'06年発表｡東京公演の中から､2006年6月18日の新木場STUDIO COASTﾗｲﾌﾞをDVD収録｡ﾂｲﾝ･ｷﾞﾀｰ&ﾂｲﾝ･ﾎﾞｰｶﾙ編成で､左利きの今井寿､右利きのKIYOSHI､中央に岡崎達成(Dr)と左右対称の立ち位置がすごくｶｯｺいい｡しかもﾍﾞﾃﾗﾝが､貫禄や円熟さに関係なく危険な雰囲気をふりまきｾｸｼｰなﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽで熱演､熱唱｡これって最高｡曲は2ndｱﾙﾊﾞﾑ中心だが､ｱﾝｺｰﾙでﾙｰｽﾀｰｽﾞ､ﾛｯｶｰｽﾞなど｢博多めんたいﾛｯｸ｣の名曲も披露｡ﾊﾞﾝﾄﾞの懐の深さを示している｡

'06年発表｡｢ROCKAROLLICA｣と｢ROCKAROLLICA �U｣｡ﾀｲﾄﾙは1文字しか違わないのにこの1stと2nd､ﾃｲｽﾄはまったく異なっている｡前者はﾛｯｸﾝﾛｰﾙと言いつつも今井寿とKiyoshiの豊かなﾎﾞｷｬﾌﾞﾗﾘｰのせいで､全曲二味ぐらいは違うﾅﾝﾊﾞｰが並んでいた｡対して今回はﾘﾊｽﾀでのﾗﾌな音出しをそのまま録音してしまったかのような作風｡もっとも詞のはしばしに表れる彼らが思うところのﾊﾞﾝﾄﾞ･ｲﾒｰｼﾞからすると2ndこそがLucy､なのかもしれない｡

'06年発表｡BUCK-TICKのｷﾞﾀﾘｽﾄ今井寿によるﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄが､2ndｱﾙﾊﾞﾑ･ﾘﾘｰｽに先行してｶｯﾄしたｼﾝｸﾞﾙ｡ﾂｲﾝ･ｷﾞﾀｰで鳴らされる焼け付くようなｻｳﾝﾄﾞに､鋭利なｼｬｳﾄが炸裂するｴﾓｰｼｮﾅﾙなﾛｹﾝﾛｰﾙ･ﾅﾝﾊﾞｰだ｡間奏の長いｷﾞﾀｰ･ｿﾛも聴きどころ｡C/Wでは陣内孝則が率いたﾛｯｶｰｽﾞの代表曲をｶﾊﾞｰ｡