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Karajan Orchestral Spectacular from Handel to Bartok 1949-1960 (13CD)

Karajan, Herbert von (1908-1989)

User Review :5.0
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
2564633621
Number of Discs
:
13
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Limited,Import

Product Description

ヘルベルト・フォン・カラヤン
オフィシャル・リマスター・エディション
オーケストラル・スペクタキュラー〜ヘンデルからバルトーク 1949−1960(13CD)


カラヤン没後25周年記念完全限定盤。すべて、2013〜2014年、アビイ・ロード・スタジオによる、オリジナル・マスターテープから最新リマスターによる完全限定盤ボックスです。
 このボックスでは、1952〜1960年にフィルハーモニア管弦楽団と録音したシベリウスの交響曲録音、そして小品集をモノラル期とステレオ期録音の両方が対比できる内容。ディスク13には、ベルリン・フィルとの『新世界より』『水上の音楽』を収録。金管群も木管楽器群などの充実したオケの響きと、徹底したカラヤンの統括ぶりが素晴らしい演奏です。(WARNER)

【カラヤン・オフィシャル・リマスター・エディション】
没後25周年記念企画。カラヤンがEMIで制作した音源を、アビー・ロード・スタジオでオリジナル・マスターテープから新たにリマスターしたシリーズ。初登場となる音源も含まれる注目の大規模企画で、8月までに全部で13の限定ボックスがリリースされる予定です。(HMV)

【新リマスター】
ヘルベルト・フォン・カラヤン没後25年記念盤のリリースに向け、4人のエンジニアがロンドンのアビー・ロード・スタジオで、オリジナル・アナログ音源を収録した歴史的EMIレコーディングを新たにリマスターしました。サイモン・ギブソン、イアン・ジョーンズ、アンディ・ウォルター、アラン・ラムゼイは、EMIやその他のレーベルのアーカイヴ録音を長年にわたってリマスターしてきたエンジニアです。
 作業に取り掛かるにあたり、常に最初におこなうことは、ロンドンのEMIアーカイヴに保管されているすべてのレコードやテープを探しだし、さまざまなソースやすでにCDとして発売された多数の音源と比較するということです。
 次に、録音セッションについてエンジニアやプロデューサーが書き残した録音に関する記録ファイルをひとつひとつ参照します。そうすることで、テープのセットが複数存在する理由がわかることもあります。
 1940年代から1980年代にかけて収録された録音は、78回転のSPレコード、モノラルやステレオのアナログテープ(1/4インチ)など多岐にわたります。すべてのテープが良い状態で保存されており、録音の特徴を再現できるよう入念に調整した上で、1/4インチ テープ用のStuder社製A80の機材で再生しました。
 今回のリマスタリングによって、オリジナルのスタジオ サウンドに、より近い音質を再現することができました。Prism社製ADA-8コンバーターを使用してアナログから96 KHz/24 bitに変換し、SADiE社製Digital Audio Workstationに取り込んでいます。
 1970年代のカラヤンの録音の中には、1インチ、8トラックのアナログテープによるものもありましたが、私たちはそれを2トラックのステレオマスターテープにリマスターしました。8トラックのアナログを新たにステレオ ミックスすることにより、オリジナルのマスターテープを使用したかのような優れたサウンドを実現しています。例えば、ワグナーの前奏曲や、クレーメルが協演したブラームスのヴァイオリン協奏曲をお聴きになってみてください。これらはすべて8トラックのオリジナルテープをリマスターしたものです。
 そして、リマスタリング作業の最後に、EMI独自のアナログEQ(TG12412とTG12414 トーンコントロールボックス)を使用し調整をおこないました。リスナーの皆さまへ今までにないほど鮮明で繊細な音色をお届けいたします。(サイモン・ギブソン、2014年3月)

【収録情報】
Disc1
シベリウス:
・交響曲第2番ニ長調 Op.43
・交響曲第5番変ホ長調 Op.82
 1960年録音

Disc2
シベリウス:
・交響詩『フィンランディア』 Op.26
・交響曲第4番イ短調 Op.63
・交響曲第5番変ホ長調 Op.82
 1952、1953年録音(モノラル)

Disc3
シベリウス:
・交響曲第6番ニ短調 Op.104
・交響曲第7番ハ長調 Op.105
・交響詩『タピオラ』 Op.112
 1955、1953年録音(モノラル)

Disc4
シベリウス:
・交響詩『フィンランディア』 Op.26
・悲しきワルツ Op.44-1
 1959、1958年録音

・ブリテン: ブリッジの主題による変奏曲 Op.10
 1953年録音(モノラル)

・ ヘンデル:『水上の音楽』組曲
 1952年録音(モノラル)

Disc5
・コダーイ:『ハーリ・ヤーノシュ』より間奏曲
 1954年録音(モノラル)

・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
 1949年録音(モノラル)

・バルトーク:管弦楽のための協奏曲
 1952-1953年録音(モノラル)

Disc6
ロッシーニ:序曲集
・『どろぼうかささぎ』
・『アルジェのイタリア女』
・『セヴィリャの理髪師』
・『絹のはしご』
・『セミラーミデ』
・『ウィリアム・テル』
 1960年録音

・ロッシーニ:『ウィリアム・テル』より「チロル人の合唱」
 1958年録音

Disc7
・マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲
・マスカーニ:『友人フリッツ』より間奏曲
・プッチーニ:『マノン・レスコー』より第3幕への間奏曲
・レオンカヴァッロ:『道化師』より間奏曲
・ポンキエッリ:『ジョコンダ』より『時の踊り』
・ヴェルディ:『椿姫』より第3幕への前奏曲
・ヴェルディ:『アイーダ』より第2幕のバレエ音楽
 1954年録音(モノラル)

・ヴェルディ:『ドン・カルロ』より「彼女は私を愛していない」「ひとり淋しく眠ろう」
・グノー:『ファウスト』より「眠ったふりをせずに」
 ボリス・クリストフ(バス)
 1949年録音(モノラル)

・ルーセル:交響曲第4番
 1949年録音(モノラル)

Disc8
・ヴェルディ:『椿姫』より第3幕への前奏曲
 1958年録音

・ヴェルディ:『アイーダ』より第2幕のバレエ音楽
 1960年録音

・ポンキエッリ:『ジョコンダ』より『時の踊り』
 1960年録音

・レオンカヴァッロ:『道化師』より間奏曲
 1959年録音

・プッチーニ:『マノン・レスコー』より第3幕への間奏曲
 1959年録音

・マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲
 1959年録音

・マスカーニ:『友人フリッツ』より間奏曲
 1959年録音

・レスピーギ:交響詩『ローマの松』
 1958年録音

・オッフェンバック:『天国と地獄(地獄のオルフェ)』序曲
 1960年録音

Disc9
ベルリオーズ:
・序曲『ローマの謝肉祭』
・ラコッツィ行進曲
 1958年録音

・『トロイアの人々』より「王の狩りと嵐」
 1959年録音

・幻想交響曲
 1954年録音(モノラル)

Disc10
ビゼー:
・『カルメン』組曲
・『アルルの女』第1、第2組曲
 1958年録音

シャブリエ:
・狂詩曲『スペイン』
・楽しい行進曲
 1960年録音

・グノー:『ファウスト』よりバレエ音楽
 1958年録音

Disc11
・ドビュッシー:交響詩『海』
・ラヴェル:スペイン狂詩曲
・ビゼー:『カルメン』より第4幕への前奏曲
・シャブリエ:狂詩曲『スペイン』
・シャブリエ:楽しい行進曲
・ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ
・オッフェンバック:ホフマンの舟歌
・オッッフェンバック:『天国と地獄(地獄のオルフェ)』序曲
・グラナドス:『ゴイェスカス』より間奏曲
・ヴァインベルガー:『バグパイプ吹きシュヴァンダ』より「ポルカ」
 1953-1954年録音(モノラル)

Disc12
・オッフェンバック:『パリの喜び』(ロザンタール編)
・オッフェンバック:ホフマンの舟歌
・ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ
・グラナドス:『ゴイェスカス』より間奏曲
・ヴァインベルガー:『バグパイプ吹きシュヴァンダ』より「ポルカ」
・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽*
 1958-1960年録音

Disc13
・ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』*
 1957年録音

・スメタナ:『モルダウ』*
 1958年録音

・ヘンデル:『水上の音楽』組曲*
 1959年録音

 フィルハーモニー管弦楽団
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団*
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

Track List   

Disc   1

  • 01. Symphony No. 2 in D Major, Op. 43: I. Allegretto
  • 02. Symphony No. 2 in D Major, Op. 43: II. Tempo Andante, Ma Rubato
  • 03. Symphony No. 2 in D Major, Op. 43: III. Vivacissimo
  • 04. Symphony No. 2 in D Major, Op. 43: IV. Finale (Allegro Moderato)
  • 05. Symphony No. 5 in E-Flat Major, Op. 82: I. Tempo Molto Moderato - Largamente - Allegro Moderato - Presto
  • 06. Symphony No. 5 in E-Flat Major, Op. 82: II. Andante Mosso, Quasi Allegretto
  • 07. Symphony No. 5 in E-Flat Major, Op. 82: III. Allegro Molto - Un Pochettino Largamente

Disc   2

  • 01. Finlandia, Op. 26
  • 02. Symphony No. 4 in A minor, Op. 63: I. Tempo Molto Moderato, Quasi Adagio
  • 03. Symphony No. 4 in A minor, Op. 63: II. Allegro Molto Vivace
  • 04. Symphony No. 4 in A minor, Op. 63: III. Il Tempo Largo
  • 05. Symphony No. 4 in A minor, Op. 63: IV. Allegro
  • 06. Symphony No. 5 in E Flat, Op. 82: I. Tempo Molto Moderato - Largamente - Allegro Moderato - Presto
  • 07. Symphony No. 5 in E Flat, Op. 82: II. Andante Mosso, Quasi Allegretto
  • 08. Symphony No. 5 in E Flat, Op. 82: III. Allegro Molto - Un Pochettino Largamente

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格安なので購入しましたが、演奏は高い水準...

投稿日:2017/03/29 (水)

格安なので購入しましたが、演奏は高い水準のものです。シベリウスは見事ですしバルトークも素晴らしい。新世界は懐かしい録音です。買って良かった。

ルシータ さん | 東京都 | 不明

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例によって安い。安すぎるの手が出てしまう...

投稿日:2016/11/27 (日)

例によって安い。安すぎるの手が出てしまうのだが、やはりこの50年代シリーズはその後のカラヤンBPO(あるいはVPO)の再録にはない魅力が横溢している。壮年期のエネルギーと集中力は半端ないものがある。ただ、シベリウス、ブリテン、バルトークとヨーロッパでも地中海とは縁のない国々の基本的には暗いシリアスな音楽が終ると、いきなりロッシーニに移行し、以後はラテン系の通俗商品が並ぶという、ボックスとしてはまとまりのない企画だ(タイトルも変だし)。こういうのでなければわざわざこの後半のような商品を聞くことはないので、後年の演奏と比べてどうこうとはいえないのだが、こうした傾向に関わらないカラヤンとフィルハーモニアの適応力の目覚ましさは凄いものだ。オケの柔軟性と技術力は瞠目すべきものがある。シベリウスは最初の二曲がステレオ(5番はモノのも収録)で、いずれも名演。作曲者を唸らせただけのことはある。二番はカラヤンにしては珍しいくらい熱っぽい演奏だが、手持ちの既成CDがやや寸詰りの音だったので、幾分未成熟かもと思っていたが、今度のは改善されて素晴らしい演奏だったことが十分に分る。BPOとの晩年の再録より遥かに良い。他の曲は60年代のDG盤の方が音が良いけれども、演奏としては引けを取らない。バルトーク(弦チェレはBPOステレオ再録もあり)もDG盤より遥かに上の凝集力(オケコンのEMI再録は未聴)。他でびっくりしたのは「幻想」。もの凄い集中力と細部の巧さ(一楽章のホルンのソロとか断頭台での恋人の主題の再帰とか)。BPOやパリ管との再録は手許にないが、こんなに凄い演奏だったという記憶はない。ミュンシュとかベイヌムに匹敵する。BPOとの『新世界』は、やや甘い音質もあるのか、ロシア・アルバムのチャイコの4番ほどの衝撃力はない。他はいずれも巧いものだが、強いていえば、野卑なユーモアみたいなものはカラヤンには欠けている。でも欠点と言うべきかどうか。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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今回のシリーズではこのセットが面白いと思...

投稿日:2014/10/07 (火)

今回のシリーズではこのセットが面白いと思いました。もちろんこれまでにすべて手元にある音源ですが、後年の名曲集には含まれていない曲目もありますし、このころの水上の音楽とか1957年の新世界とか、かつてセラフィムから出ていたものは再発される可能性が少ないと思いましたので念のために購入したという意味合いもあります。演奏自体は表舞台にさっそうと登場したそのままの演奏で、晩年のウィーンフィルとの演奏とは随分へだたりがあります。私は小学生の頃ずっとこの新世界を聴いておりましたのでいまでも第2楽章を聴くと無邪気で楽しかった幼少時代を思い出し、作曲家とはまた違った意味で落涙してしまいます。

fuka さん | 東京都 | 不明

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