてもおり長く聴かれるべき最高のものでしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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これめちゃくちゃ音いいよな。この盤を絶や...

投稿日:2009/10/24 (土)

これめちゃくちゃ音いいよな。この盤を絶やさないために買ってくれ。

くるとん さん | 岩手県 | 不明

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ワルターの「大地」ではこれが最高と思う。...

投稿日:2008/12/03 (水)

ワルターの「大地」ではこれが最高と思う。世の中の大半の方もそう思っているだろう。そもそも「大地のベストは?」と聴かれたら文句なしにこれを言ってしまう。要するにこれ以外の「大地」は考えられないということです。フェリアーばかりが有名ですがこの盤に関してのみパツァークも名演だと思う。あのやりきれなさを十分にあらわしていると思う。これからも長くベスト1として君臨するでしょう。

mid&massa さん | 三重県松阪市 | 不明

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