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Kirin no Tsubasa

Keigo Higashino

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062168069
ISBN 10 : 4062168065
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2011
Japan
Series
:

Product Description

加賀シリーズ最高傑作!

ここから夢に羽ばたいていく、はずだった。

寒い夜、日本橋の欄干にもたれかかる男に声をかけた巡査が見たのは、胸に刺さったナイフだった。大都会の真ん中で発生した事件の真相に、加賀恭一郎が挑む。

<東野圭吾>1958年大阪府生まれ。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞。
1999年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞を受賞。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞。『宿命』『白夜行』『どちらかが彼女を殺した』『殺人の門』『手紙』『黒笑小説』『さまよう刃』など多数の著書があるベストセラー作家。日本のミステリーの第一人者であるとともに、ミステリーの枠にくくることのできない幅広い著作を発表しつづけている。

Content Description

寒い夜、日本橋の欄干にもたれかかる男に声をかけた巡査が見たのは、胸に刺さったナイフだった。大都会の真ん中で発生した事件の真相に、加賀恭一郎が挑む。

【著者紹介】
東野圭吾 : 1958年大阪府生まれ。1985年『放課後』で第三十一回江戸川乱歩賞を受賞。99年『秘密』で第五十二回日本推理作家協会賞を受賞。2006年『容疑者Xの献身』で第百三十四回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takaC

    書き下ろしだけに、25周年記念刊行第2弾予定の『真夏の方程式』(6/6刊行、週刊文春連載)、第3弾予定の『マスカレード・ホテル』(9/9刊行、小説すばる連載)と比べると5倍くらい良かったが、加賀恭一郎最高傑作というのには無条件で同意はできないかな。点数つけるなら100点満点の75点。(日本国道路元標信者としてのボーナス加点ありで)

  • hiro

    ドラマ・映画を含めて、初加賀恭一郎シリーズだったが、大変面白く一日で読んでしまった。東野さんが生んだもう一人キャラクターのガリレオ先生こと湯川学准教授とはまったく違う、地道な足を使って捜査する加賀警部補は、大変魅力的なキャラクターだった。事件の方は、偶然が重なって、警察の捜査は間違った方向にミスリードされていくが、もちろん読者はミスリードに気づいても、なかなか真犯人にはたどり着けない。そして、解く鍵は、関西人の私も知っている安産祈願のあの神社だったが、最後まで犯人、動機が分からない。さすが東野圭吾作品だ。

  • 再び読書

    周りの一見関係なさそうな事から、真相を拾い上げる。加賀恭一郎の定番捜査で犯人が浮かび上がる。人との交わりや、犯罪が心に残す影響、関係する者の人生の歯車の動きがいびつになる事を、一冊の本をかけて静かに訴えかける。最後の糸川に対する感情の爆発のみが、普通の人であることを思い立たせる。それだけ淡々と事件の細部に結びつくすべての疑問を、調査し答えを推測していく、そのアプローチにゆっくり痺れる。「赤い指」の従兄弟の松宮と、金森さんが彩りを添えてくれる。映像でどこまで表現できるか、楽しみな内容です。満足の読書。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止

    加賀恭一郎その9。なぜ日本橋まで歩いてきたのかに込められた想いが切ない。

  • 修一郎

    楽しめました。加賀シリーズは,人との関わりを丁寧に描いていくのが特徴。被害者,加害者双方(それと父と子)の足取りを細かい手かがりを丁寧に集めて解き明かしていく過程が真骨頂ですね。加賀さんの人間観察力と洞察力が心を打ちます。足取りが解き明かされるまでの前半部がいいですよね。新参者に出てきたお店や日本橋スポットが再登場。いつも通り千代紙など,手がかりとなる小ネタが冴えていました。やっぱり一度日本橋界隈を自分の足で歩いて見ないといけないですね。ホワイダニットミステリーの良作と思いました。満足…

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