Jazz Japan (ジャズジャパン)vol.74 2016年 11月号

■表紙・巻頭
ノラ・ジョーンズ
ジャズに戻ってきた歌姫

ブルーノート75周年記念イヴェントでウェイン・ショーター、マッコイ・タイナー、ロバート・グラスパーといった世代を超えたスターたちと共演したことがきっかけで、あの歌姫が4年半ぶりにジャズに戻ってきた。本誌では7月初旬に行われたパリでのショーケースで日本初インタビューに成功。

■2016年のネオ・ハードバップ
TRI4TH　10年目の確信　

結成10周年を迎え、ますます盛り上がりを見せているジャズ・クインテットTRI4TH（トライフォース）がPlaywright移籍第２弾を発表。次世代ジャズ・シーンがかつてない盛り上がりを見せる中、フロアだけでなく全ジャズ・ファンを熱狂させるバンドへと進化を遂げていく彼らが語った10年目の思い。

■追悼 ボビー・ハッチャーソン

1960年代新主流派ムーヴメントの真っ只中に登場したボビー・ハッチャーソンは、ジャズ界に偉大な足跡を残し、多くのファンに愛され続けている。そんな偉大なるレジェンドが8月15日逝去した。本誌ではこの追悼記事を組むにあたりジャズ・ヴァイブ奏者の赤松敏弘に原稿をお願いし、日本のボビー・ハッチャーソンこと藤井寛を訪ね偉大なるレジェンドについて語ってもらった。

■スガダイロー×夢枕獏

ジャズとベストセラー小説のコラボが生んだ奇想天外な音絵巻！

「陰陽師」シリーズを始め数々のベスト・セラー作品を生み出してきた文学界の巨匠夢枕獏と、ジャズの枠組みを軽々と飛び越えた活動を行うピアノの鬼才スガダイローのコラボレーションによるCD＋BOOK『蟬丸-陰陽師の音-』がリリースされる。この想像を絶する成果を生んだコラボの裏側を一部始終インタビュー。

■サマー・ジャズ・フェス・レポート

インペリアルジャズ、UMK SEAGAIA Jam Night、軽井沢ジャズ・フェスティバル、南郷サマージャズフェスティバル、サマージャズ、モントレージャズフェスティバルイン能登、横浜旭ジャズまつり、UENO JAZZ INN

■インタビュー：黒田卓也、ロバート・グラスパー、ユッコ・ミラー、青木カレン、金澤英明、バーブラ・リカetc