元スウェーデンの超新星バンドも、現在ではスウェーデンを代表する中堅バンドになりました。 現地のタレントオーディション番組がきっかけで3rdからボーカルとしてバンドに合流したエリックの声は、ミドル〜アップテンポのハードロックナンバーにぴったり。中でもH.E.A.T史上1、2位を争うアップテンポナンバーのDangerous Groundの完成度は素晴らしい！

「期待の超大型新人」ということで、１ｓｔ期待していたところ、肩すかしを食らった前作品だった。確かに新人としてのクオリティーは高いが、楽曲の出来が今一つだった。 ただ、今回はアメリカンハードポップ的要素がふんだんに取り入れられ、北欧特有の湿り気も取り入れ、楽曲もバラエティーに富んでいる。前作も優雅なギタープレイが随所に満載していたが、今回は少しエッジが効いている感じで良い。 また、このアルバムからボーカルがチェンジされ、それがまたクオリティーを上げる要素になっている。（ex RED DAWNのボーカルかと思ったヨ） ８０年代後半から９０年代前半のメロディアスを体験したい人はおすすめ！