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1Q84 (1)

Haruki Murakami

User Review :4.5
(7)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103534228
ISBN 10 : 4103534222
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2009
Japan

Product Description

「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。

ここは見世物の世界
何から何までつくりもの
でも私を信じてくれたなら
すべてが本物になる

BOOK1<4月ー6月>
【目次】
第1章  (青豆)見かけにだまされないように
第2章  (天吾)ちょっとした別のアイディア
第3章  (青豆)変更されたいくつかの事実
第4章  ( 天吾)あなたがそれを望むのであれば
第5章  (青豆)専門的な技能と訓練が必要とされる職業
第6章  (天吾)我々はかなり遠くまで行くのだろうか?
第7章  (青豆)蝶を起こさないようにとても静かに
第8章  (天吾)知らないところに行って知らない誰かに会う
第9章  (青豆)風景が変わり、ルールが変わった
第10章 (天吾)本物の血が流れる実物の革命
第11章 (青豆)肉体こそが人間にとっての神殿である
第12章 (天吾)あなたの王国が私たちにもたらされますように
第13章 (青豆)生まれながらの被害者
第14章 (天吾)ほとんどの読者がこれまで目にしたことのないもの
第15章 (青豆)気球に錠をつけるみたいにしっかりと
第16章 (天吾)気に入ってもらえてとても嬉しい
第17章 (青豆)私たちが幸福になろうが不幸になろうが
第18章 (天吾)もうビッグ・ブラザーの出てくる幕はない
第19章 (青豆)秘密を分かち合う女たち
第20章 (天吾)気の毒なギリヤーク人
第21章 (青豆)どれほど遠いところに行こうと試みても
第22章 (天吾)時間がいびつなかたちをとって進み得ること
第23章 (青豆)これは何かの始まりに過ぎない
第24章 (天吾)ここではない世界であることの意味はどこにあるのだろう

Content Description

「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。書き下ろし長編小説。

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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Comprehensive Evaluation

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入院中で暇を持て余し、一気に読んだのを覚...

投稿日:2019/02/20 (水)

入院中で暇を持て余し、一気に読んだのを覚えています。いろんな人や出来事に助けられたけど、この本も寛解に一躍買ってくれたのかもしれません。

ラブマーシー さん | 東京都 | 不明

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もう読んだのは何年も前のことですが、とて...

投稿日:2019/02/18 (月)

もう読んだのは何年も前のことですが、とてもワクワクしながら読んでいた記憶があります。また読んでみようと思います。

ぶぶぶ さん | 千葉県 | 不明

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『ねじまき鳥・・・』ほど重暗くはなく 『・・・...

投稿日:2009/11/25 (水)

『ねじまき鳥・・・』ほど重暗くはなく 『・・・カフカ』ほど難解でもなく さらっとスタイリッシュな印象でした。 ジュリアを思わせる青豆とウィンストンにあたる天吾が登場しますが、ジョージ・オーウェルの1984年とはまったく別物のストーリーです。当然ですが。 BOOK3楽しみです。

ましゅ さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    自分では特に勘の鈍い方だとは思わないが、青豆と天吾の接点には289頁まで気がつかなかった。作者が種明かしをしてみせるのが302頁だから、もうほとんどギリギリ。長編構想のこの物語は、BOOK1ではまだまだサスペンスだらけだ。青豆と天吾の邂逅は?ふかえりは?リトルピープルとは?また、テロリズムを容認しているかのような青豆の設定は?そもそも青豆のいる1Q84の世界は、天吾の書く物語の中の世界なのか?

  • HIRO1970

    ⭐️⭐️⭐️村上さんの積読を暫く振りに解除しました。今年初。まだまだ序盤戦なのでこれからどうなるか分かりませんが、ますます複雑な筋書きになっているのは間違いないようです。確信を持って言えるのは若い頃のお話より全般的に確実にエロ度が上がっていることです。この方面では相当腕を上げておられるのは間違いありません。(あくまで文筆活動上でですよ。)女性にはちょっとくどい表現なのかも知れませんが、中年オヤジにはしっくりくる違和感無い表現で、もう少しハードルを上げてもらっても良いような気さえします。続きが楽しみです

  • エンブレムT

    濃密な不穏な気配。普通ではない状況。殺人まで起きている。なのに「いつ、それは始まるんだろう、起こるんだろう」と、『何か』を更に待ってページをめくっている自分がいました。カテゴリ分けするならば、パラレルワールドを舞台としたSF。もしかしたらラブストーリー。あるいはホラーファンタジー。青豆が紛れこんだ1Q84年の日本と、天吾の生きる1984年の日本。554ものページを使って2人の生きる微妙に違った世界が交互に描かれているのだけれど、物語はまだどの方向へ向かっていくのか全くわかりません。続きが気になります。

  • 紅はこべ

    この本の情報はなるべく入れず、比較的白紙に近い状態で読んだのだが、作中のタカシマ塾や証人会が明らかに実在の団体をモデルにしていると思えるので、発表当時よく問題にならなかったなと思った。過去の村上作品と一線を画しているのは、男主人公の天吾が女の子相手に全く冗談を言わないところ。意図してなんだろうだけど、この作品世界からは、村上作品を特徴付けていたユーモアがない。天吾の書いている小説に具体的イメージが湧かないのが残念。

  • takaC

    BOOK3に備えて速読中。青豆と天吾の接点が見えてくるまではダラダラと読んでたが、つながりが仄めかされてからはページをめくる手が速くなった。リトルピープルってさぁ(ry

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