超、カッコイイ。何か月も待っていて良かった。ネットで聴いていたけれど、CDは音がいい。お勧めです。

フルアルバムとしては「Cross Point」以来6年ぶりだが、あいだを挟んでミニ・アルバムや企画物をリリースして自らの音楽スタイルを進化させて来ただけに、実に充実した力作に仕上がっている。まずはオープニングトップの「Lady Man Eater 」がエラクカッコイイ！エロスと狂気の世界をFunkyに奏でるブッチギリの哀愁ダンサーで林田ファンを鷲掴みにする。人気曲だったM7も然る事ながら、このアルバムの真骨頂は中盤のMid〜スロウ系の充実。実に深みのある絶品が立ち並ぶ。長く聴いていける色褪せない作品と感じたのが最初の印象。一言、素晴らしい。

待望のNewAlbum。彼の非凡な才能と多彩なサウンド･カラーは本作でも健在ぶりを発揮しており、トップから林田の変幻自在なキャラクター性が存分に活かされたM1で華麗に幕を開ける。サウンド･アプローチこそモダンで洗練されてはいるが、曲調はEroticaoのテンションと同じ。先行シングルだったM4は本作のベストTrack。懐かしい80’sの甘みを今のサウンドと見事にブレンドさせた傑作中の傑作!! これ一曲だけで購買価値があるだろう。名曲5、6は完全に今の時代性に融合させた麻薬の様なトランスRemixに。林田のパワーはいささかの揺るぎもない。